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いじめや不登校等、生徒指導上の課題解決に向けた取組みの推進
現状
いじめ
●認知件数…18年度をピークに減少していたが、
平成24年度4~7月に増加
暴力行為
●発生件数…増加傾向に歯止め
全国平均との比較では依然高止まり
不登校
●小学校…ほぼ横ばい
●中学校…減少傾向から横ばい
*新たな課題(ネット上のいじめ、虐待等)
インターネット等の急速な広がりや、家庭背景の多様
化等から生徒指導の課題が複雑化しており、専門家や関
係機関の支援や助言を必要とするケースの増加
課題
●生徒指導上の課題の複雑多様化
●市町村によっていじめの認知件数に大きな格差
●生徒指導を中心的に進めてきた教員の退職等による、
ミドルリーダーの不足により、各校で生徒指導のノ
いじめ対策緊急総合推進事業
事業費 56,878千円(一般財源 11,500千円)
いじめの認知件数が全国的に急増している。府内ではH24年度4~7月の認知件数
は、昨年度に比べ、増加している。
いじめの解決に向けた取組強化は喫緊の課題である。
【いじめ解決のための指導支援】
●いじめの的確な把握と複雑多様な課題への対応のために
・いじめ対策支援事業(7,500千円)
いじめ対策支援アドバイザーの市町村教育委員会・学校への派遣
実態把握アンケートの実施から分析・対応を専門家のアドバイスで実施
弁護士(スクールロイヤー)による法的視点から、管理職等の相談活動、研修
・被害者救済システム運用事業(4,000千円)
民間相談機関と教育委員会が連携した対応の充実
●生徒指導体制の確立と対応力の強化のために
・こども支援コーディネーターの拡充(中学校)<国の追加加配活用>
中学校における指導体制の強化
●児童・生徒に自ら立ち向かう力を育てるために(45,378千円)
・豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業
道徳教育・自主活動の推進<国事業活用>
ウハウが、経験の浅い教員に継承されていない現状
●いじめの防止・早期解決に向け「いじめ防止プログ
ラム」等の効果的な活用を全教職員に徹底する必要
継続する
取組み
スクールカウンセラー配置
【児童生徒の相談対応】
スクールソーシャルワーカー派遣
【福祉関連等との連携による子ども支援】(拡充)
24時間電話相談
対策
●定期的な実態把握と迅速な対応のシステム化
●生徒指導の核となる教員の育成による生徒指導体制の
充実と対応力の強化
●複雑多様化する事案への、専門家や関係機関等と連携
した多面的な指導と支援
●児童・生徒のいじめに立ち向かう力の育成
生徒会サミット
児童
生徒
【生徒会活動】
教員
いじめ対応プログラム研修
【すべての教員の対応力向上】
非行防止教室
警察との連携強化
【警察によるいじめ防止の指導】
【犯罪、ネットいじめ対応】