磐田警察署協議会議事録 ○ ○ ○ 日 時 会 場 出席者 平成 27 年4月 24 日(金) 磐田警察署講堂 委 員(12 人全員出席) 会長 委員 村松昌和 田村美利 安井茂利 寺田克己 警察署 署 長 会計課長 刑事課長 午後1時 30 分から午後3時 00 分 副会長 永岡 繁 鈴木正美 藤原英次 市川和幸 村松紀代美 落合みさ子 小泉美和子 伊藤貴子 副署長 警務課長 留置管理課長 生活安全課長 地域課長 交通課長 警備課長 1 前期業務推進結果(12 月~3月) (1) 報告概要 年度末における犯罪の抑止と交通事故防止 ○ 年末年始における雑踏事故防止と検挙活動の強化 ○ 高齢者を守る交通安全活動の推進 (2) 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察) ○ 金融機関との協力体制により振り込め詐欺の未然防止が図られているよう であるが、「アポ電」は相当数あるのか。 ※ 相当数ある。警察で把握出来ていないものもあると思われるが、通報があれ ば各種媒体を活用した被害防止啓発広報を行っている。 ○ 新聞などでは特定の高校卒業生宅への「アポ電」が入っていると聞くが、そ のようなことはあるか。 ※ 高校卒業生宅へ実際に「アポ電」が架かっている。同窓会名簿が悪用されて いる可能性が高いため、被害防止広報を行い、未然防止に努めている。 ○ 振り込め詐欺には中学生や高校生も関係しているのか。 ※ 2 埼玉県では女子中学生がいわゆる「受け子」で検挙されている。本県では平 成 26 年中、高校生を成人との共犯事件として3件3人検挙しており、3人の うち2人が「受け子」であった。少年らは小遣い稼ぎのため安易に不良グルー プを通じて犯行に加担していることから、「非行防止教室」などを通じて犯行 に加担しないよう呼び掛けている。 次期業務運営重点について (1) 諮問事項 次期業務運営重点(4月~7月) ○ 地域住民に安心感を与える警察活動の推進 人の流れの多い春から開放的になる夏に向けて発生が予想される各 種犯罪や交通事故を抑止して体感治安の向上を図る必要があることか ら、次の対策について諮問する。 1 児童・高齢者の交通事故防止対策 2 身近な犯罪の抑止と検挙活動 (2) 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察) ○ 前回の警察署協議会でも視察したが、署員による高齢者事故防止寸劇は効 果的と感じた。これからも続けていただきたい。 ※ 静岡県の交通安全教育は高い評価を得ているので、今後も時代に合った新 しい取り組みをしていきたい。 ○ 田舎に住む高齢者には、田舎なりの事故原因がある。それぞれの環境に合 った交通安全教育を取り入れていただきたい。 ※ 地域の実情を踏まえたものを取り入れるよう検討する。 ○ 身近な犯罪として空き巣事件が多いと聞くがその対策は。 ※ 当署管内で連続発生している事件は張り込み捜査などに署員を動員して対 応しており、散発的なものは防犯広報を徹底するなどして犯罪抑止に努めて いる。 (3) 答申 ア 次期業務運営重点 地域住民に安心感を与える警察活動の推進 ・ 児童・高齢者の交通事故防止対策 ・ 身近な犯罪の抑止と検挙活動 を推進されたい。 3 その他意見・要望(○~委員、※~警察) ○ ※ 少年犯罪は変化しているのか。 子どもたちの本質は昔と何ら変わっていないと感じている。少年非行そのもの は減っているが、非行の低年齢化、再犯率の上昇、共犯率も高くなっており、警 察では非行グループの早期解体を図るべく、非行集団対策を推進している。 ○ 高校生の自転車運転マナーが悪いので対策をお願いしたい。 ※ 高校生の登下校時間における「自転車指導カード」等を活用した指導を徹底す る。 ○ 小学校付近での交通安全教室で交通安全指導員が熱心に指導しており、重ねて 指導 してもらうことの大切さを知った。また、地域ボランティアが朝のあいさつ運動 や下校時の見守り活動などの交通安全・防犯活動を行っている際に、巡回中のパ トカーから、「ごくろうさま」と声を掛けてもらい、ボランティアの皆さんが元 気付けられたと言っていた。 ※ 今後も地域の安全安心のため積極的な街頭活動に努めていく。 4 「磐田警察署速度取締り指針」の説明 (1) 交通課長説明 ア イ ウ 磐田警察署の速度取締りの重点 管内の交通事故発生状況 事故起因者直前速度 50km/h以上の死亡又は重傷交通事故発生状況につ いて エ その他取締りの要点等について (2) 協議会委員からの意見 交通事故防止対策上の必要性を感じ、指針についても理解できた。
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