日本経済論Ⅱ

③DVD質問
• 1 総合商社の伝統的役割?
• 2 総合商社の新しい役割?
• 課題(A41枚、11月20日提出17時迄厳守)
「経済学・経営学が現実の理解に役立つ例」
井上研究室のドアの封筒に入れる
日本経済論Ⅱ③
•
•
•
•
•
•
•
「経済学の世界へ」第2章pp.28-39
マーカンティリズムmercantilism
流通から冨が生まれる→流通の重視
現代の商社、総合商社の経済学
1960-1970年代の日本の高度成長
生産と同時に貿易の重要性
商社はまさに流通の主役
商社機能
•
•
•
•
•
•
•
伝統的機能
流通の媒介 したがって輸出、輸入
「ラーメンからミサイルまで」
原料、一次産品、天然資源の不足する日本
いかにして原材料を確保するか
いかにして製品の販路を確保するか
一時的な融資、金融機能
現在の新しい機能
•
•
•
•
•
•
もはや流通、商業の世界にとどまらない
融資活動→ベンチャービジネス
優良企業の発掘
ニュービジネスの発掘
現在の原油価格の高騰、自然資源高騰
いかにして「資源安保」「食糧安保」を実現?
商社と日本経済
•
•
•
•
•
•
•
高度成長(1950-1970)と商社
商社と企業集団
6大企業集団
三井、三菱、住友、三和、富士、第一勧業
それぞれの企業グループ内に「ワンセット」→
金融から、流通、製造業までカバー
大企業システム
商社の隆盛から衰退へ
•
•
•
•
•
•
商社機能の全盛期ー高度成長
石油ショック(1970年代)-物不足
商社の活動が弱まる
「商社不要論」の高まり
その背景にあるIT技術革命
流通システムの破壊
流通の変化
•
•
•
•
•
•
伝統的流通回路
生産者・一次問屋・二次問屋・小売・消費者
この流通回路を国の内外で支配ー商社
IT革命ー流通回路の短縮化ー流通革命
資源、製品の世界調達がネットで実現
伝統的な商社機能の衰退
今週の一言
• 経済学は時間の積み重ね
• 経済学に歴史は要らないか?
• 歴史の教訓は、自然科学の実験に等しい