日本経済論Ⅱ

② VTR質問
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享保の改革のキーワード
宗春は「バカ殿」か、「名君」か
宗春以前の名古屋の気質
藩主宗春の決済方法
宗春の積極財政の結末
日本経済論Ⅱ②
• 『経済学の世界へ』第1章
• 資本主義とヨーロッパー1800年代に確立
• 経済学の歴史とオーバーラップ
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アダム・スミスの登場(p.6)
利己的な人間ーホモ・エコノミクスの合理性
カール・マルクスの人間像(p.7)
「社会関係の全体」-スーパー・マクロ的
エコノミー
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オイコノミアー家の秩序と家長(p.16)
家から都市へ、さらに国家へと発展、拡大
現在の経済学はeconomics、だが、
19世紀まで、political economy が経済学
つまり、政治経済学であった(p.20)
社会科学の専門化、細分化の結果である
全体性の回復ー現在の経済学の課題
市場・貨幣・資本
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貨幣ー貨幣なしには社会が存在しない
貨幣・言語・法律ー近代社会のベース
資本(p.23)とは何か
賃金をもらって働くー賃労働者の存在
エンクロージャー(16-18世紀イギリスp.25)
土地から農民を追い出す→賃労働者の発生
近代資本主義ー大量の賃労働者の存在
徳川宗春とルイ14世
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宗春(1696-1764)
宗春1730-1739 尾張藩藩主として藩政
政策『温知政要』ー倹約・規制の短所
支出、公共支出の奨励、個人消費の奨励
ケインズ以前のケインズ主義的政策ー意義
「名古屋の繁栄に京(興)がさめた」
当時の中央政府・吉宗の反感・批判→失脚
ルイ14世(1638-1715)
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ブルボン朝最盛期
「朕は国家なり」「太陽王」と呼ばれる
中央集権国家、重商主義政策(商業の重視)
商業、流通から国の富が生まれる
堺、ヴェニスの繁栄を継続する
重商主義とは、mercantilismの翻訳
ヴェルサイユ宮殿建設、フランスの繁栄
比較
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ケインズ以前のケインズ主義(宗春)
公共支出、個人消費の重要性
宮廷支出(ルイ14世)→奢侈の経済効果
トリクルダウン効果ー金持ち(宮廷)の支出
末端にまで浸透して乗数効果を発揮する
フランスの数々の職人的、伝統的技芸奨励
ステンドグラス、タピスリー、シャンデリア、
今週の一言
• 歴史は99%まですでに決められている
• 残りの1%は個人、そして集団の力で変わる
• 人間の一生もまた同じ