日本経済論Ⅱ2012

第4講
•
•
•
•
クローズアップ現代2011.9.超円高
Q1 第1次ー第3次円高の時期?
Q2 企業の海外進出の目的?
Q3 生き残る中小企業のモデル?
• 123011から123027まで、中央前部に
着席
•
•
•
•
•
超円高の経済学
現在の円高の背景?
円の購買力が買われているだけではない
アメリカのドル安誘導政策も背景にある
USAドル安→アメリカ国内輸出増→景気回復
→失業率低下をねらう
・にもかかわらず国内景気は回復していない
• 円高の進行→日本の輸出産業にとり打撃
• 円高によってさらなる合理化が系列企業に
要請される 従来のパターンの繰り返し
・合理化の限界→海外進出→国内は・・・?
・DVDの例→海外進出と国内生産の両立
•
•
•
•
•
「円高は日本経済にとりつねにマイナスか?」
プラスの効果 円の購買力の上昇
輸入の促進 輸入価格が減少する
海外での購買・投資の促進
海外旅行だけでなく、外国の企業、不動産、
資本が値下がりする 海外ネットのチャンス
• 世界的なネットワークを形成できるか
• 第2次世界大戦後の出発点
• 1ドル=360円 1972年まで持続
• 固定レートでスタートした 1945年から1972
年の間に、円の実力は経済力の回復とともに
上昇したが、固定レートは不変だった。
・その結果、日本経済は円の過小評価による
利益を受けることができた
• 日本の貿易黒字の累積→赤字国から批判
• 円高への海外からの要求高まる
• 現在の中国の元に対する欧米、とくにUSA
の要求と似ている
・「チャイナメリカ」とは?
・「チャイナ+アメリカ」の合成語
・中国・工業製品輸出 USA・国債の販売
• 21世紀中ごろには「チャイナメリカ」が世界の
覇権を掌握するであろう 日本の位置は?
・両大国にはさまれた日本→外交力の重要性
・経済だけではすまない時代の到来ー外交
・経済人の養成か、外交官の養成か、
・人の養成は時間がかかる
・人的資源の効率的、効果的な配分
今日のことば
• グローバル化した経済では、グローバルな動
きがミクロに大きな影響を与える
第5講
•
•
•
•
•
•
•
DVD質問 2006年
Q1 村田製作所の技術とは?
Q2 電子部品の利用、活用?
Q3 伝統工芸との関連?
Q4 ヒット商品は?
Q5 セラミックスとは?
123028から123043まで中央前部に着席
• 職人の名人芸から科学的な製造へ
• 「特許の申請をやらない」 モノ作りのノウハ
ウの申請をやらない 製品の申請はおこなう
• 技術はブラックボックス
• 自転車ロボットの機能 倒れないバランス
• センサーの役割 傾きを計測し、バランス
• デジカメの手ぶれ補正も同じ原理
•
•
•
•
•
•
•
10年に及ぶ試行錯誤 20分の1まで軽量化
開発に必要な時間、長期的時間
5年先、10年先を読む経営、技術開発
どうやって先を読む?
部品・製品・営業、それぞれが先を読む
自前の技術を十分知る 他社にない技術
技術のたな卸し
•
•
•
•
•
•
•
技術のすり合わせ
最終製品の開発よりも部品開発の徹底
M&Aのターゲットになる? 株価高める
時価総価値を高める など防衛策をとる
トピックス 2006年
日銀総裁が村上ファンドに投資
その結果大きな運用益が発生
今日のことば
•
•
モノ作りには時間がかかる
時代を読む努力