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情報システム概論
-情報システムの学び方-
小林 隆
専修大学ネットワーク情報学部
E-mail: [email protected]
http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~thn0674/index.html
三つの波
第一の波
農業社会
第二の波
工業社会
第三の波
情報化社会
10000年前~
トルコ
300年前~
イギリス
50年前~
アメリカ
富
の
大
き
さ
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どんな人材が必要か
お父さんの3つの脅威
1. 豊かさ:携帯、パソコン、液晶TV、GAP、ユニクロ
2. アジア:コールセンター、会計事務所
3. オートメーション:銀行融資、クレジット入会
他人やコンピュータに真似されるような仕事をさける
未経験の新しい問題に取り組む力:「問題解決力」
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3
問題解決力とは
工業の時代
情報の時代
[昔]
[これから]
モノ不足の時代
モノ余りの時代
品質のよい製品を安価で提供
論理や数字に強い実務家が活躍
顧客が感動する製品を提供
感性やイメージに強い芸術家が活躍
[左脳思考]
[右脳思考]
機能
議論
個別
論理
まじめ
モノ
デザイン
物語
全体の調和
共感
遊び心
生きがい
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4
情報システムとは
情報
+
生きるための知恵
システム
多くの要素の統合
=
万人の知恵を結集する仕組み
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5
情報とは
生命にとって価値のあるもの。
1.

生命誕生のとき(40億年前)生まれた。
こうすればうまくいくパターン。
2.

餌をとる、身を守る、仲良くする、、、
質量をもたない。
3.

時空を超えて流通する。
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6
システムとは
1.
2.
多くの要素の統合である。
要素は互いに関係を持つ。
システム
要素
関係
関係
要素
関係
要素
要素
関係
関係
関係
関係
要素
関係
関係
関係
要素
要素
要素
関係
関係
要素
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7
この講義の狙い
1.
2.
3.
4.
情報システムの意義と歴史を理解する。
情報システムの企画、設計、実装のため
の基礎技術を学ぶ。
デザイン、情報戦略、プロジェクト管理、
知的財産と情報倫理について学ぶ。
自分は何を専門とするかを考える。
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8
講義内容
1. 情報システムの学び方
7. 情報システムの開発
2. 情報の歴史
(システムを実装する)
8. ケーススタディ
9. デザイン
10. 情報戦略
11. プロジェクト管理
12. 知的財産と情報倫理
13. 期末試験
3. システム思考
4. 情報システムとは
(コンピュータと情報)
5. 情報システムの開発
(要求を明らかにする)
6. 情報システムの開発
(システムを設計する)
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9
成績評価

授業中の課題の評価:20%

習得した技術の評価:80%
テキストがないので、講義をきかない
と成績はとれません。
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参考文献




松岡正剛:17歳のための世界と日本の見方, 春
秋社(2006)
寺野寿郎:システム工学入門, 共立出版(1985)
ダニエル・ピンク:ハイコンセプト, 三笠書房
(2006)
小林隆:ビジネスプロセスのモデリングと設計, コ
ロナ社(2005)
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4月17日の課題
テーマ:「情報システム」
提出:所定のレポート用紙を使用し、5月8日
(木)24:00までにRENANDIで提出。
問題




情報システムの例を一つ選び、次の問いに答えよ。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
名称
オーナー(所有者)
ユーザー(利用者)
目的
何を提供するのか(出力)
必要とする情報は何か(入力)
内部でどのような処理を行っているのか
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