GDPに関連した概念

GDPに関連した概念
三面等価の原則
誰がどれだけ生産したか
総生産
総支出
誰がどれだけを支出したか
総所得
誰がいくらの所得を得たか
経済主体と総支出の4項目
経済主体
家計
消費
経済主体の支出
企業
投資
政府
政府
購入
外国
輸出
輸入
総支出としてのGDP
GDP = 消費 + 投資 + 政府購入 + 純輸出
純輸出 = 輸出額 - 輸入額
消費
消費:家計による財・サービスの購入(住宅を除く)
1. 非耐久財消費
食料品,電気・ガス・水道など
2. 半耐久財消費
衣料品など
3. 耐久財消費
自動車,家電製品,家具など
4. サービス消費
医療,交通,通信,教育,娯楽,外食,金融サービスなど
投資
投資:現在だけではなく将来も引き続き使用するた
めに手に入れる財の購入.
1. 設備投資:企業による生産設備の購入
機会や工場の建物,オフィスビルなど
2. 住宅投資:家計による住宅の購入
3. 在庫投資:企業が持っている在庫ストックの増
減
政府購入
政府購入:政府(中央政府だけではなく,地方
自治体も含む)による財やサービスの購入.
1. 政府消費:政府による消費的支出
国民・住民に提供する各種サービス
2. 公的投資:政府による投資的支出
ダム,橋,高速道路など
日本の公的投資
純輸出
純輸出 = 輸出額 - 輸入額
輸出:100億円
外国
輸入:50億円
純輸出:50億円
日本の対外貿易収支
日本のGDPの内訳
資本ストックと貯蓄
• 資本ストック
– ある時点においてある国の中に存在する資本財
の総量.
– 企業の生産設備や家計の住宅.
• 貯蓄
– 総所得から消費と政府消費を差し引いたもの.
– 民間貯蓄:家計貯蓄,企業貯蓄
– 政府貯蓄
物価水準
• 物価水準:ある経済の中で取引されている
財・サービスの平均的な価格.
• 名目価格
GDPデフレーター
名目GDP
GDPデフレーター =
× 100
実質GDP
その他の物価水準尺度
• 消費者物価指数
日本の平均的な家計が購入する財・サービスの平
均的な価格.
• 企業物価指数
企業間で取引される財の平均価格.
消費者物価指数の推移
労働に関する概念
就業者
労働力人口
6257万人
6590万人
失業者
15歳以上人口
334万人
1億1049万人
非労働力人口
4452万人
失業率
失業者数
失業率 =
× 100%
失業者数+就業者数