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1. 大肛病院
未開分野の集中攻略, 新治療法開発に差別化の力点
「研究する病院」 として患者の心までを完治
大腸肛門疾患において国内だけではなく,世界最高水準の医術
に必要な各種最先端装備と 35個病室の75Bedを取り揃えた痔疾
(痔核,痔瘻、痔)クリニック, 女性痔疾クリニック, 脱腸クリニック, 腹
腔鏡オペセンター, 24時間虫垂炎クリニックなどを運営している大
腸肛門疾患専門病院である。
1990年ソウル大出身3人で瑞草区盤浦洞に我が国で疎い分野と
同時に未開拓分野だった大腸肛門専門「ソウル外科クリニック」を
開院し、以来約 10余年診療を実施。
1999年 7月現在場所の瑞草区方背洞に 1,300坪、地下 2階, 地
上 9階規模の新しい建屋を用意し、診療に入った。
大肛病院は済洲島に開院した済州大肛外科とともに、開院以来
2001年末までに、約 13万 5千名余の患者を診療した。 なかでも約
5万名余は手術を、そして 3万 4千余人は大腸内視鏡検査をして
いる。
現在は、毎年の初診診療は 2万名余で, 大腸及び胃内視鏡検査
は約 8千余件, 大腸肛門手術も約 9千余件に達している。 とくに、
大肛病院は大腸内視鏡検査を国内で最も活発に施行している病
院で、この実績は世界的でも稀な記録である。
このような背景には、開院時から現在まで、診療科目拡張より一
分野だけに集中的投資を実施した結果であり, 患者に信頼を得た
ことが成長の原動力であった。 済州地域分院をはじめ、地域住民
に、近くで最高の診療サービスを提供するために分院は継続して
推進する計画である。
研究する病院
大肛病院の最大の強みは何よりも研究する病院という点である。
大腸肛門分野だけは国内最高になるという信念により、専門的な治
療にあたる15名の医療陣は深い連携と信頼関係を維持している。
医師は各々一、二の分野に専門化して国内のどの病院よりも活
発な臨床研究活動を行い、交代制で2年間の外国有名病院での長
期研修を受け、先進国の先進技術の習得を通じて最高水準の医療
サービスを提供している。
このような努力の結果、権威ある国際学術誌に研究論文が掲載さ
れた。とくに98年と99年に連続して、米国大腸肛門学会に論文が発
表され、大肛病院の医療水準を世界に知らせる契機となった。米国
大腸肛門学会に論文が発表されたことは、韓国だけでなく、アジア
での初の記録である。
大肛病院の差別化戦略
大肛病院の差別化戦略は、新しい治療法にある。 大肛病院は従
来は解決できなかった分野で、世界最初の新治療法を開発し、国
際学界世界有数病院等と肩を並べる唯一の病院である。 痔疾, 脱
膓手術の完璧な手術も他の病院とは次元がことなる。
病院訪問以前の疾患の情報提供、相談専門看護師配置及び手
術過程に対する説明、退院時、手術前後の写真説明、退院後、自
宅で注意すべき事項まで、注意深く優しく提供し、一定期間ごとに
電話相談専門看護師が電話によって退院後の経過を聞き、より詳
細な治癒法を提供するという、独自のサービスを行っている。
文化に囲まれた病院
大肛病院は、患者のケアの際、医療技術だけでなく、患者の
心を楽にすることを最高と考えている。文化に囲まれた病院を
作りのため、140余席の規模の多目的ホールを備え、音楽を聞
いて休息し、インターネットが可能な空間を設けたチェリーカ
フェーなど、多彩な文化空間を用意している。
また、国内唯一の民間プロ合唱団としての、モテト合唱団が、
一緒に入居し、生活しながら病院内患者たちのためのランチ・ミ
ニコンサートや、家族及び地域住民を対象とした演奏活動など
の多様な文化活動を拡大している。