4 年間韓国語を勉強していましたが、話す機会はほとんどなくてスピーキングには全く自 信がありませんでした。なので、しっかり意思疎通ができるのかなど不安な面もたくさん ありました。ですが、自分でも思っていた以上に聞き取れて、なんて言ってるのか理解で き言いたいこともスラスラ話せ、通訳することもできました。それがなによりもうれしか ったです。 一つ悔しいのは、普段独学で韓国語を勉強していたけど、いざ会話の時には全然喋ること が出来なかったことです。聞き取りもできなくて、アワアワしました。なので、日本語が 喋れる子ばかりとしか仲良くなれなかったので残念でした。 少しの韓国語の単語を知っていたとしても伝えたいことを伝えるのは難しく、英語を使お うとしても発音の違いからか理解してもらうのが難しかったです。 お互いの国の文化をよく理解して、一方の国では当たり前でも、他方の国では失礼にあた ることもたくさんあるので、そこに気を付ける事が大切だと思います。 私は絶対来年には韓国語を話せるようになって今回あんまり話せなかった分を取り返そう と新しい目標を持つことができました。 同時に、今回出会えたのも何かの縁だと思うのでこれからも大切に付き合っていけたらい いなと思いました。また来年みんなと会えるのを楽しみに学校生活も頑張ろうと思ってい ます。 この 4 日間は、私にとって仁川の子に伝えたいことを自分の口からうまく伝えられない事 のもどかしさを感じる 4 日間でした。普通に日本で暮らしているだけでは分からない感覚 でした。 空高く打ち上げられた花火を見ていたら、急にどこからでも見られるのではないかと、 韓国からでも見られたらいいのにと思いました。花火を見たらみんなが日本を思い出して くれたら、いつまでも日本と韓国が仲良くできるのでは・・・ この1年、テレビや新聞で韓国のどんな情報に接しても、ぶれることなく自分で見て感 じた韓国を信じていました。そして今年の交流を通して、僕の中での韓国は、やはり隣国、 地理的にも気持ち的にもとても近い国になっています。 お互い国の政治上の関係からか、やはり元々日本に対していい印象を持っている人は少な かったです。自分もやはりニュース等の話題を見聞きしているといい印象は持っていませ んでした。しかし一晩中語り合えば、それは国同士の問題であって、今目の前に座って話 しているのは一人の同じ対等な人間同士なのですから、そんな感情や偏見に振り回される のはもったいないと感じました。実際話していて忘れられないほど楽しかったのを覚えて います。 ある韓国人の男の子が「前までは日本に対していい印象は持っていなかったけど、今回の交流会 でとてもいい国だと知ったし、また日本に遊びに来たい。」と言ってくれました。それがとても嬉しく て心に響いたのを忘れられません。 お互い話していくうち自分は韓国について多くのことを知り理解していく一方、自分が日 本人でありながら自国の文化についてよく知らないことに気付かされました。そしてその ことがとても恥ずかしく思いました。韓国だけでなく、外国を知っていくためには、まず 日本のことをしっかり知っておくことが大切だと大変痛感しました。 外(外国)ばかりに目を向けても内(日本)のことを知らないのであればその違いやお互いの国の良 さなどへの理解も深まらないと思います。自分はこれからも海外の文化に触れる機会に積極的に 参加しながら、日本の素晴らしい文化を世界のたくさんの人に発信していきたいです。 これからの日韓関係を良くしていくには、むやみに悪いところだけを報道するのではなく、 もっとお互いのいいところひとつひとつに目を向けていくべきだと思う。そうしていくに はまず互いに触れ合い、互いを理解し受け入れなければならない。 K-POP が大好きで、韓国語の響きが好きで、韓国のファッションや韓国の町並みが好きと いう理由でしか韓国という国を見ていませんでした。しかし、韓国の青少年は歴史問題を 踏まえたうえで日本に興味をもってくれているということにとても感心しました。自分が 好きな国と自国の問題にもっと関心を持つべきだと思いました。 お互いの国の文化をよく理解して、一方の国では当たり前でも、他方の国では失礼にあた ることもたくさんあるので、そこに気を付ける事が大切だと思います。
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