国際社会の現状 In larger Freedom 平和構築・人権擁護・開発援助 日本から国際社会へ In Larger Freedom (さらなる自由を求めて) In Larger Freedom: Towards Development, Security and Human Rights for All Report of the Secretary-General Follow-up to the outcome of the millennium summit 21 March, 2005 さらなる自由とは何か • Freedom from want(欠乏からの自由) – Development(開発) • Freedom from fear(恐れからの自由) – Security(安全) • Freedom to live in dignity(尊厳への自由) – Human Rights(人権) MDGが目指すもの 豊かな人生 経済的豊かさ 開発援助 安全と尊厳 基本的人権 平和構築 紛争の原因としての貧困 貧困 紛争 開発の前提としての紛争解決 国連の課題 人権擁護 平和構築 開発援助 国 連 国際問題に取り組むために Mastery for 何をマスターするか Service 国際社会への奉仕 国際政策学の提唱 多様なディシプリンの統合 学際的な取り組みの必要性 国際問題への学際的な取り組み 開発経済学 (国際経済学) 政治学 総合政策 外交論 経済 民俗学 国際関係論 法学 政治 芸術・思想 歴史学 文化 哲学・倫理・宗教 異文化コミュニケーション論 社会心理学 国際政策学の視野 広義の国際関係論 地域研究 狭義の国際関係論 政策的視点 国際関係論の視野 • 国際社会でおこる現象の理解 – 政治学、国際法、外交論などの分野から発生 – これら一分野だけでは不十分 • 経済学や歴史学の必要性 • 基層文化、表層文化に対する理解の必要性 – 社会学、民俗学、心理学、思想、芸術 – 学際的共同研究の発生 • 国際問題に関する学際的研究 – 幅広い知識と深い理解 大学の変革の中で • 東京大学教養学部教養学科の設置(1951) – 2つの方向 • 旧制高校の自由な教養主義の雰囲気維持 • 新しい学問分野への取り組み – 国際関係論、文化人類学、科学史・科学哲学、人文地理 • 国際関係論の模索 – 地域研究 – 国際関係論独自の研究分野 • 地域研究の独立 – 国際関係論に残されたもの 学際的な取り組みの発展 • 共同作業から新しいディシプリンの発生へ – 総合から統合へ • 学際的研究の発展の経路 – Multi-Disciplinary Approach • 共同研究による総合化 – Inter-Disciplinary Approach • 境界領域に関する共同研究 – Trans-Disciplinary Approach • 統合化と新しいディシプリンの発生 学際的な取り組みの発展 Inter-Disciplinary Multi-Disciplinary Trans-Disciplinary 国際関係論の対象とアプローチ • 対象の幅広さ – ディシプリンの確立への遠い道のり • システム論的視点 – 全体は単なる部分の和ではないという認識 • アプローチの多様性 – マクロ的アプローチとミクロ的アプローチ – 分析的手法と構成的手法 – 実証的(Positive)と規範的(Normative) 国際関係論の変貌 • 国際社会とは何か – 国とは何か – 国際社会の発見 • 国際化からグローバル化へ – Nation State(国民国家) – Internationalization(国際化) – Globalization(グローバル化) 国際社会の新しい動き • 統合と分裂の国家 – 経済統合への動き • EU、アジア共同体 – 国家の分裂 • ネイションとエスニシティ • 国家の限界を超えて – 国家以外のアクターの重視 • 国際機構 • NPO、NGO 国際社会の中の日本 • 国際社会における日本の位置 – 貿易立国としての日本 – 経済大国からの脱落の兆し – 日本の課題としての国際化 • 国際社会における日本の回顧と展望 – 明治維新からの日本外交史 • 日本の現状を把握する 日本から国際社会へ • 日本のあるべき姿を求めて – 商人国家論 • ソフト・パワー論 – 日本文化の強みはどこにあるか • 日本の外交戦略 – 国際貢献 • ODA、人的貢献 – 人材育成 • どのような人材が求められるか 国際政策学科の人材育成 • 可能性としての教育 – 国際関係論の基礎的部分の修得 – ディシプリンの修得 • 体系的な知識 – すぐには修得できない知識の存在 – 本を読むにも知識が必要 » 文法書と辞書があれば外国語の本が読めるか • 自ら研究する力 • 即戦力としての教育 – 外国語の修得
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