持続可能な発展を足元から考える

2003年秋学期香川研究会個人研究中間発表
持続可能な発展を足元から考える
~SFCでの太陽光発電を目指して~
環境情報学部 1年
大林 孝典
[email protected]
プレゼンの流れ
1.改善点~アドバイスを踏まえて~
2.新たな視点
3.今後の計画
改善点① なぜ太陽光発電?
(1)太陽光発電の有用性
 自給エネルギー、非枯渇エネルギーで
ある。
 一切の排出物を発生しない。
 可動部分がないため騒音が発生しない。
 保守が容易で無人化が可能である。
再生可能エネルギー理論的賦存量(発電可能量)
(Twh/年)
100,000,000
18,000,000
10,000,000
1,000,000
103,000
70,000
理論的賦存量対数目盛
260,000
216,000
44,200
100,000
10,000
1,000
100
10
1
太陽エネルギー
風力エネルギー
出典:『新エネルギー海外情報』00-02号
バイオマス
海洋エネルギー
地熱エネルギー 水力エネルギー
改善点① なぜ太陽光発電?
(2)SFCへの適合性
 屋上や壁面に広大な未利用空間が存在
する。
 24時間キャンパス、1,000台以上のPC
⇒膨大な電力消費量
 キャンパスの持つメッセージ性
SFCの電力消費量の推移
14000000
12000000
8000000
6000000
4000000
2000000
年度
度
14
年
度
13
年
度
12
年
度
11
年
度
10
年
度
9年
度
8年
度
7年
度
6年
度
5年
度
4年
度
3年
成
2年
度
0
平
電力消費量(KWh)
10000000
改善点② 課題の克服
~課題の確認~
経済性
安定性
効率
コスト対策~補助制度の利用~
製造コスト低減のためには・・・

技術開発の推進

導入支援政策→需要創出→量産化
着目
その他の制度
例)東京電力「グリーン電力基金」
 自然エネルギー普及のための応援基金。
 環境保全への貢献を希望する人々と、
東電が寄付。
 GIAC(広域関東圏産業活性化センター)
が助成金として配分。
コスト対策 ~省エネルギー~
※対象を大学院に設定
1.SFCの中で研究棟、メディアセンター
に次いで3番目に電力消費量が多い。
2.南側の広大なガラス張りの壁面には
ブラインドが設置されていない。
省エネと創エネ
~熱遮蔽型パネル~
イメージ図
省エネと創エネ
~熱遮蔽型パネル~
<省エネルギー>
太陽熱や外気による
熱負荷を低減
<創エネルギー>
太陽光発電による
電力供給
コストカット
安定性の確保 ~燃料電池~
太陽光発電
水の電気分解
電力供給
燃料電池
水素+酸素
エネルギー貯蔵媒体
新たな視点 ~ISO14001~
ISO14001とは
・国際標準化機構が発行した、環境マネ
ジメントシステムの国際規格
・あらゆる種類と規模の組織に適用できる
ISO14001取得のメリット

イメージの向上

効率的な省資源、省エネ

許認可手続きなどでの優遇
まとめ
導入の弊害
補助制度、省エネ

経済性
燃料電池

安定性
ISO14001

全体的な甘さ
NEDO訪問
今後の予定
パネル容量を仮定
 コストを算出
 発電シミュレーション
を行う。
 (設置コスト)-
(省エネと創エネ効果)



ISO14001についての
調査
燃料電池についての
調査
NEDO訪問
参考資料

『太陽光発電計画マニュアル』オーム社
『水素経済革命』山本寛
SFC建物別電力使用量データ(総務:管財)
SFC月別消費電力(総務:管財)
資源エネルギー庁HP http://www.enecho.meti.go.jp
NEDO:新エネルギー・産業技術総合開発機構HP
→ http://www.nedo.go.jp/
GIAC:広域関東圏産業活性化センターHP
→ http://www.giac.or.jp/index.html
JPEA:太陽光発電協会HP http://www.jpea.gr.jp/index.html
NEF:新エネルギー財団HP http://www.nef.or.jp/index.html
SHARP太陽光発電システムHP http://www.sharp.co.jp/sunvista/
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『ISO14001とは』
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