第3章 ハイブリッドシステムを利用した取り組み 1) 風力発電 2) 発電、電力供給 3) 燃料電池、ハイブリッド鉄道車両 の開発 4) 燃料電池搭載車いすの開発 1) 風力発電 出力変動の少ないタ イプの風車 + 蓄電池を組み合わせ たハイブリッドシステ ム 自然エネルギー利用 の拡大を図った 2) 発電、電力供給 太陽光、天然ガスを燃料とハイブリッド発電システ ムを導入。生じた動力を電力へ供給し照明等に使 用 特徴 ①石燃料の依存度軽減 ②自然エネルギーを活かし気象状況の不安定な地 域や季節変動などに対応し、安定的な供給を実現 ③海外の未電化地域、山間部などに電力を供給 3) 世界初の燃料電池、ハイブリッド鉄道車両 NEトレイン ブレーキ時のエネルギーを利用。現在よりも燃料消費率を約 10%低減でき、省エネルギー化を図る 停車時にはエンジンを停止させ騒音も低減できる仕組み ハイブリッドシステムエネルギーの流れ <ブレーキ時> モーターを発電 機で利用、ブ レーキ時のエネ ルギーを蓄電池 に充電 <加速時> エンジンを機動 させ、発電機と 充電池の両方の 電力で回転 <発車時> 蓄電池の充電電 力のみでモー ターを回転 (改造 ) 新NEトレイン(燃料電池ハ イブリッド鉄道車両 ) 燃料電池ハイブリッド鉄 道車両 従来の電車設備のスリ ム化や景観向上という効 果もある 電車上空の架線設備を なくすことが可能 4) 燃料電池搭載車いす 内容 ・燃料電池をバッテリーのかわりに使用 ・従来の2倍以上もの連続数十時間以上の走行 が可能に 期待 ・障害者やお年寄りが今よりも気軽に外出できる ようになると期待される ・福祉の面でもハイブリッドシステムを利用した取 り組みが実現する
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