1 対数(関連問題) 問題 【問題】 1. 次の電圧増幅率と電流増幅率を、それぞれ利得で表せ。 V2 = 100 [倍] V1 I2 = 10 [倍] I1 2. 次の電力増幅器の利得を求めよ。log10 2 = 0.3 とする。 P2 = 200 [倍] P1 3. 電力増幅度が 100 倍と 1000 倍の 2 つの増幅器を 2 段直列につなぐと、全体の電圧利得 (総合利得) は いくらになるか。 4. 電話回線において、送話端の電力が 1 [W] で、これが減衰して受話器での電力が 0.1 [W] になった場合 の減衰量をデシベル表示せよ。 5. 入力が 1 [mW] の時、10 [W] の出力があるアンプ (増幅器) のゲイン (利得) はいくらか。 6. ある増幅器の入力と出力の比が 1000 倍である場合の利得はいくらか。 7. 入力と出力の大きさが変化しない時の回路の利得はいくらか。 8. 出力が入力の 1 に減衰する回路の利得はいくらか。 1000 9. 利得 80 [dB] の増幅器の入力が 0.1 [mV] である時、出力電圧はいくらか。増幅器の入出力のインピー ダンスは等しいものとする。 10. 利得 60 [dB] の増幅器の入力が 1 [mV] であれば、出力電圧はいくらか。入出力のインピーダンスは等 しいものとする。 11. 20 [dB] の減衰器と 60 [dB] の増幅器が直列に接続されている回路で、出力電圧が 1 [V] であれば、入 力電圧はいくらか。各部でのインピーダンスは整合しているものとする。 12. 減衰器と 60 [dB] の増幅器が直列に接続されている回路で、入力電圧が 5 [mV] の時に出力電圧が 500 [mV] であった。減衰器の減衰量はいくらか。各部でのインピーダンスは整合しているものとする。 13. 減衰器と増幅器が直列に接続されている回路で、入力が 2 [mV]、出力が 2 [V]、減衰量が 20 [dB] の時、 増幅器の利得はいくらか。各部でのインピーダンスは整合しているものとする。 2 対数(関連問題) 問題 14. アナログ多重伝送路において、1 回線当たりの平均電力が −15 [dBm] の時、500 回線の総電力はいく らか。log10 3 = 0.5 , log10 5 = 0.7 とする。 15. 電圧増幅度が 10 の A 乗 (10 10 A 10 ) 倍の倍率器と 10 の B B 乗 (10 10 ) 倍の倍率器を組み合わせた 2 段増 10 幅器の総合増幅度はいくらか。 16. 電力比が 1000 倍の時の伝送量は何 [dB] か。 17. 絶対レベルで 10 log10 P [dBm] である場合、 P = 1 [mW]、1 [W]、1 [µW] の時はそれぞれ何 1 [mW] [dB] か。 18. 電力比 104 、102 、 1 の時の電圧・電流比はいくらか。 2 19. 伝送路の雑音に対する伝送品質を表す尺度の 1 つに SN 比がある。信号 (Signal) に対する雑音 (Noise) S の比は の対数で表される。 N 受信入力側における SN 比の設計値が 25 [dB] 以上必要とされるモデムにおいて、伝送路の受信側の信 号レベルが −10 [dBm] であった場合、この伝送路に許容される雑音レベルは何 [dB] 以下か。 20. 電圧利得が 46 [dB] の増幅器に 3 [mV] の入力電圧を加えた時、出力に現れる電圧の大きさの値はいく らか。log10 2 = 0.3 とする。 21. 電力利得が 26 [dB] の増幅器に 32 [mV] の入力電圧を加えた時、出力電力はいくらか。log10 2 = 0.3 とする。 22. 次の記述は、対数による表示について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から 選べ。 (a)1 [µV] を 0 [dB] とした場合、1 [mV] の電圧は 60 [dB] である。 (b)1 [µV/m] を 0 [dB] とした場合、5 [mV/m] の電界強度は 74 [dB] である。 (c)1 [mW] を 0 [dB] とした場合、1 [W] の電力は 30 [dB] である。 (d)出力電力が入力電力の 400 倍になる増幅回路の利得は 26 [dB] である。 1 (e)電圧比で最大値から 6 [dB] 下がったところのレベルは、最大値の √ になる。 2 23. 送信機の出力電力を 20 [dB] の減衰器を通過させて電力計で測定した時、その指示値が 5 [mW] であっ た。出力電力の値はいくらか。
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