音更中学校 1 学校経営の基本方針 ■ 平成27年4月2日(木) ■ 音更町立音更中学校 高 橋 康 伸 学校経営の基底 北海道教育ビジョンの基本目標、十勝管内教育推進基本方針、音更町の教育目標、音 更町教育行政推進の方針を踏まえ、学校教育、学校経営に関わる法令に基づいて本校の 教育目標の具現化に努める。 《北海道教育ビジョンの基本目標》 □ 基本目標1 社会で活きる実践的な力の育成 □ 基本目標2 豊かな心と健やかな体の育成 □ 基本目標3 信頼される学校づくりの推進 □ 基本目標4 地域全体で子どもたちを守り育てる体制づくりの推進 《十勝管内教育推進基本方針》 【基本的な考え方】 □ 確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成 □ 家庭や地域の協力を得た十勝らしい教育の充実 【推進の重点】 □ 学力の向上 1 □ □ 教育の質を保証する 十勝らしい一人一人の学びの実現 1 豊かな心と健やかな体の育成 新しい時代を切り拓く力を身に付け させる 1 豊かな人間性と社会性をはぐくむ 2 家庭や地域の教育力を一層高める 2 健康でたくましい体をつくる 3 十勝のよさを取り入れた生涯学習活 □ 信頼される学校づくり 1 動を推進する 魅力ある揺るぎない学校をつくる 《音更町の教育目標》 □ 自らを高める人 □ 体をきたえる人 □ きまりを守る人 □ 愛を大切にする人 □ 文化をすすめる人 《音更町教育行政推進の方針》 □ 教育行政の基本目標 1 確かな学力の向上 5 教育活動の充実 2 豊かな心の育成 6 信頼される学校づくり 3 健やかな体の育成 7 特別支援教育の充実 4 安全な教育環境の充実 8 教育環境の整備 2 今年度の重点課題 学力の向上(学校改善プラン) 1 授業改善を図る ① 基礎・基本の確実な定着 ・加配教員や学習支援員の活用と指導体制の工夫・子どものつまずきを見逃さない学 習指導の充実・長期休業中や放課後の補充的な学習(寺小屋) ② 学ぶ意欲を高める指導の充実 ・シラバスの充実・自尊感情を高める指導の工夫(ACTの実践)・言語活動の充実 による表現力等の育成 ③ 各種調査結果を活用した取り組みの充実 ・全国学力学習状況調査やチャレンジテスト等の効果的な活用 2 学びの質を高める ① よりよい学びを支える学習習慣の定着 ・「学習の約束」の徹底・LSTやSSTに向けた取り組み・レコーディング学習ノ ートを核とした家庭学習の充実 ② 学びの系統性・発展性を生かす校種間の円滑な接続 ・細やかな引き継ぎ・指導方法や情報の交流 豊かな心と健やかな体の育成 1 豊かな人間性と社会性を育む ① 集団意識の醸成と情報の共有 ・共通理解による組織的な指導・機能する生徒指導委員会 ② いじめや不登校の未然防止、早期発見・早期解消 ・いじめ防止基本方針に基づく体制の構築・ハイパーQUやアセスの実施と分析・教 育相談の充実・不登校対応チーム ③ 道徳教育の充実 ・計画的な「私たちの道徳(心のノート)」の活用・道徳の授業改善 2 健康でたくましい体をつくる ① 健康・安全教育、食育の推進 ・実際的な避難訓練の実施・食に関する指導と食物アレルギー対応 ② 体力・運動能力の向上 ・体力向上プラン(体力づくり年間指導計画)の作成・一人ひとりの生徒が輝く部活 動の充実 信頼される学校づくり 1 保護者・地域に開かれた学校づくりを進める ① 学校の教育活動情報のさらなる発信と保護者との情報の共有化 ・「家庭学習の手引き」や「家庭学習のすすめ」の活用・地域公開参観日の工夫・積 極的な外部人材の活用・学校だよりをはじめとする各種通信の内容充実 ② 学校課題を解決する学校評価の工夫 ・評価項目や内容の検討・評価書の作成と公表 2 教育のプロとして資質・能力の向上を図る ① 求められていることに的確に対応できる実践力の育成 ・校内研修や学校教育指導訪問の充実・研修会への積極的な参加・管内進路指導研究 大会の会場校としての役割 ② 子どものニーズに応じた特別支援教育の推進 ・個別の指導計画によるきめ細かな指導・個別の教育支援計画の活用による一貫した 支援・専門家チームや巡回相談の活用 ③ 服務規律の保持・徹底と不祥事根絶の取り組み ・情報管理・チェックリストの活用・体罰の根絶 おわりに 教育は、生徒の潜在能力を引き出し、その可能性に期待する営みである。生徒一人ひと りのよさや可能性を信じて、粘り強く教育実践にあたり、その開花に喜びを感ずる教師で ありたい。そのためには、学校は地域の共有財産であるとの認識をもち、教師のものさし だけでなく、地域・保護者の考え方、生徒の視点等に置き換えて、豊かな感性に基づいた 学びを実践し、教師力をしっかり磨いていく必要がある。 また、学校が教育を行う組織体として機能するためには、教職員一人ひとりが学校経営 に参画する意識を持つとともに、協働体制を築くことが必要である。お互いのよさや持ち 味を出し合い、切磋琢磨しながら風通しのよい組織づくりを大切にしたい。 学校は生徒のためにあり、教師は生徒のために努力するという原点に立ち返って、公教 育を担うものとしての責任を自覚し、大きな信頼に応えるために、人間尊重の精神に徹し て、倫理観、職業観に基づいた創造的な教育活動を推進していきたい。 ◆ 音更中学校に勤務する教職員は、ここで生徒のために働くことに誇りと喜びをも ちたい。人の子の人間的な成長に何らかの形でかかわれることに、他の職業にはな い、かけがえのなさ(極めて稀有な職業としての教師)を認識したい。 ◆ 真摯な教師の言動や生き方そのものが教育力となる。教師が感動するとき、生徒 も感動する。教師の人間的な魅力が生徒の感性を豊かにする。生徒とともに感動す る教師でありたい。 ◆ 開かれた学校は開かれた教師によって創られる。敷居を低くし、抱え込み意識を 払拭して、保護者や地域とともに歩み、音更ならではの「風と土と人」の彩りを敏 感に感じる教師でありたい。 【キャッチフレーズ】 みんなで創り上げよう 音中ブランド
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