笑顔 3号 - 柏市立土中学校

笑 顔 [え が お ]
校 長 だよ り H27.4.
No3
4 月8 日 (水 ) 第6 9回 入 学式 < 1年 生 91 名 入学 >
式
辞
( 作・ ひ まわ り 学級 )
新 入 生 の 皆 さん 、 ご入 学お め で と う ござ い ま す 。
皆 さ ん の 入 学を 、 在校 生、 教 職 員 一 同、 心 待 ち に して お りま した 。
先ほどの呼名では、一人ひとりが、目を輝かせながら元気よく返事をし、
これから始まる中学校生活における希望や決意が、とても強く伝わってきま
した。
本校は、今年創立69年目を迎える歴史深い学校です。創立以来、地域の
たくさんの方々から支えられ、ここを巣立った卒業生は9686名に達しま
す。皆さんも、この土中学校を自分たちの「母校」として誇りを持ち、これ
からの中学校生活3年間で、歴史と文化を学び、心身を鍛え、仲間や先輩を
大切にしながら、一回りも二回りも大きく成長してくれることを願っていま
す。
さ て 、入 学 に あ た り 皆 さん に 、次 の 言葉 を 送り ま す 。
そ れ は、
きよ
「 時 を 守 り、 場 を 浄 め 、礼 を 正す 」
という言葉です。これは、森信三という哲学者であり教育者でもある有名な
先 生 の 言葉 で す 。
一つ目の「時を守る」とは、何事も始まりと終わりの時間を厳守し、常に
5 分 前 行動 を 心 が ける と いう こ と 、
二つ目の「場を浄め」とは、日々の清掃・身の回りの整理整頓を心がけ、
常 に 清 潔で 安 全 な 環境 の 下で 勉 強 や 生 活を す る と い うこ とで す 。
そして三つ目の「礼を正す」とは、いつでもどこでも、誰に対しても明る
く元気に挨拶をし、同時に目上の人に対してはもちろんのこと、その時々、
場 所 に 応じ 、 美 し く正 し い言 葉 遣 い が でき る よ う に する こと で す 。
皆さんとともに教職員も「時を守り、場を清め、礼を正す」ことを実践し
ます。全校生徒、教職員みんなで力を合わせ、古くとも清掃の行き届いたき
れいな校舎、規律の中にも温かみがあり、明るく元気な挨拶がかわされる土
中 学 校 をめ ざ し ま しょ う 。
古き良き伝統を継承し、新しい伝統を共に協力し努力しながら創って行き
ま し ょ う。
保 護 者の 皆 さ ま に申 し 上げ ま す。
本日は、お子さまのご入学、まことにおめでとうございます。希望に満ち
た子どもたちの姿を前に、私たち教職員一同、全力で指導・支援にあたるよ
う 、 決 意を 新 た に して い ると こ ろ で ご ざい ま す 。
子どもたちの健全な成長を願い、家庭と学校が手を携え、三年後に立派に
巣立って行けますよう、本校の教育活動に対する深いご理解とご協力をお願
い 申 し 上げ ま す 。
また、ご来賓の皆様、本日はお忙しい中、ご臨席を賜り誠にありがとうご
ざいます。学校と家庭の連携に加え、地域の皆様のお力が学校教育には不可
欠でございます。学校として、様々なお願いやご相談をさせていただかなけ
ればならないことも数多くあろうかと思います。これから地域を支える若者
を大切に育むため、そしてこの土中学校の地域に根ざした伝統と歴史をさら
に深めるため、なお一層のご指導、ご支援をよろしくお願い申しあげます。
本 日 はあ り が と うご ざ いま し た。
以 上 をも ち ま し て校 長 式辞 と いた し ます 。
平 成 27 年 4 月 8日
柏市立土中学校長
林
英聖