学校だより 平成28年6月 高岡市立志貴野中学校 し ふ う 志 風 『志風』を通して、皆さんに、 学校や保護者、地域の願いを 届けたいと思います。 アクションプラン 校長 松谷 均 志貴野中学校には、昔から「時場礼責」という生活行動目標があり、それが伝統となっ て受け継がれてきています。4月に配布した「志貴野中学校カレンダー」にもあるように、 時場礼責とは「時を守る 場を清める 礼を正す 責めを果たす」ということです。 志貴野中学校の生徒は、この生活行動目標を常に念頭におきながら、学習に部活動に生 徒会活動に積極的に取り組んできました。 本年度は、この行動目標を基本に、志貴野中学校アクションプランを作成しました。 【時】チャイム着席を確実に行っている。(90%以上) ※( )内は、生徒の自己評価による達成目標 【場】10分間集中して清掃に取り組んでいる。(90%以上) 【礼】相手より先に挨拶をするよう心がけている。(90%以上) 【責】友達と学び合い高め合いながら授業に真剣に取り組んでいる。(90%以上) 【時】志貴野中学校の教師は、授業開始のチャイムが鳴る前に教室に行くよう心がけてい ます。よって、チャイムが鳴る頃には、ほとんどの生徒が着席し授業の準備を完了して います。生徒の1分1秒を大切にする気持ちが、学習効果を上げるのに貢献しています。 本年度はさらに一歩進み、朝学習開始時刻8時までに着席をする生徒90%以上を目指 していきます。 【場】6限終了後、5分間の清掃準備後に10分間の清掃が始まります。ほうきで床を掃 いたり、濡れ雑巾で床を拭いたり、机を並べたり等、一人一人にとっては結構な活動量 になります。今年は、90%以上の生徒が10分間集中して行うことを目指します。友 達とおしゃべりしたりさぼったりすれば、10分間では清掃は終わりません。クラス全 員の協力が必要です。もちろん教師も汗をかきながら清掃を行います。 【礼】志貴野中学校は3年生を中心に、挨拶をしっかりできる生徒が多いと思います。今 年は挨拶されて挨拶を返すのではなく、相手より先に挨拶しようとする生徒90%以上 を目指します。心が落ち着いていないと、さわやかな挨拶はできません。挨拶は心のバ ロメーターだと思います。教師も生徒より先に挨拶を交わすよう心がけています。 【責】受け身の学習態度では、確かな学力は身に付きません。友達と「意見を交わす」 「議 論する」等、自分から行動を起こすことにより、確かな学力が身に付いていきます。積 極的に自分の意見を表現できる生徒90%以上を目指します。これは社会人としても要 求される資質の一つでもあります。また、生徒の学力向上には、教師の指導力向上が不 可欠です。今年は大学教授を志貴野中学校に招き、校内研修を充実させていきます。 以上、4つのアクションプランにおいて生徒の自己評価が90%以上になるよう、教師 も努力していこうと思っております。
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