さいたま市立泰平小学校 第425号 平成27年 5月 1日 発行 〒331-0801 さいたま市北区今羽町628 学校だより TEL 048-651-5637 FAX 048-651-4831 ・ホームページ http://taihei-e.saitama-city.ed.jp/ 児 童数 : 69 4名 ( 男: 3 45 名、 女 :34 9 名) 学校教育目標 ◎かしこく ・E メール ◎なかよく 礼を正し 場を浄め [email protected] ◎たくましく ◎ 心ゆたかに 時を守る 校長 林 直紀 「礼を正し 場を浄め 時を守る」、これは隣の泰平中学校の校訓として掲げられて いるものです。兄弟関係で泰平中へ行ったことがある方はきっとご存じでしょう。そも そもは教育学者である森信三氏が「職場再建の3原則」として提唱したことばです。学 校教育の中でも大切にしたい言葉です。泰平小では、そのままでは児童には難しいので、 三つのお願いとして「時間を守る 学校をきれいにする 感謝の気持ちを忘れない」と いう表現にしています。 まず、「時間を守る」=「時を守る」とは、大きくは相手を尊重し約束を守ることで す。期日が決められた提出物や約束をきちんと守ることで相手からの信頼と信用を得る ことができます。また、学校では一日の生活は時間割という形で決められています。つ まり、その時その時で何をする時間なのかが決められているということです。「時間を 守る」には、時刻を守るだけではなく、自分の行動についても守ることがあるという二 つの意味があります。 次に「学校をきれいにする」=「場を浄め」とは、掃除をすることです。掃除をする ことの意義として、「気づく人になれる」「心を磨く」「感動の心をはぐくむ」「感謝の心 が芽生える」という4つのKが示されて います。幸い、本校の児童はよく掃除に取り組 んでいます。掃除時間に私がほうきと塵取りをもって巡回していると、「校長先生、こ こは掃かないでください。私たちがやります。」という児童がいます。そういうクラス は、雑巾で廊下を拭くというよりも磨いています。「ああ、この子たちは廊下と同時に 心も磨いているなぁ。」と思っています。さらに、ごみを捨てないことや整理整頓を含 め、気持ちのいい学習環境を自分たちで作っていってほしいと思います。 最後に「感謝の気持ちを忘れない」=「礼を正し」とは、あいさつと返事をする、服 装を正す、姿勢を正すということです。子どもたちは家庭で、学校で、そして地域で様々 な場面で多くの人と関わり、お世話になっています。だからこそ、誰に対しても感謝の 気持ちを忘れず、礼をつくすことを教えていかなければならないと思います。 自分からすすんで「おはようございます」「ありがとうございます」「はい」「ごめん なさい」「さようなら」など、お互いが気持ちよくなるような挨拶や返事を心がけ、人 間関係を円滑にしたいものです。 学校でも機会あるごとに指導していきますが、ご家庭でも子どもへのしつけの一つと してこれら三つのお願いができるよう言葉がけをお願いします。
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