郵政グループのサポート役から変革役へ。

日本郵政株式会社人事担当役員を経て本年 月
に 代 表 取 締 役 社 長 に 就 任 し ま し た。経 営 哲 学 と し
て、
「三つの
“しん”
を心がける」
ということを社員に
伝えています。
一つ目の
“しん”
は、
「信用」の「信」。企
業も人も信用を失えば、誰からも相手にされなくな
ります。
そして、その信用を得るために必要なのが、
出会う人 々に笑顔で親切に接すること。それが、二
つ目の
“しん”
、すなわち、
「親切」
の
“親”です。三つ目
日本郵政株式会社は 年の株式上場
を予定しています。シェアードサービス
会社でもある当社は、効率化と収益源の
多様化の担い手であり、グループの市場
価値増大のために一層大きな役割を果
たしていくことが求められています。同
時に、社員数約 万人、全国2万4千局
の郵便局等の拠点を持つ郵政グループ
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が活性化することは、雇用創出といった
側面で地域の活性化に直結します。郵政
かつの せいじ
1954年大分生まれ。東京大学卒業後、郵
政省入省。2013年6月、日本郵政スタッフ
代表取締役就任。日本郵政株式会社常務執行
役兼務。プライベートの趣味は、武道、フィ
ジカルトレーニング。合気道5段。剣道、空
手、キックボクシングにも親しむ。休日は、
腕立て伏せ、懸垂、スクワット、ランニング
などフィジカルトレーニングに勤しむ。
の“しん”は、
「進取」の「進」
。
社会がスピーディーに
変化する今、新たな知識、分野に挑戦する「進取の気
風」
が不可欠だと考えています。
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事業の地域性・公共性、ネットワークを
活かし、地域と都市部のニーズをマッチ
ングさせるなど、新たな挑戦の在り方を
模 索、 実 現 し て い き た い と 考 え て い ま
す。グループの「サポート役」から「変革
勝野 成治
郵政グループのサポート役から
代表取締役社長
役」へ。その役割を進化させていきたい
ですね。
2013. 9. 1/vol.326
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郵政事業は労働集約型サービスであり、効率化を実現するため
には複数の組織で共通に実施されている間接部門の業務を集中・
統合させる「シェアードサービス化」が大きな鍵になります。その
役割を担うのが当社。「シェアードサービス会社」として、グルー
プの市場価値増大に貢献したいと考えています。
同時に、労働者派遣法の改正など、人材派遣事業を取り巻く環
境変化が変化している今、グループ外への人材派遣サービスの拡
大により一層力を入れていく時期だとも捉えています。
日本郵政スタッフ株式会社
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変革役へ。
地域活性の一翼を担う
【Face of Top】
●会社概要
2007 年、郵政民営化を受け、郵政グループ初の子会社として設立。資本金 1
億 4000 万円。人材派遣事業、人材紹介事業、BPO事業を手がける人材サー
ビス企業として、グループ内外への人材派遣のほか、グループ社員約 44 万人
の給与計算、社員証作成、全国2万4千局の郵便局等の公共料金一括代行支払
い事務、コールセンター業務などを実施。
http://www.jp-staff.jp/