社会科における電子黒板活用モデルはこちらから!

竹原市立中通小学校
社会科で目指す思考力・表現力とは?
◎ 観察・調査により明らかになったことや様々な資料から
読み取った情報を,比較・関連付け・総合しながら再構成
する力
◎ 社会的事象の特色,相互の関連,意味について考える力
◎ 調べたことや社会的事象の特色,相互の関連,意味につ
いて考えたことを,根拠や解釈を示しながら,図や文章な
どで表現(書く)し,説明する力
(新学習指導要領解説社会編より一部抜粋)
②「調べる・考える」段階における電子黒板の活用
☆ 調べたり考えたりするための資料を提示し,追求活動への意
欲を高める。
(高学年では,資料を選択する力を育成するために
も,複数の資料を一度に提示する)
☆ 電子黒板に提示した資料と同じ資料を児童にも配布する。自
分なりのノート作りに生かさせる。
(電子黒板)
(児童のノート)
6年生「貴族のくらし」における
電子黒板活用授業モデル
つかむ
○ 視覚的な資料
(静止画,動画等)
○ 課題の明確化
◇ 平安時代の貴族は,寝殿
造という建物に住んでい
るのだね。
平安貴族はここでどんな生活をしていたのだろうか?
調べる・考える
○ 想像図,年表,地図等の
各種資料の読み取り
○ 書く活動
◇
◇
食事は? 服装は?
1日の生活は?
ねりあう
○ 読みとった内容の交流
(電子黒板を活用した
考えの交流)
○ 資料相互の関連付け
○ 他の資料や過去に学習
した内容・資料との関連
○ 資料の吟味・解釈
④「深める・広げる」段階における電子黒板の活用
☆ NHKデジタルクリップ等の
動画を視聴し,学習内容への理解
を深めさせる。
☆ 資料を読み解く中で生まれて
きた疑問について,再度資料を
もとに考えさせ,説明させる。
☆ さらに深く考えさせたい内容
について,別の資料を提示し,
考えを広げさせる。
⑤「まとめる」段階における電子黒板の活用
☆ 自分の考えを,再度資料を使って説明させる。
☆ ノートを実物投影機で提示し,自分の考えを説明させる。
①「つかむ」段階における電子黒板の活用
☆ 課題を明確につかませるために,
知っておくべき情報を,電子黒板を
活用してテンポよく提示・説明する。
(静止画や動画を活用)
☆ 既習事項を,電子黒板を用いてお
さらいする。
③「ねりあう」段階における電子黒板の活用
☆ 電子黒板上で資料を自由に選
べるようにしておき,自分で資
料を選択したり書き込んだりし
ながら,考えを説明させる。
(特
に,自分の考えの根拠になる部
分に は,必ず書 き込みをさ せ
る。)
☆ 友達の考えに補足したり反論
したりする場合も,同様に書き
込みながら説明をさせる。
☆ 児童が既習事項や過去学習した資料と関連付けて考えを述べようと
した場合は,即座にその資料を提示し,他の児童への理解を深める。
◇
豪華な食事。地方から届
けられている。
◇ 十二単という服装。
◇ 女性はいつも建物の中。
◇ 迷信に惑わされてばか
りで不規則な生活。
深める・広げる
ぜいたくな暮らしをしていたはずなのに,なぜ平安時代
の貴族の平均寿命は,こんなにも短いのだろう?
【社会科における1時間の板書モデル】
追究課題(新しい疑問)
単元名・タイトル
○ 資料を読み解く中で生
まれてきた疑問について
の考察
○ 他の事象との関連
◇ 新鮮でない食事・運動不
足・迷信にとらわれた生活
や不衛生なことが原因だ
ったのでは??
まとめる
○ 分かったことや学習内容に関する自分の考えを書く。
導入段階に
おける資料
導入課題
資料及び資料から読み取った情報
(互いの考えを矢印などでつなぎ,
関連づける)
追究課題に対する考え
(関連する資料などを矢
印などでつなぐ)
まとめ