竹原市立中通小学校 理科で目指す思考力・表現力とは? ◎ 自然の事物・現象の違いや共通点に気付いたり,比べた りする力 ◎ 観察記録や実験データを,言葉,図,表やグラフなどに 表し,それらをもとに要因や規則性,関係性を見つけだし, 考察を深める力 ◎ 実験結果をまとめたものを活用しながら,科学的な言葉 や科学的な言葉を用いて考えたり説明したりする力 (新学習指導要領解説理科編より一部抜粋) 4年生「空気や水をとじこめると」 における電子黒板活用授業モデル つかむ ○ 視覚的な資料 (静止画,実験結果等) 空気でっぽうの玉は,どうして飛ぶのだろう? 予想する ②「予想する」段階における電子黒板の活用 ☆ 課題に対して,図や言葉などを使って予想させる。それを, 電子黒板上に拡大提示し,実際に書きこんだり線で示したりしな がら説明させる。 (根拠となる部分は特に強調して表現させる) ◇ 前の時間は空気でっぽ うの玉を飛ばしたね。 ○ 生活経験をもとに予想 ○ 書く活動(絵・言葉) ○ 電子黒板を使って表現 ◇ どうしてそう考えたの? (根拠を明確に) ◇ 本当にそうなのかな? (ゆさぶり) ◇ どうやって確かめる? 観察,実験する ○ 実験方法の選択 ○ グループごとに実験 ○ 実験結果のまとめ (図や言葉などで) ○ 結果の交流 (電子黒板を活用) ④「考察する」段階における電子黒板の活用 ☆ 複数の実験結果を提示し, 規則性や疑問点などを交流させ る。 (児童ノートを再度提示) ☆ 予想と照らし合わせながら 結果をもとに考察させる。 ☆ 導き出した考察(本時では 空気の性質)を基にして,課題 に返り,再度考えさせる。 (実験の画像などを活用) ☆ 課題を明確につかませるために, 前時の実験結果や,本時の課題につ ながる情報を,電子黒板を活用して 提示する。 (静止画や前時の実験結果 を活用等) ☆ 既習事項を,電子黒板を用いてお さらいする。 ③「実験観察する」段階における電子黒板の活用 ☆ 各自(各グループ)の実験結 果をノート等にまとめ,説明す る。(図や言葉でまとめたノー トを提示し,強調したい部分な どに線を加えながら発表する。 ) ☆ 実際に児童が実演し,それを 拡大提示する。 (実物投影機上での実演) ☆ 相違点や共通点などは,友だ ちのノートへ書きくわえながら 表現し,新たな気付きをふやす。 ◇ ◇ 注射器による実験の交流 空気でっぽうによる実験 の交流 ◇ 空気のかさの変化 ◇ 空気の持つ力 とじこめた空気は,力を加えるとかさが小さくなり,そ の時もとにもどろうとする力があることがわかった。 考察する なぜ空気でっぽうの玉は飛ぶのだろう? 【理科における1時間の板書モデル】 追求課題 ○ 再度課題へ振り返り, 予想と関連付けて考察 ○ 実演を含めて表現 (電子黒板を活用) ◇ 閉じ込められた空気のひ みつ(性質)は分かったけ ど,ではなぜ空気でっぽう の玉は飛んだのだろう? 予想 実験・結果 (図・言葉) 考察 まとめる ⑤「まとめる」段階における電子黒板の活用 ☆ NHK デジタルクリップ等の動画を視聴させ,学習内容への理 解を深めさせる。 ①「つかむ」段階における電子黒板の活用 ○ NHK デジタル教材を視聴して,本時の学習のまとめをする。 ○ 分かったことや学習内容に関する自分の考えを書く。 ○自分の言葉で表現 実験方法 そろえる条件 まとめ
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