平成 27 年 5 月 15 日発行おいしい情報づくり米 No.5 ●南魚沼市 ●ＮＯＳＡＩ魚沼 ●ＪＡ魚沼みなみ ◎ 移植前追肥（弁当肥え）移植後の活着を良くし、初期生育の促進・良質茎を確保！実施時期：田植え 4 〜 5 日前 ※移植前追肥の施肥目安：窒素成分 1 ～ 2g/ 箱 ●硫安：1 箱当り 5g 程度 ※軟弱・徒長苗の場合は追肥を控える ●液肥：200 倍以上に薄めて施用（1 箱当り：液肥 5㎖で水 1ℓの割合） ◎ いもち病防除…箱処理で予防防除の徹底 ● いもち病防除の考え方コシヒカリ BL：育苗箱施用剤による葉いもち１回防除 ※こしいぶき、もち米、酒米は育苗箱施用剤による防除、併せて本田防除【主な箱施用剤】 ● Dr. オリゼフェルテラ粒剤：いもち病、イネアオムシ（フタオビコヤガ）初期害虫等（JA 特別栽培米については、Dr. オリゼフェルテラ粒剤が指定薬剤です。） ● Dr. オリゼプリンス粒剤 6：いもち病、ウンカ類、イナゴ類、初期害虫等実施時期：緑化期～移植当日補植は速やかに行いましょう使用量：50g/ １箱当り補植苗は圃場に置いておくといもち病の発生源となります。補植をする場合は速やかに行い、不要になった苗は圃場外へ除去してください。 ◎基肥 ◦前年度倒伏の大きい圃場や田植え時期が遅い圃場では、基肥を調整しましょう。 ◦肥料袋に記載されている比重や注意点等を必ず確認してください。 ◦田植え同時散布の場合、肥料が落ちていることを確認しながら行いましょう。【基肥の比重】肥料名田植え機標準表示有機30魚沼ロマン500号有機30魚沼ロマン側条専用粒状有機30魚沼ロマン元肥一発粒状魚沼ロマン有機専用魚沼ロマン有機一発285 アグリフラッシュエコレット018 魚沼ロマンペーストS220 ペースト有機30魚沼ロマンペーストS043 施肥量目安仮比重 0.9 20 ～ 30㎏ 0.7 30 ～ 40㎏ 0.9 30 ～ 40㎏ 0.7 30 ～ 38㎏ 0.9 45 ～ 50㎏ 0.8 20 ～ 30㎏ 0.9 30 ～ 38㎏ 0.7 1.4 30 ～ 40㎏ 1.2 20 26 20 26 20 23 20 26 20 23 25 32 25 32 25 28 25 32 25 29 設定目盛り（㎏） 30 35 40 39 45 51 30 35 40 39 45 51 30 35 40 34 39 45 30 35 40 39 45 51 30 35 40 35 41 47 50 64 50 64 50 56 50 64 50 58 60 77 60 77 60 68 60 77 60 70 ※ JA 特別栽培米については、栽培指針を確認の上、使用上限を超えないようにお願いします。 ◎ 田植え時のポイント ◦植え付け深さは 2 ～ 3㎝深植えは…分げつが抑制され、初期生育が劣ります。浅植えは…浮き苗による欠株や、除草剤による薬害を引き起こす場合があります。 ◦ 1 株苗数は 3 ～ 4 本植え付け本数が多いと…過繁茂になることで 1 本 1 本が細くなり、倒伏や品質低下を招きやすくなります。注意本田での作業後は、道路等に泥を落とさないように注意し、泥を落としてしまった場合は、速やかに片づけてください。 ※泥を片づけるには、除雪用のプラスチックスコップがおすすめです！ ◎ 田植え後の水管理 ◦田植え後 → 深水管理（3 ～ 4㎝）で低温や風による植え傷みを回避！ ◦活着後 → 浅水管理（2 ～ 3㎝）で分げつの発生を促進！ ◦水の更新を行う場合→早朝にかん水、日中は水を止めて水温の上昇を！水は限りある資源です。用水は大切に使い、かけ流しは絶対に行わないでください。 ◎ 移植後追肥初期茎数を確保するために田植えの10日後頃に施用しましょう。硫マグ（苦土 25％）施用時期：田植え10日後頃施用量：20 ～ 30㎏ /10a当り特　徴：含まれている苦土は吸収されやすい水溶性苦土追肥（苦土）の効果 ◦苦土には窒素やリン酸を効率的に稲体に運ぶ効果があります。土壌から養分の吸収を促し、初期生育を促進します。 ◦苦土は葉に含まれる葉緑素の主成分です。施用により葉緑素の生成を促進し、光合成能力を高めます。携帯メール会員募集 !! 無料（通信料は除く）でタイムリーな生育状況や緊急情報をメールで配信しています。登録の仕方がわからない方も、携帯を持って米穀課にお越しください。こちらで登録いたします！アドレスへ登録は下記メール空メールを送信 [email protected] または、右記 QR コードをご利用ください。➡ ご不明な点等がございましたら JA 米穀課（TEL777-3180）までお問い合わせください。