山田錦栽培暦(酒米)

月 旬
平成27年度 JA兵庫六甲 酒米“山田錦”栽培暦
4
2回以内
出穂してから5∼10日後
3㎏
3回以内
ス タ ー ク ル 豆 つ ぶ カメムシ類・ウンカ類等
出穂してから7∼10日後
250∼
500g
3回以内
3∼4㎏
3回以内
ト レ ボ ン 粉 剤 D L カメムシ類・ウンカ類等
(収穫7日前まで)
(収穫7日前まで)
乳熟期
(収穫7日前まで)
深 耕
作土深15cm以上を目標に、作土層の確保をしましょう。稲の
根が張る範囲が拡大し、
養分の吸収量が増大します。
※排水対策を忘れずに!!
有機物の
施用
土壌中の養分量が増え、保水性・排水性・通気性がよくなり肥
効を持続させる効果があります。
資材例:堆肥・アヅミン等
土壌改良剤
の投入
葉や根を丈夫にして病害虫や倒伏に強い稲を作ります。根の活
力を高め、
葉を健全に保つ効果もあり、
登熟を向上させます。
資材例:とれ太郎・地力アップ等
③ 適正な栽植密度・追肥重点型
④ 適期田植え
⑤ 適正な中干し
(時期・程度)
4㎏
3回以内
5節間
7/30∼8/8
等級落ちの主な原因と対策
原 因
4節間
8/5∼8/15
6節間
7/15∼7/31
解 決 策
充 実 度 不 足 適期播種・適期田植え・過剰分げつをさせな
〔粒張り不足〕 い・早期落水をしない
胴
割
れ 適期刈取り・適正な乾燥調製
着
色
粒 カメムシ対策
基部に緑色のもみ
が若干残っている
適期刈取で品質低下を防ぐ
青 未 熟 粒 早刈りをしない
【除草体系】※2014年12月1日現在の農薬登録情報による
農 薬 名
サキドリEW
トップガンGT1㌔粒剤51
トップガンLフロアブル
トレディプラスジャンボ
初中期剤
エーワン1キロ粒剤
エーワンフロアブル
エーワンジャンボ
中 期 剤 サンパンチ1㌔粒剤
クリンチャーバスME液剤
後 期 剤 バサグラン液剤
バサグラン粒剤
初期剤
ス タ ー ク ル 粒 剤 カメムシ類・ウンカ類等
内穎褐変病等
(収穫14日前まで)
6葉
使用量
500ml
1kg
500ml
300g(10パック)
1kg
500ml
300g(10パック)
1kg
1,000ml
500∼700ml
3∼4kg
効果的な使用時期
代かき後∼田植7日前または田植直後∼5日
田植後5日∼10日
田植後5日∼10日
田植後5日∼10日
60
20㎏
100㎏
10a
10a
15
10アール当り
備 考
乳 剤
粒 剤
フロアブル剤
投げ込み剤
粒 剤
代かき後に初期剤散布する場合、田植後5日∼10日
フロアブル剤
田植直後に初期剤散布する場合、田植後15日∼20日
投げ込み型
田植後15日∼30日
粒 剤
田植後15日∼ ノビエ5葉期(但し収穫50日前まで)
液 剤
田植後15日∼50日
(但し収穫50日前まで)
液 剤
田植後15日∼50日
(但し収穫60日前まで)
粒 剤
活着の良い苗は分げつが良好で強勢稈を確保でき、倒伏にも強く大粒の籾が多くなる。
株当たりの植え付け本数が多いと過剰分げつとなり細い稈が多くなる。3本/株・55株/坪を基準とする。過剰な元肥施用も過剰分げつ
となる。
早植えは好適出穂日
(8月28日頃)
よりも早く出穂し、高温期登熟となって千粒重が軽くなり、
心白率が下がる。
適正な時期
(出穂45∼35日前)
に中干しを実施。
中干しが遅れると幼穂のスムーズな成長を妨げる。
一方、
不十分な中干しは下位節間
出穂後の登熟を阻害する。
(第6∼5節間)
が伸び倒伏につながる。強すぎる中干しは根を切ってしまい、
⑥ 適正な穂肥施用
(時期と量)
穂肥の1回目の施用時期は出穂20日前とする。穂肥の施用時期が早い
(特に出穂前30∼25日頃)
と下位節間が伸びて倒伏する。
ま
た、着籾数が多くなり不稔や屑米が多くなる。施用時期が遅れたり
(特に出穂7日前以降)、施用量が多いと品質低下につながる。
⑦ 適正な水管理
(時期と量)
田植え後2週間やや深水とし、根張りを優先させる。
出穂期前後は十分な水が必要。糊熟期以降は間断灌水とする。水の溜めっぱなし
は根の活力を落とし、登熟低下となる。早期の落水は粒張りが悪くなる。
⑧ 適期刈り取り
酒米は特に胴割れや穂発芽を起こしやすいため刈り遅れないようにする。通常出穂後45日頃から成熟期となるので、
出穂期を把握し
ておく。1日あたりの青味もみの低下率は、
おおむね2%を目安とする。
(黄化籾率90%)
土づくりは続けることで効果が発揮されます!
⑨ 乾燥調製
継続することで地力を高め、粒張りのよい高品質米を作りましょう!
プラウ耕による深耕︵ ㎝ 以上︶
3∼4㎏
8/12∼8/24
10a
/
出穂5日前まで
第5節間伸長終了後、
穂肥を施用
5葉
∼
1回
3節間
1t
土壌改良資材⋮とれ太郎
50g/箱
4葉
3葉
︵年内に投入する︶
は種時(覆土前)
∼田植当日
② がっちりとした良質な中苗
農産物検査100% 1回
8/22∼8/31
2節間
秋耕
稲ワラ腐熟促進⋮石灰チッソ /
50g/箱
3∼4㎏
① 土づくり
種子更新率100% 田植2日前∼田植当日
出穂直前
粉 ラテラトレボン粉 剤 D L
○
いもち病・ウンカ類・カメムシ類等
本剤の使用回数
始期と終期
(前提:出穂期は8/28の場合)
充実した
籾の90%
が黄色に
なっている
/
いもち病・ウンカ類・ニカメイチュウ・
ツインターボフェルテラ箱粒剤 コブノメイガ等
粒 コラトップトレボン粒 剤 いもち病・ウンカ類等
○
使用量
10アール当り
8/27∼8/31
2葉
1葉
(止葉)
堆きゅう肥
ブイゲットアドマイヤー粒剤 いもち病・ウンカ類・イネミズゾウムシ等
使用適期(使用時期)
土 づ く り
対象病害虫
15
2.05mmの
網目を使用
適 期 刈 取
○幼穂の大きさが2∼3㎜のとき穂肥
を施用する。
第1節間
※早期落水を避ける
4.5-4.5-4.5
幼穂
各節間別伸長
落水後、天候により走り水を入れる。
原則として
省くことが可能
カッターで
茎を割る
水
30
成分量
(N-P-K)㎏
主稈の茎を選び
葉をはぎとって
いく
落
30
穂 肥
幼穂の診断にもとづく穂肥施用
平均的な株の
中庸な茎を、
根をつけたま
ま抜きとる
中旬
10
臨 機 防 除
元 肥
全 層
10
本 田 防 除 下表防除基準粉剤参照
総 量
㎏/10アール
出穂 日前
4.8-4.4-5.6
8月18日頃
幼穂の長さ
を測る
農 薬 名
上旬
走り水
穂
肥
良質山田錦栽培基礎技術
(15-15-15)
10
20
本 田 防 除 下表防除基準粒剤参照
あ ぜ 草 刈 り カメムシ対策
セラコ ートR 5 5 5
10
出穂 日前︵幼穂長2∼3㎜ ︶
時 期
(20)
2.4-1.6-2.4
カメムシ防除
Ⅱ.
省力タイプ
20
10
穂
肥
合 計
10
8月8日頃
状況に応じた防除
(12-8-12)
10a
下旬
50
生育に応じた施肥
微量要素入り
ほ ご えに 有 機
15
28
中旬
間 断 潅 水
間断灌水により根を健全に保つ。
(苦土15-マンガン0.5-ホウ素0.2)
20
(溝切り作業)
【防除基準】※2014年12月1日現在の農薬登録情報による
2.4-2.8-3.2
(20)
㎏ / の施用。
︵ 調 整 肥 ︶ 溝 切 り 落水直後マルチサポート1号
マルチサポート1号
2枚以上の茎が 本とする。
水 中干し開始の目標分げつ数は展開葉
㎏/10アール
箱施用剤 本田防除
20
落
水管理に注意する。︵除草体系表を参照︶
剤 除草剤の効果を高めるため田面が露出しないよう
(12-14-16)
調整肥
穂肥
出穂45日前 出穂20日前 出穂10日前
イヌホタルイ
コナギ
成分量
(N-P-K)
全 層
㎏
(7月13日頃) (8月8日頃) (8月18日頃)
元肥
山 田 錦 化 成
肥料名(成分)
草
時 期
除
肥料名
(成分)
55
株︶を目標とする。
【施肥基準】
(側条施肥は元肥の8割を基準とする)
Ⅰ.
標準タイプ
条間 ㎝ ×株間 ㎝ 3本/株︵坪
良質の中苗
え
第一葉
(不完全葉)
植
第二葉
田
∼ ㎝
∼ g /箱︶
18 第三葉
練り過ぎない。
き 除草剤を効果的に使うために圃場の均平化を心がける。
︵播種量 催芽籾
10a
第四葉
15
苗 箱 防 除
か
肥 田の地力に応じて加減し、全層にすきこむ。
代
元
種 健苗を育てるために、薄まきにする。
品種特性を保つため、毎年種子更新。
適期播種
40㎏
作
業
の
内
容
播
︵ 土 づ く り ︶ 堆肥未施用田はアヅミン /
作業名
110
20
クログワイ
上旬
11∼12
︵ 月 日頃︶
日︶
水管理
90
難防除雑草
下旬
10
成熟期
幼穂形成期
中干し
30
中旬
9
糊熟期
上旬
乳熟期
10
10
下旬
︵出穂 %︶
︵8月 日頃︶
中旬
出穂期
上旬
8
減数分裂期
下旬
幼穂原基分化期
中旬
7
最高分けつ期
上旬
分けつ開始
︵5月5日∼ 日︶
育苗期
下旬
︵6月5日∼
中旬
6
田植え
上旬
播種
生
育
下旬
5
2.05mmの網目を使用すること。胴割れ防止のため、張り込み後3時間程度は通風のみで循環させる。急激もしくは高温の乾燥を避け
る。
栽培履歴100% で『安全・安心』
を確保しましょう
※兵庫県では環境創造型農業を推進しています。 平成27年 1月作成
※農薬の使用前には必ず容器のラベルを確かめ、使用方法を誤らないようにして下さい。 ※圃場の周辺で野菜等を栽培している場合、特に粉剤等の飛散を防ぐよう注意して下さい。 JA兵庫六甲稲作協議会 山田錦部会 監修/神戸農業改良普及センター・阪神農業改良普及センター