第 17 期 (平成 27 年度) 事業計画書 社会福祉法人 海光会 指定居宅介護事業所 2015(H27)事計居宅 第17期 事業計画書 指定居宅介護支援事業所 ------- 目次 1. 第 17期~第 19期 2. 3. 理念 4. ビジョン 5. (3年~5年) 6. 事業計画(戦略) ------ 今期重点目標 稼働率 数値目標 リスクマネジメント 地域包括ケアシステムへの対応 育成研修 備品・設備投資 ※7 以降は法人事務局を参照 三か年経営ビジョン 7. 「目に見えない資産を増やし理論化する」 8. 2015 年現在 65 歳の方が 2025 年に 75 歳を迎えるという日本社 9. 会。いよいよ介護という二文字が企業そして個人にも逼迫した現 10. 実となってきている。今後ますます介護事業者に向けられる期待 11. は大きく なるだろう。 期待とは希望であり安心だ。介護というも 12. のは「今以上に改善することは難しい」と分かっているが故に失 13. 望や不安を誘うもの。しかし「海光園なら失望を希望に、不安を 安心に変えてくれる」そのような心情を持って頂けるよう最大限努 力する使命が私達にはある。 希望と安心を安定して供給し続けるためのカギは、財務諸 表には表示されない資産を増やすことにある。なぜなら、希望と 安心は目に見えず人の心の中にあり、人への愛情や信頼関係で 満たされるものであるからだ。よって、時代がどのように変わろうと も人の心を大事にできる芯の強い組織、そして現場消費されるサ ービスに素早く検証・改善ができる優秀な人材を育成することに 注力する。 そして最終的にはそれらのノウハウを理論化し、事例として社 会還元する事を最終目標とする。高齢化率に焦ることなく、一年 に一つ「できること」を蓄積していく。 1 内部統制の取組み 会議・委員会 人事労務 固定資産管理 財務管理 リスク管理 環境対策 2015(H27)事計居宅 ます 1.今期重点目標 福祉理念 私たちの理念は人間尊重と活力ある生命力の確立のため に真面目で誠実に行動し利用者、ご家族、地域社会、国 家に貢献するものである 【前提】 公益につながる職務を果たす。 【定義】 特養の入所基準に合わせ、介護度 3 以上を重度対象と する。 日常訓 1 私達は命の大切さを深く認識し利用者の健康と安全に 万全を尽くします。 【概要】 熱海市は高齢化率42%以上と高く、ますます高齢化が 進んでいる現在、特養や老健等の受入れ施設は常に 満床である。引き続き、介護状態が重度になっても在宅 生活継続が可能となるサポート要請がより一層強くなっ ていくだろう。 2 私達は福祉の理念を十分に自覚し、良き協力者として、 相互が信頼と尊敬を深めていく努力をいたします。 3 私達は健康的、透明性のある施設運営を目指し、奉仕 的生命活動を使命とし、地域社会発展のために尽くしま す。 【目標】 4 私達はいつも寛容で親切でいばらず、おごらず、謙虚 介護度 3 以上でも、在宅維持を可能にする実現 力の高いケアマネジメントで生活を支える。 で自由で平等であり希望と輝きに満ちた人間の尊厳を基 本にした集団である。 5 私達は社会の変化に敏速に対応し心も物も情報も「鮮 【目標達成するために課題解決すべき事項】 度管理」をしていきます。 運営基本方針 1 基本を尊重しつつ変化に対応し常に「前」を目指します。 介護度 認知症あり 現状根拠 介護3以上 認知症Ⅲa 以上 H27.1 時点 約37% 20% 老老介護や日 中独居が多い が、経済的な理 由も重なり必要 な介護をするこ とが困難。施設 への移行が多く なっている。 認知症になると行 動障害が多く見ら れ、生活への不 安が大きくなり、 地域の協力や理 解が必要である。 医療関係者と病 状の悪化防止に 努め、各事業所 と情報の共有す る事により早期 対応、社会資源 を活用できるケ アマネジメントを 行う。 利用者の不安をく み取り、家族・近 隣の理解が持て る仕組みを探る。 現状維持は後退に値すると捉え、これで良いのかという自 問をし、一歩ずつ前に進む最大の力を発揮し続けます。 2 ご利用者の快適性・安全性が最優先です。 利用される方々を最優先に考え行動するサービス精神が モットーです。 対策 3 スタッフのレベルアップを促す環境を創ります。 外部研修、資格取得、適材適所の人事配置を通じ、能動 的な人作りを目指すことで、ご利用者の方々に一歩でも近 づく努力を致します。 4 謙虚・感謝・気遣いの心を忘れません。 弱い立場の方の手助けをさせて頂くという「謙虚心」、元気 に仕事をさせていただくという「感謝心」、周囲の人にも思 いやれることのできる「気遣心」を念頭に業務を遂行いたし 2 2015(H27)事計居宅 2.稼働率 できるため 0 件をめざす。 【傾向と対策】 ▸『注意安全配慮』の度合いを上げる ① 新規・更新ケース等の確認書を作成し、介護請求は 入力した後、緊張感ある再確認をする ② 適切なアセスメントを行い課題から考えられるリスクを 軽減するケアマネジメントする ③ 車輛事故に対しては歩行者や狭い路地を通ることが 多いため、最大限の注意をして運転する。 数値目標 【介護支援専門員配置数(常勤換算)】 上期 4 名(3.5) : 下期 4 名(4.0) ※うち主任介護支援専門員 1名 数値 目標 稼働率% (人数 ) 介護予防 要介護 合計 件数 8 件以上 28 件以上 36 件以上 ×員数 (月) 32 件以上 112 件以上 144 件以上 ▸特に『大きなリスク』を回避する ① 傾向として在宅生活において転倒のリスクは大きい。 サービス提供を行う事業所全体で課題を共有し情報 交換しながら、安全確保策を図る。 【介護保険法による条件】 ▸影響を最小にする『結果回避義務』 ① 予見できない事例としては、利用者の急変が考えら れる。 ② 再発防止策として主治医・家族への連絡方法を確認 し共有する。また、緊急時や事故発生時どのような体 制を事業所が取るのか共有する。 ① <変更>加算の廃止 独居高齢者・認知症加算が包括化され介護支援費は 3%上がるが、加算が無くなることから収入は約 30% の減。 ② <継続>要介護件数は一人35件以上40件未満 ③ <継続>各事業所と意識の共有を図り、計画書の作 成、モニタリング等の書類作成を適正に行わなければ ならない。 4.地域包括ケアシステム ④ <要件変更>特定事業所加算Ⅲを継続取得できるよ う、体制を確保する ・主任介護支援専門員 1 名 常勤専従 2 名 ・実習受け入れができる体制の整備 ・中立公正を図るため、事業所の割合を 80%以下 現時点、熱海市としての方向性が未知数である。新たな動向を 把握しながら、介護が必要な方、特に認知症の方が安心して生 活が営まれるよう、医療・事業所・地域との連携構築に向けて協 力する。 5.育成研修 3.リスクマネジメント ▸ 事例発表会今期目標:事業所2件(@半期 1 件) ・事例は施設内で行われる「事例発表会」で海光園全体の 「学び」となるよう実績を残す。 3-1 目標値 ゼロ 介護請求ミス 、 車両事故 3-2 介護事故防止 目標値 ▸ 0件 ▸ 積極的な外部研修参加 ・最新動向、ケアマネジメントとしての考え方等の情報を得 るために、自己啓発として自ら学びの機会を得る。 H27.1 月時点 件数 事故の種類 ①介護請求ミス ②社有車事故 H26.1 時 点(件) 1件 1件 平成 27 年度目標 件数 % 0件 - 100% 0件 ▸ 事業所として必須の時季研修(全職員対象) ・感染症対策 ・・・・11 月~2 月 (手洗い、嘔吐物処理) ・リスクマネジメント・・・・毎月および全体会議 - 100% 6.備品・設備投資 【根拠】 ① 事業所からの実績入力、介護保険更新時期や変更に よる加算関係等の入力ミス。人為的なことであり防げる 内容であるため 0 件をめざす。 予定なし 以上 ② ケアマネジメント過程において生活リスクを軽減させケ アマネジメントに反映させる。 ③ 社有車事故は、もらい事故以外は慎重な運転で回避 3
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