こちら(PDF) - おおぶ文化交流の杜 allobu

平成 27 年度 第1回おおぶ文化交流の杜運営協議会
日時:平成 27 年 5 月 21 日(木)14:00
場所:おおぶ文化交流の杜
文化サポーター室
出席者:委員7名/大府市(田中)事務局(JTBC 浅田・山口・武冨 TRC 峯岸・坂本)

事 務 局 :開会。2枚資料を差替え願う、また追加資料も置いた。

司 会
:本日の議題は H26 年度下半期の運営状況報告と H27 計画についてご意見
をいただく。より良い運営ができる様に、委員の皆様のお力をお貸し願
う。
(H26 文化交流部門について事務局・山口より説明)

J T B C :今運営協議会議事録より、ホームページに掲載するが、忌憚無きご意見を発
言願う。

A 委 員 :報告の中で、総計表の集客数と、事業実施報告書の数字が異なるものがある。
運営協議会には最終の正確な数字を報告する義務がある。
報告書の中の、レストランの利用者が公演時に、ホールロビーを横切り、
ホールのトイレに行ってしまう事は、改善しているか。

J T B C :レストラン内のトイレの案内表示をした。

A 委 員 :ホール運営用のトランシーバーが使用できない件は、出力を上げるなど対
応をしてほしい。

J T B C :現在使用している機種では、現状の問題を解決できない。納入業者へ再度調
査を依頼し、他社へも見積り依頼をしている。

A 委 員 :シャトルバスに乗車される利用者が少ないようだが。

J T B C :利用者の来館方法の傾向として、ほとんどの方が車で来場される。駐車場の
満車状況を回避する為、臨時駐車場を近隣企業に協力頂くなど、努力をして
いる。

B 委 員 :乗車しないシャトルバスに費用をかけるのは無駄ではないか。

C 委 員 :26 年度として、さまざまなジャンルの催しに取り組み、若い世代も取り入
れる工夫がたくさんあって良い。開館前は、内容が盛りだくさんで、全て行
うのは無理だと予想していた。ただ、内容を再度検討する為に、実施計画の
数値目標と実績を併せて提出して欲しい。現状に見合わない目標の改善を
検討できる。

J T B C :引き続き、若い世代へのアプローチは続けていきたい。数値目標と実績につ
いては既に大府市に提出している 5 年間の実施計画、数値目標がある。
本日後ほど、配布する。
(H26 図書館部門について事務局・峯岸より説明)

A 委 員 : 子育て支援講座の有料託児はいくらか。

T R C :30 分 250 円。1 時間半の講座であった為、750 円徴収した。

A 委 員 :相互貸借図書はほとんど愛知県図書館であるか。

T R C :約 3 割である。

J T B C :文化部門からの意見となるが、図書館としてもう少し学生を取り組む企画
を増やしてはどうか。現在、学習室が常に満室になり、勉強だけではなく、
読書をする学生を図書館へ呼込んで欲しい。 小学生対象の企画は多いと感
じるが、中高生対象が少ない。ビブリオバトルなどが好ましいのでは。

T R C :7 月に行う子どもまつりでは、市内中高にサポーターの依頼で訪問した。
昨年は 50~60 名集まった。

J T B C :現在、館として 20 時以降は高校生以下、保護者の同意書を記入してもらい
なるべく自宅で勉強をさせる為に規制をしているが、同意書を書いて毎日
学習室以外の場所で友達と会話をしている子どももいる。

A 委 員 :20 時までの規制は必要ないのでは。

J T B C :この近隣は外灯も少なく、交通量も増えた為、危険である。20 時以降は保
護者が迎えに来る事を前提にし、非行防止も含め、子どもに声がけをするな
どし親の目線で指導している。

B 委 員 :図書館内の特設コーナーが分り難い。近隣では希に見る文庫の多さと認識
しているが。何かティーンズコーナーをメインとしたイベントをするべき
だ。

C 委 員 :図書館サポータークラブの意見交換会が 10 月から 3 月まで 1 回も無かった
ことは残念だ。

B 委 員 :レファレンスサービスは、先ほどの報告通り、言葉をしらない事もあるし
レファレンスコーナーに行っても、何をする場所か分らない。コーナーに分
りやすいネーミングやサービスの例えをあげて、表示してみてはどうか。

C 委 員 :中期事業計画目標値の報告にあった「市民の学習力を向上させる図書館」の
指標は何か。

T R C :「資料の探し易さ」
「図書館内資料検索端末」
「調べ物の相談」についてアン
ケート調査による満足度をまとめた。目標値があり、そのデータと照合し
ている。

A 委 員 :資料展示リストを作成しているか。何を展示してきたか、資料を作成すべき。
図書館サポーターの方にも、協力をお願いするべきだ。

D 委 員 :開館前に行われた、文化サポーターと図書館サポーター同席のかしこまら
ない意見交換会(ワールドカフェ形式なそ)を開催して欲しい。
(H27 運営計画文化部門について事務局・浅田から説明)
(H27 運営計画図書館部門について事務局・峯岸から説明)

D 委 員 :シャトルバスに乗客数が少ない結果だったが、廃止はしないで欲しい。

J T B C :公演内容によって手配するよう考えている。

E 委 員 :公演内容によって集客が難しい事があるが、今後どのように働きかけをす
るのか。

J T B C :今期はスチールパンのワークショップを行ってから、公演する。ワークショ
ップに参加された方からの口コミなどを期待している。

司 会

大 府 市 :行政直営ではないため、自由な発想が実現できて良い。行政が企画すると別
:大府市から意見はあるか。
の行政行事が行われる日に公演できないことなどもある。

司 会
:中高生について、学習や読書と友達との語らいのどちらに価値があるかな
どは誰にも決められない。大人の都合や思惑だけで、若者にあてがうような
価値観や規制には文化交流の場として大いに疑問。同意書や時間などの仕
組みやルールで縛るのではなく、周囲に迷惑をかけない、最低限のマナーは
きちんと守るってことは、しっかりコミュニケーションをして伝えるべき
なのではないか。初年度、何もわからない中で、市民、サポーター、デザイ
ン塾生、指定管理者が、たいへん頑張られたことは、称賛に値する。図書館
の講座や企画にしても、私も参加させていただいたアローブ春まつりにし
ても、市直営ではなく、市民や民間ならではの企画力や運営力でにぎわいが
生まれているとことを実感した。一方で、現場では、市民から聞く不満も同
じくあった。アローブは指定管理者として市民ではなく、行政(大府市役所)
の方を向いているのではないか。顔色を見ているのではないか。 市も発注
者として目に見える数値など、型にはまった定量的な評価に偏り過ぎてい
ないか。先ほど委員のご意見にもあった様に、分野別の実態を目標に対する
数値実績で報告し、実態に合っていないものは目標値を下げるなどする必
要があるし、数値で測れない価値など定性的な評価も加味するべきであろ
う。中高生を制度や仕組みで縛ることが不毛なのと同じで、市が指定管理者
を縛ることで市民サービスを阻害することがあってはならない。これらは
一年やってみて見えてきたこと。シャトルバスの費用対効果も含め、簡単な
ことではないが、まさに今私たちが問われているのだと思う。本日の運営協
議会では、時間が足りないぐらい多くの示唆と助言をいただき、意見交換が
できたことに心から感謝します。今後おおぶ文化交流の杜をより良い施設
にする為に、年2回開催の2時間の会議で全てを決定するのは困難なので、
先ほどのワールドカフェなど日常的でフランクな意見交換等を通して、こ
の会では数値目標変更の具体的な提案や、じっさいに現場で得られた気づ
きや価値など定性的な評価の報告も併せてしていただき、どうしていくか
だけ話し合えると、限られた時間でもっと有意義な議論ができるのでは、と
思う。

司 会
:閉会。