平成27年度「食品を科学する-リスクアナリシス(分析

平成27年度「食品を科学する-リスクアナリシス(分析)連続講座-」
講座テーマと内容
第1回
講座テーマ/内容
講演者
誰もが食べている化学物質パート2~微生物や酵素による化学反応~
村田容常委員
日本人は昔から発酵食品を利用してきましたが、そもそも発酵と腐敗は何がちがう
H27/7/23
のでしょう。発酵も腐敗も微生物による化学反応ですが、この反応には酵素というも
のが大きな役割を果たします。我々の食生活における発酵や酵素の利用そしてそれら
の安全性について学びます。
第2回
食べ物のおいしさと安全・安心 ~新鮮なものは本当に安全?~
石井克枝委員
調理には食材をおいしくするためだけでなく、「安全に食べられようにする」とい
H27/9/3
う重要な意味があります。生野菜、お刺身、そしてお肉を、安心しておいしく食べる
ために、食材のリスクを理解し、安全性を高める調理について考えます。
第3回
あなどるなかれ食中毒~腸管出血大腸菌やカンピロバクターを中心に~
熊谷進委員長
食中毒の対策の基本は相手を知ることです。あなどると大変な被害をうけることが
H27/10/8
あるかもしれません。食中毒菌の腸管出血大腸菌やカンピロバクターを中心に詳しく
解説します。
第4回
塩と健康~あなたの塩分摂取は大丈夫?~
佐藤洋委員
日本人は食事から必要以上の塩分を摂っており、塩分の摂りすぎが高血圧など健康
H27/11/5
への悪影響があると言われています。最新の研究結果から塩と健康について、摂取量
と健康への影響について考察します。
第5回
H27/12/10
第6回
農薬を安全に利用するために(仮題)
(未定)
農薬に関する最近の国際的な取組等を紹介するとともに、野菜や果物を栽培する時
に使われる農薬について、どのように安全性を確保しているのかを解説いたします。
体の中にたまるものと体の外に出ていくもの
山添康委員
脂肪はどうして体にたまるのか。また、体のどこにどのように溜まるのか。そして
H28/1/21
どのようにして体の外に出ていくのか。口から食べたものが、体の中で分解され、ど
のように体を巡るのかを解説します。
時間:講
義:13:30 ~ 15:00(90分)
意見交換:15:00 ~ 15:30(30分)
会場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34 )