150415 学校だより2号(校長室から)

絆を大切に命輝く学校の創造
多肥小だより
しあわせ
2015.4.17
Vol. 2
校長室から
この春は冷たい雨に何度も見舞われ、満開の桜が寒さに震えて見えることがありました。でも、風雨で舞
い散った花びらの後には、鮮やかな新緑がしっかりとついており、自然のたくましさを感じさせてくれてい
ます。
さて,本校は、今年度の新入生195名を含む全校児童数1090名で、平成27年度のスタートをきり
ました。子どもたちは、新しく転入してきた友達や転勤してきた多くの教職員を迎え、それぞれが希望や不
安を抱えながらも、新たな気持ちで頑張っていこうと決意していることと思います。
保護者の皆様には、日頃より多肥小学校の教育活動にご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございま
す。本年度がスタートして、毎日充実した教育活動が展開できるのも皆様のご支援の賜だと感謝しておりま
す。
今年度も多肥小学校は、「めざす子ども像」を「自分をみがく子」「人とかかわる子」「未来を拓く子」
として、以下のことを柱に取り組んでいきます。
◎「自分をみがく子」
○学習に打ち込む・・基礎・基本の定着
○健康な体と体力をつける・・基本的な生活習慣の定着と健康
○自分のことは自分でできる・・一人一人が自立(自律)
◎「人とかかわる子」
○認め合い学び合う・・お互いが認めたり協力したりして学び合う
○人を思いやる・・友達や人との関わりの中で思いやりの心を育てる
○人や社会のためにつくす・・社会性や公共性を身につける
◎「未来をひらく子」
○自分の夢や希望を持つ・・常に目標を持ち前向きに生きる
○目標に向かって努力する・・困難を乗り越える意欲や向上心を持つ
○明るく前向きに生きる・・笑顔を大切に将来への可能性を信じて取り組む
学校での教育活動の充実は、学校と家庭と地域の三位一体によって可能になります。中でも義務教育のこ
の時期には、家庭との協力や連携があってこそ、子どもたちの個性や可能性を見いだし伸ばす教育ができる
ものと考えています。
小学校の6年間では、急激な心身の成長や旺盛な好奇心の高まりなどが見られ、さらに自分を意識する自
我も目立ってきます。そして、急激な変化に心の発達がついていけずバランスを崩すこともあります。この
ような子どもたちの成長に対応するためには、大人が成長期の子どもの特徴を理解して、子どもとの関わり
を大切にしていく必要があると思います。
子どもたちの経験したことを吸収して、成長する様子や順応力には感心します。本校は行事等を通して子
どもたちが頑張れる場をつくっていきます。保護者の皆様も子どもたちに失敗を恐れずチャレンジする大切
さを教え、背中を優しく押して支えてあげてください。
今後とも、多肥小学校が「魅力ある学校」で、子どもたちの活力あふれた学校になるよう努力して参りま
すので、どうぞよろしくお願いします。
元気いっぱいの1年生が入学しました。
4月9日(木)、平成27年度の入学式が行われました。晴天に恵まれ、正門を
くぐる子どもたちは、どの子も目を輝かせ、元気に登校してきました。担任に続
いて6年生と一緒に新1年生が、少し緊張した面持ちで入場してきました。新
入児童呼名では、一人一人が精一杯、元気でかわいい返事を聞かせてくれま
した。校長先生のお話やPTA会長様やご来賓の方々の祝辞の後、全員で
「1年生になったら」を歌い、入学を祝いました。最後に、児童会の子どもたち
が多肥小の学校紹介をしました。職員一同、1年生が早く学校に慣れ、楽しく
学習や遊びに取り組めるよう、全力でサポートしていきます。保護者の皆様の
ご協力をよろしくお願いいたします。
「行ってきます!」
いつもの黄ハン 手に持って(黄ハンは交通安全母の会より寄贈していただいています。)