1. 第2回とよた森づくり委員会 会議録 - 豊田市

1.
第2回とよた森づくり委員会
◆日時:平成 21 年 10 月 22 日(木)
会議録
13:30∼16:50
◆場所:豊田市森林会館
◆参加者(21 名)
委員:13 名
(正副会長
以下 50 音順)
オブザーバー:3 名
事務局:5 名
委 員 名
(敬称略)
(会長)
岡本 譲
(副会長)
中根 芳郎
板谷 明美
宇井 和男
大江 忍
大畑 孝二
澤田 恵美子
鈴木 洌
鈴木 禎一
中泉 祐子
山内 徹
山本 薫久
山本 輝夫
関
鈴木
洲崎
原田
北岡
加藤
宇井
鈴木
範夫
修
燈子
保裕
明彦
鎌一
和廣
満
所
属
元愛知県賀茂県有林事務所 所長
豊田森林組合 代表理事組合長
三重大学大学院 生物資源学研究科 共生環境学専攻 准教授
久木地域森づくり会議 代表
NPO法人「緑の列島ネットワーク」 理事長
自然保護関係者(日本野鳥の会)
豊田市消費者グループ連絡会 会長
森林所有者
あさひ製材協同組合 代表理事
公募委員
公募委員
NPO法人「都市と農山村交流スローライフセンター」代表理事
連合愛知豊田地域協議会 事務局長
豊田市役所産業部 部長
愛知県豊田加茂農林水産事務所 林務課長
豊田市矢作川研究所 主査
豊田市役所産業部 森林担当専門監兼森林課長
豊田市役所産業部 森林課 主幹
豊田市役所産業部 森林課 主幹
豊田市役所産業部 森林課 係長
豊田市役所産業部 森林課 係長
1
◆添付資料
1.とよた森づくり委員会委員名簿
◆配布資料一覧
1.平成 21年度 第 2 回とよた森づくり委員会次第
2.資料1
間伐モニタリング調査について
3.資料2
今後の「森づくり委員会」の活動目標と工程
4.資料3
平成 20 年度 森づくり基本計画における重点プロジェクトの達成状況
5.資料4
森づくり会議及び団地化状況…平成 20、21 年度森づくり団地計画総括表
6.資料5
地域森づくり会議及び団地の進捗状況について
7.資料6
現地視察用資料(高性能)林業機械による間伐地・団地内の施業状況
その他
・とよた森づくり委員会における検討課題の対応状況一覧
・「Let,s 団地間伐!」∼みんなで森づくり会議を作って、間伐をしよう∼
・「第 5 回矢作川森の健康診断 報告書」あとがき…蔵治委員より
平成 21 年度
第 2 回とよた森づくり委員会
次第
1.あいさつ
2.間伐モニタリング調査について…現地(足助地区井ノ口町三ツ足市有林)…資料 1
3.議事
(1) 今後の「森づくり委員会」の活動目標と工程について
…資料 2
(2) 森づくり基本計画における重点プロジェクトの達成状況
…資料 3
(3) 報告及び意見交換
・森づくり会議及び団地化状況
…資料 4
・ とよた森づくり委員会における検討課題の対応状況一覧
・「Let,s 団地間伐!」∼みんなで森づくり会議を作って、間伐をしよう∼
・「第 5 回矢作川森の健康診断 報告書」あとがき
4.その他
□次回委員会の開催日(予定):
2
月
日( )
開会
13:30
○事務局(原田課長) : こんにちは。
平成 21 年度の第 2 回の森づくり委員会ということでございます。
本日は、現地、現場を見た上で色んな議論を深めていただきたいと思い
まして、今回から少し現場と議論をセットでいきたいなと思いまして、今
日のところは間伐モニタリングということで、間伐したらどういうふうに
植生が回復していくかというところをチェックしようと、見ていただこう
と思っております。それを見てから議事に入りたいと思っております。
間伐モニタリング調査について…現地調査(三ツ足市有林)
【40%間伐地】
3
○事務局(原田課長) : モニタリング調査ありがとうございました。
それでは、後半戦は議事のほうに行きたいと思いますが、その前に本日
は部長が参っておりますので一言挨拶をいただきます。
○関部長
: みなさんこんにちは。
後半戦の再開に入ってきまして、きっかけづくりというタイトルをいた
だきまして、こうして出席させていただきまして委員の皆様方の元気なお
話とか、活発な会議で討論されるのを本当にうれしく思っておりますし、
また 10 月は豊田市「森づくり月間」ということで、今日はその後半戦の本
当の森づくり会議に私も触れてみます。本当に山を守るということは大変
なことだなあと思いました。今後ともよろしくお願いします。
○事務局(原田課長) : それでは、会長にお願いします。
○岡本会長
: 3の議事の(1)の説明をお願いします。
3.(1)今後の「森づくり委員会」の活動目標と工程について
○事務局(北岡主幹)
資料 2 により説明
○事務局(原田課長) : 補足させていただきますと、今までは現状報告ばかりが多く前回もその
点でご指摘をいただいた様な気がしましたので、次の見直しに向けてのス
テップを改めて考えた方が良いということで、半分「勉強会」というと言
葉に語弊がありますが、現状の生のところを見ていただきながらそれを踏
まえたご非難をいただきたいなと。
それで見直すべき点、反省すべき点を抽出したうえで、次の見直しにつ
なげていきたいなと思っておりまして、提案をさせていただいたところで
すので、ご意見をいただければと思います。
○岡本会長
○山本(薫)委員
:
:
○事務局(北岡主幹):
○山内委員
何かご意見は。
第 6 回の森づくり会議・森づくり団地作戦の総括と検討となっています
が、それは間伐をしていく主要な課題ではありますが、その他にいろいろ
な柱があり、相対的に含めてのものなのでしょうか。
基本構想、基本計画の中の中期見直しのための議論が第 6 回に始まり、
24 年度に最終的なということですね。
はい。そうです。
:
この 2 年間で勉強会(研修会)をやって任期が終わっちゃうとその後に何
も言うことが出来ないですね。
○事務局(北岡主幹):
第 6 回の総括と検討というところでそれに当てようかと思っていました
が、もう一回前倒して最後が全体の検討に入れるように見直しをしてみた
いと思います。
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○中泉委員
:
せっかく勉強させていただくんですから提言させていただきたいですね。
○山本(輝)委員
:
過去の災害で被害にあったところの災害事例なんか現地に行って見ると
いうこともどうかと。
○事務局(原田課長):
以前、長野県(諏訪)の保安林の山崩れがあって中央道が埋まった事があ
って、あの時調査に行こうと思っていましたが、行けませんでした。
あの時、崩れた一番初めのところがどうだったかというのが信州大学の
研究でもあり、資料も入手していますが、雨で崩れたところで他所の事例
も調べに行く価値があるのではと思っています。
委員さんと交えて調査に行くというのは費用の問題もありますので、検
討課題とさせて下さい。
調べてきたデータ(長野県の調査事例等)もご紹介できるような形に出来
ればと思っています。
○岡本会長
:
他に何かご意見はありますか。
○板谷委員
:
研修の中身でわりと山の方、山の中の方ばかりですので、出口の木材利
用のところが一箇所あると良いのではないかと思います。
○事務局(原田課長):
利用間伐のところでは団地間伐をやって材を集積しているのは見られま
すが、そこから先ですよね。最後集積したところの製材工場まで行くあた
りが、見られると良いと思いますね。コースの中で一度考えてみます。
○岡本会長
:
○大畑委員
:
森づくり基本計画の第 1 期が 24 年度まであって、私たち委員の提案は
23 年度末までに出して、丸々1 年かけて色々検討して 24 年度に完成という
ことですね。研修も何回かやっていただいてありがたいなと思います。
○事務局(原田課長):
そうです。それで 25 年度にスタートということになります。
25 年度にスタートしようとするとその前に予算の問題がありますので、
24 年度の前半戦までにはある程度の方向性が出ていないと、予算に盛り込
めないです。ですから、24 年度 1 年かけてやっていては遅いですので、23
年度或は 24 年度の中ぐらいまでには方向性を出していかなくてはなりませ
ん。
○大江委員
公共建築物に対して豊田市としてどのくらい利用していくんだという目
標とか計画というのはこの中には無いのでしょうかね。
この中(資料 3 -5 素材生産)にありますが、これからどのように実施され
ていくのか、今後計画していくのかと。今木材の利用については、かなり
緩和されてきて、もう一度という考え方がかなり広まってきまして改革を
どうするかとか、使い方とか厚みを持たせることによって避難時間を稼げ
ますから、そういったものを利用していくということがどんどん増えつつ
あります。
豊田市としても、もう少し横のつながりを取りながら課を越えて何かそ
ういうものを市の中で作る、公共物には入れていくということが出来ない
のかと。
:
その他に何か。
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最近、首相官邸を見ると必ず後ろに間伐材がきちっと出してあり、そう
いう点が非常にすばらしいなと思います。
豊田市も間伐を進めていくんであれば市役所の中の改修だとかにもう少
しアピールするために木を使えるようにもっていけないものかなと。
すぐ建築課の方は不燃でなくてはいけないとか言われますが、それは「燃
え代」である程度カバー出来るようになってきましたので、それをちょっ
と踏まえて変えていってくれると、前に言った木造都市を目指すというか、
そういう意味の中ではどんどん利用出来るのではと思いますのでそういっ
た計画も少しどこかに入れていっていただければと思います。
○山本(薫)委員
:
もう一度条例とか基本構想とか基本計画のところを勉強しなおして、実
際に間伐を軸としながらどうやって進めていくが本文にあって、それを検
証していくには自分たちで何をしていけば良いのか、何を見ていったら良
いのかを自分たちで決めなくてはいけない。
提案はされていますが、先にその勉強会をする必要があるのではないか
と思います。
条例とそれに基づく基本構想と基本計画があってそれが今現状どうなっ
ているのか、或はどう進めていくのかの共通認識を持ってからやるという
必要があると思います。それで、研修の内容を考えていくと。
そもそものところをもう一度やっていただいて、今年度のチェックをし
ていくというように。
○大江委員
:
本当は項目ごとに分けて、民主党のマニフェストが出ていると思うんで
すけど、出来たものには「○」とか、出来ていない物とかまだ検討もして
いないとかを色分けして出ていますが、それに近いようなものがあると、
すごく見やすいと思います。
○山本(薫)
:
○事務局(原田課長):
○岡本会長
:
○大江委員
:
○山本(薫)委員
勉強会形式でやろうとおっしゃっていただけるなら、やりたいと思いま
す。新しい方はご存知無いかもしれませんが、森づくり委員会で条例、構
想を検討していたころは正式な委員会とは別に手弁当で勉強会を委員さん
でやっていただいて、それで喧々諤々やっていたことがありましたので、
そういった過去がありましてもう一度勉強をやりたいという提案だと思い
ますので、企画したいと思います。
勉強会も一回では無理なので 2∼3 回やらないと。
合意さえいただければ調整を取ります。白書も併せて。
どうですか。一度やってみますか。
手法を決めてしまえば後の委員さんにも受け継いでやっていただけると
思います。
: まずは、条例と構想、計画のことについてを。
○事務局(原田課長):
○山内委員
もう一度原点に戻ってやる必要があるのではと。
:
さしあたり、条例・構想・計画がどういう考え方をしていたかというこ
とをもう一回おさらいをするということで勉強会を。
やっていただいた方がいいと思います。
6
○事務局(北岡主幹):
○山本(薫)委員
具体的にどのようなやり方をすれば良いでしょうか。
構想と計画を読み合わせるだけで丸一日以上はかかってしまいます。
:
○事務局(原田課長) :
○事務局(北岡主幹) :
○事務局(原田課長) :
○山本(薫)委員
:
○岡本会長
:
骨格でいいですから、レクチャーしていただいてその中でもう一回テ
キストに基づいて読み直すということではなくて、委員さんに読んでい
ただいていて、それでレクチャーして基本的にこういう観点で豊田市の
条例も構想も出来ていますよ、こういう位置づけですよということでや
り、21 年度の実績、22 年度はどうしますかという評価をやると。
そう何日もかかる話ではないと思います。委員さんにも宿題を与えて
くれればいいのではないですか。宿題を出せばやると思います。
今日、明日ではなく何ヶ月か後の話しですので。一ヶ月先とか。
全編やるのは大変なので。
まず基本的に見直すのは基本計画で、構想を見直すのではなくて基本
計画を概ね 5 年ごとに見直すということで、基本計画は森づくり構想に
基づいてありますので、山本さんがおっしゃったとおり森づくり構想を
じっくり熟知していただかないと基本計画の中身が分からないですね。
森づくり構想のポイントのおさらいをして委員共通の理解を。
事務局では当たり前になっていても一般市民の中では当たり前になっ
ていない。ですから繰り返し、繰り返し原点に戻りながら見ていくこと
が必要ではないかと。 問題になっていることがあればそこで出していた
だいて。
次の時にどうしますか。
○事務局(原田課長) :
次回までにやるか、次回までに計画を出すかということですが。
○山本(薫)委員
:
委員さんに宿題を出せばいいんじゃあないですか。
委員さんにこれ(豊田市 100 年の森づくり構想)を読んできて下さいと。
○中根副会長
:
○事務局(北岡主幹) :
考え方としては、この計画というのは 10 年間で 2 万 ha の人工林を団
地づくりして、とにかくやろうじゃあないかというのが一番大きな骨格
で、それが 2 年間やってどういうふうになっているか、あの構想で良か
ったのか悪かったのか。どういったところに問題があったのかは実際に
やっている自分たちとか、或は市の方の指導だとかを合わせてみてどう
いうところに無理があったのか、問題があったのかをみんなに言っても
らった方がいいのではないかと。
この研修計画は、いま組合長さんが言われたことと同じことを考えて
いたんですが、森づくり基本計画の本質は何かというと 10 年間で 2.5 万
ha 間伐をやることによって間伐手遅れ林を一掃しようというのが、目指
すものだと。それを第 1 に考えてどうしたら良いのかというのを一年半
かけて委員の皆様方にもう一度現場を中心としてご理解いただいてその
結論を来年度中に検討したいということでした。
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ただ、それがすべてではありませんが。
○中根副会長
:
何が優先するかということをこの森づくり委員さんが考えたときにそ
ういうことではないのかと。
それがある程度軌道に乗ったら次に何をすべきかという中身は考えて
いかなくてはと思う。
○事務局(北岡主幹) :
今日はゆっくりご説明をしながら検討したいと思っていましたが、資
料 3 の「平成 20 年度森づくり基本計画における重点プロジェクトの達成
状況」を今日用に作ってみたんですが、項目を見てもまさに間伐をやる
のだと、間伐をやるまでにどういう施策を考えていったらいいかという
のがプロジェクトのすべてだと、重点プロジェクトはそれに構成をして
あり、それに絞ろうかと思っていました。
計画が始まった年度として、基本計画に対しての年度としては平成 20
年度が初年度ですから、どの時点で計画変更を考え始めるかというとこ
ろまではいかないところもあります。
例えば次回、構想と基本計画についてもう一度おさらいをしてみると
いうようなことはやれるんではないかと。
○事務局(原田課長) :
おさらい会は、次回の会用にしておいて、見学会は別に計画するとい
うことでいかがでしょうか。
細かいことで恐縮ですが、正式な委員会には謝礼(報酬)を出させてい
ただいておりますが、勉強会となりますと予算の関係がありますので、
謝礼が出ませんが、ご了解をいただいて参加していただくということで
お願いします。
○岡本会長
:
それでは、そういうことでお願いします。
次をお願いします。
3.(2)森づくり基本計画における重点プロジェクトの達成状況
○事務局(北岡主幹)
資料 3 により説明
○岡本会長
:
何かご意見がありましたら。
○鈴木(洌)委員
:
団地間伐を中心にやっていただいてますが、自力間伐もあると思いま
すので、どこかの事例を今度の視察の中に入れて紹介して欲しいです。
自力で利用間伐をしているところの事例でメリットなんかも。
○事務局(北岡主幹) :
自力間伐というのに対する補助金は、矢作川水源基金という制度の中
で助成制度を行って、矢作川水源基金の助成金にさらに市が上乗せをし
て所有者の方が自力でやられた場合は森林組合を通して補助金を出させ
ていただくという形になっていまして、その制度は基本的には切るだけ
までが、作業工程という補助金になっています。事業としては、切るま
でが補助金の対象となって、そこから先で出されるのが本当に自力で、
自分でやられるか、その部分だけ森林組合に委託して材を出すかとなっ
てきますので、事例がありましたら報告させていただきます。
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○宇井委員
:
作業道と搬出路の違いはなんですか。
○事務局(加藤主幹) :
作業道ですが、4 トン車程度のトラックが入れる道路です。受益面積は
5ha 以上。5ha 以上の施業を行うところについて、作業道を作りましょう
と。幅員は 3m未満。ただし、カーブについては、拡幅を見ます。
搬出路は、伐採された木材をトラックなどに積込が可能な所まで搬出
するために作る道です。基本的には、クローラー運搬車を想定していま
す。
○洲崎オブザーバー :
2 番(資料 3)の団地化促進プロジェクトで会議数の達成率は悪くは無い
状況だと思いますが、団地面積に関してはかなり低い状態になっている。
これは、1つの会議あたりで予想された団地面積が実際は予想よりも小
さくなってしまったということでしょうか。
○事務局(北岡主幹) :
まず会議を立ち上げて、その中で地域が纏まって「纏めてやろう」と
いうところがあれば団地化、こういう事が多いですね。
或は、旧旭地区のように会議のあった全域を 4 つか 5 つに割ってそれ
を順番にやっていこうと、こういうところもあって会議の考え方によっ
て相当個性があります。
実際に進めてみると不在村所有者がいたり、測量するまでの境界が中
々出来なかったり、境界が出来ても測量が中々遅れたり、さらに森のカ
ルテを作るのに手間取ったりということで、特に初年度は前半戦が出遅
れたということが大きかったです。
今年は、それよりは今のところ去年よりは大分進んでおりますので、
もう少し実績が上がるようなことを。結局「人」が足りないということ。
森林組合の職員も一生懸命やっているし、市(森林課)の職員も加藤主幹
を始めとして毎日のように測量に出しているような状態ですが、それで
も中々追っ付かない。県の方も林業普及指導員を中心として測量にあた
っていただいていますが、それでも中々目標数値に達するにはかなり難
しいというのが現状です。
○洲崎オブザーバー
今後もう少し軌道に乗ってくれば同じ会議数でも団地面積が広がって
くるのではないかという考え方でいいですか。
:
○事務局(北岡主幹) :
○中泉委員
少なくても今、会議が立ち上がっているところ(資料 4 参照)をちゃん
とやれば目標数値は達成できるということです。
: 資料 3 ですが、棒グラフにするなどしていただくと一目で見やすいと
思います。
○事務局(北岡主幹) :
○山本(輝)委員
:
○山本(薫)委員
:
ありがとうございます。修正していきます。
ご熱心に議論していただいているところを恐縮ですが、うち(連合愛
知)では、間伐材を利用して「トイレットペーパー入れ」や「名刺入れ
などを作っておりますのでご紹介させていただきます。
現状で森林課が今問題としていること、課題は何ですか。
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○事務局(北岡主幹) :
課題は、今の会議、団地というシステムが難しいという面はあるかと
思います。それは私が県に入った 30 年前に同じようなことをやっていま
して、それで難しくて途中で終わってしまったという経験がありまして、
それをもう一度原点に返って今後の森林施策のために難しいことは承知
のうえで、なんとかやっていこうというのが今の市の構想そのものです。
ですから、難しいということは承知のうえで前進していこうと思って
います。
二番目には、施業界が確定しない。それに不在村者の対応を含めて非
常に手間を食っていることで、そういったことの対応をもう少し練らな
くてはならないといけない。
三番目に森林組合が 10 年間で 2.5 万 ha の間伐の実行部隊になってい
ただかないといけないと思いますが、今の職員数、作業班員数で本当に
やれるのか、あるいはどういうシステムにしたらそれがお互いに考えな
がらやっていけるかの検討はやはり必要だと思いますので、それを含め
た全体計画をもう一度考えなくてはいけないと考えています。
ほか一番の問題は、森林所有者の皆さんの考えをどうやったら間伐に
向けるか最終的には一番大きいと思いますので、この委員会の中でもご
意見をいただければと思います。
○事務局(原田課長) :
やはり会議や団地をやろうとすると世話役さんをやっていただける人
がいるか、いないかがすごく大きくて、皆さんやろうかなと思っても誰
がやってくれるのかで、それをまた市の職員がやるという訳には行きま
せんので。そこら辺が一番悩ましいところです。
○岡本会長
:
他になければ、次の(3)をお願いします。
3.(3)報告及び意見交換 森づくり会議及び団地状況
○事務局(原田課長)
資料 4 により説明
○岡本会長
:
何かご意見はありますか。
○山本(薫)委員
:
次回出していただく時に困難なところのもう少し突っ込んだところを
出していただきたいと思います。
○中泉委員
:
リーダーさんが居ないところは出るまで待っているしかないというこ
とでしょうか。
○事務局(北岡主幹) :
今のところどちらかというと、いい人が居るところにお願いしますと
か、そういう形でやってもらったり、私が頑張るとかで自発的にやって
いただける方が居るところが進んでいますが、それでも全体からみれば
知れていますから、進んでいない地域についてしっかり方策を考えてい
かないといけないと思います。
10
○澤田委員
:
○山内委員
:
リーダーの養成講座のようなものを。
○中根副会長
:
実績の上がっている団地から講師を呼んでもらうのもひとつの方法。
いずれにしても皆さん仕事を持ってみえるから難しい。
○澤田委員
:
現場で一番やっていただける方を育てていかないと。
○宇井委員
:
○事務局(北岡主幹) :
私たちも一生懸命委員会で色々問題点を出すんですけど一番の問題点
は地域にリーダーがいらっしゃらないところの問題点をどうするのかで、
待っていたら進んでいかないので何かをやらないといけないと。
役職手当みたいなものを出すとか、何かをやっていただかないと。
団地が進んでいるところで、進んでいないところに研修を。現状では
待っているだけですから何か方法を立てていかないと。
待っている訳ではないですが。
○洲崎オブザーバー :
今の話しとも関係しているんですが、この(「Let`s 団地間伐!」
)の説
明は。
これを見て思ったんですが、もう少し語りかけるような内容で分かり
やすものを。(間伐しないとまずいな、支援してもらえるんだ。)
○事務局(北岡主幹) :
今追加でお配りしました資料(とよた森づくり委員会における検討課題
の対応状況一覧)を見ていただきまして、前回、蔵治委員から委員からの
ご質問に対して検討すると言って未だに回答がないとご指摘をいただき
ましたので、今までのもの(H20.5∼前回まで)を一覧として提出させてい
ただきました。
内容について説明
○洲崎オブザーバー :
○中泉委員
:
今思ったのがこのチラシ(「Let`s 団地間伐!」)を見て思ったですが、
2 番目が 1 番上になって 3 番目を 2 番目にして 1 番目を最後にした方が流
れとして良いのではと思いました。
まず人工林が危ないということと、これだけ危ない人工林があると。
予算化の現状というのは。
○事務局(北岡主幹) :
22 年度の予算化に向けて現在要望を財政当局に出しているところです。
○岡本会長
他になければその他で。
:
○事務局(原田課長) :
蔵治先生から「第 5 回矢作川森の健康診断 報告書」あとがき をいた
だきましたので添付させていただきました。
内容等について説明
11
○洲崎オブザーバー :
ちょうどこの森づくり委員会についてかなり入っている。
○岡本会長
その他何かありますか。
次回は。
:
○事務局(北岡主幹) :
次回は、12 月の第 3 週をと思っておりますが。
○事務局(原田課長) :
次回は、おさらい会を企画するのと、別途見学会を企画するというこ
とで。
○事務局(北岡主幹) :
また、詳しいことは事務局からご連絡させていただきますので、よろ
しくお願いします。
○鈴木オブザーバー :
情報提供ですが、新税の話が出ていまして新税の工事が県下第 1 号で
発注をして豊田森林組合さんが受けられまして、工事が始まります。旭
町の三分山町という所で 7.22ha です。また新聞等で出るかも知れません
が、ようやく動き出したという事で情報提供させていただきます。
○洲崎オブザーバー :
11 月 1 日、日曜日午後1時からJAあいち豊田のふれあいホールで森
の健康診断の報告会と新しく導入した森の保水力を調べた「緑のダム実
験」などの結果についての発表なども行います。大変充実したものにな
る予定ですので、是非お越しいただければと思います。よろしくお願い
します。
○中根副会長
:
明日(23 日)現地で祈願祭(あいち森と緑づくり事業第 1 号)があります。
それから 25 日(日)は、もみじ市祭りですので、午後足助支所の二階で講
演会があります。講師は、速水林業の速水 亨さんです。
○岡本会長
:
開会
後はよろしいでしょうか。
それでは、これで終わります。ご苦労様でした。
16:50
◎ 次回開催: 12 月の第 3 週に開催予定
◎ 内容
: 森づくり構想、基本計画についてのおさらい会
災害事例現地視察(地)の検討
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