平成23年度 第3回 我孫子市農業振興協議会会議録 [337KB pdfファイル]

平成23年度第3回我孫子市農業振興協議会
会議概要報告
1.会議名称: 我孫子市農業振興協議会
2.開催日時: 平成24年3月28日(水)午後1時30分から
3.開催場所: 我孫子市湖北地区公民館2階
第二学習室
出席委員
鈴木委員、新堀委員、小池委員、豊島委員、成島委員、増田委員、
(11 名)
秋田委員、三宅委員、北原委員、類地委員、中野委員
欠席委員
早川委員、渡辺委員、米川委員、大炊委員、大井委員、相馬委員
(6 名)
事務局
徳本農政課長、増田農政課主幹、大井主査長、佐野主査長、
(5 名)
遠藤主査
4.議 事
(1)諮問事項
我孫子市農業振興地域整備計画の一部変更(軽微)について
(2)諮問事項
我孫子市農業振興地域整備計画の一部変更(軽微)について
5.公開・非公開:
公
6.傍聴人及び発言者:
開
傍聴人 なし
7.会議に配布した資料
・ 諮問第1号
我孫子市農業振興地域整備計画の一部変更(軽微)について
・ 諮問第2号
我孫子市農業振興地域整備計画の一部変更(軽微)について
・ 農業振興地域整備計画事務取扱要領(千葉県農林水産部農地課作成)
・ 農振地域の整備に関する法律、同法施行令、同法施行規則
・ 我孫子市農業振興基本条例
・ 我孫子市農業振興協議会条例(一部改正議決後の全文)
8.会議の概要
(1)開
会
(2)会長挨拶
(3)議
事
(4)その他
(5)閉 会
1
開 会
前
○事務局(佐野主査長)
午後1時30分
開
―
配布資料について確認
―
会
○鈴木会長
ただいまから、平成23年度第3回我孫子市農業振興協議会を開会いたします。
皆様ご苦労様です。いよいよ天気も良くなり我々農家としてもこれから田んぼある
いは畑と忙しくなってくるところであります。
さて、田んぼの土壌検査について、東葛ふたば農協では北新田、北浦など10ヶ
所の検査をさせていただきます。その結果はすぐに皆様にご報告させていただきた
いと思います。今後も農政課と連携して協力して行っていきたいと思っております
ので、皆様もご協力お願い致します。
それでは議事に入らせていただきます。まず諮問第1号我孫子市農業振興地域整
備計画の一部変更(軽微)について、事務局より説明願います。
○事務局(徳本課長)
本日は、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。
本題に入る前ですが、3月23日で閉会いたしました我孫子市の定例市議会にお
きまして、皆さんにご検討いただき、ご意見をいただきました農業振興基本条例が
無事全会一致をもちまして可決いただきました。この場をお借りして皆様に御礼申
し上げます。
また、この農業振興基本条例に基づきまして、24年度にはいろいろな施策を検
討していくことが重要な仕事になってきます。その際は、皆さんにご相談させてい
ただきながら事務事業を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
また、農業振興協議会条例変更案も、この3月23日の市議会最終日に可決いた
だきました。その変更内容の一つが定数の削減です。これまでの20人以内という
定数を、15人以内に減員して変更させていただきました。減員の内容は、まず、
市議会議員からの選出3名を削除させていただきました。市議会議員からの選出見
直しは、この農業振興協議会だけでなく他の審議会等も同様に行われ、議会運営委
員会で検討整理していただき、そのうえで条例改正もさせていただいたという経過
です。それから、県の農業事務所の職員の方も、定員のメンバーからは外れていた
だく手続きをとりました。よって、市議会議員3名と県の職員の方は外れた形にな
りました。そうすると20名の定員で4名減ったので16名ですが、公募選出を予
定した委員2名について、現在1名のみが選任されていますので、ちょうど15人
で納まるという形になっています。
4月以降は、この15人体制で農業振興協議会を運営していきたいと思いますの
でよろしくお願いします。
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また、このたびの農業振興協議会条例の変更では、所掌事務も一部変更させてい
ただき、農業振興基本条例とセットで、農業振興施策に係る計画の策定及び変更に
関すること、農業振興施策の推進に関することなども追加させていただきましたの
で、ご確認をお願いいたします。
それでは議事に入らせていただきます。
本日は諮問を2件提出させていただいております。
1件は高野山に新しくできた桃山公園の来訪者のための駐車場を整備したいと
いう計画で、所管は地域整備課となっております。今日は、地域整備課長に来てい
ただいておりますので、後で補足もしくは質疑応答の中で詳しくご説明していきた
いと思いますのでよろしくお願いします。
もう 1 件は、根戸新田の農用地区域内で農業用倉庫を設置するという、用途区分
変更の計画です。こちらの変更申出者は流山市の農家の方ですが、本日は代理人の
方に来ていただいておりますので、併せて補足や質疑の中でお答えいただけたらと
思っています。
それでは、諮問の第1号から説明いたします。
お手元に我孫子市農業振興地域整備計画変更協議書ということで、地域整備課長
から農政課長あてに出されている書類を配布させていただいております。
この変更協議ついては、農用地区域から除外をすることが適当であると判断しま
したので、諮問案件として提出させていただきました。
1.土地の表示ですが、高野山新田二ッ塚53番と54番1の2筆で、所有者と耕
作者は同じです。ここを農用地区域から除外するという変更案になります。
2.予定地選定の理由は、桃山公園駐車場整備事業として公園隣接地の用地を取得
して駐車場施設を整備するということで、土地収用法第20条の規定により事
業の認定を受けた計画です。
3.変更後の利用目的ですが、高野山桃山公園の駐車場として整備を進めるという
ものです。
4.この除外によって、周辺に及ぼす影響があるかということですが、特に無いと
判断されます。
6.
隣地所有者は2人ですが、それぞれ同意をいただいているということでござ
います。
7.添付文書は、位置図・配置図・測量図と公図の写し等、お手元の資料を確認い
ただきたいと思います。
位置図を見ますと桃山公園のちょうど下にあたりまして、桃山公園から階段で斜
面を下りていくと駐車場ということになります。駐車場の平面図は添付のとおりで
す。都市計画道路沿いの土地です。あとは登記簿の写しと地積測量図があります。
併せて土地収用法の手続きということで千葉県報の写しを添付していますが、これ
は、土地収用法に基づき告示を得ている事業であるということです。
除外をしようとする場合、通常は県知事の同意が必要ですが、土地収用法や都市
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計画法の告示を得る手続きを行っている事業などは、県知事の同意が不要となる
「軽微変更」という扱いになります
以上により、この事業用地は、千葉県知事の同意を得ることなく我孫子市の裁量
で除外することができます。
提案の説明は以上ですが、諮問第1号について、ご質問や周辺の農業との関係で
ご意見等がありましたらよろしくお願いしたいと思います。
○鈴木会長
以上で説明は終わりました。
諮問第1号についてご意見等があればお願いします。
○成島委員
面積の上限など、数字的な規定はありますか。例えば、1,000㎡とか面積が
大きくなっても認めてもらえるのですか。
○地域整備課(岸本課長)
面積の上限、下限は特にございません。地域整備課において、この付近で水田や
畑などを耕作しているところには影響を与えない部分として場所を検討し、現在こ
の場所は全く耕作しておりませんので選定しました。必要な駐車スペースとして2
0台程度を計画したものです。
○成島委員
面積は関係ないということですが、例えば、根戸新田地区でもこのような話が出
た時には、同じ対応ということですか。
○事務局(徳本課長)
例えば駐車場台数がその公園にとってこのくらいが適当ですというものが、それ
なりに合理性を持っていなければいけないと思います。他の事業もそうです。全然
必要が無いのに、たとえば 10,000 ㎡とか、あの場所で駐車場を確保するかという
と、なぜそんなに必要なのかとなります。来訪者を一日これ位かなと予測して、こ
の位回転するなどと予測すれば、20台位が適当であろうという組み立て方をする
わけです。こうしたことが説明された中でこの事業の認定・告示を得たということ
です。
○地域整備課(岸本課長)
補足しますが、実際に事業認定を受けるときにそのようなことが議題となり、吟
味されたうえで事業認定されたということです。
○鈴木会長
公共性のある事業であれば、除外の対象はかなり出てくるというわけですね。
○事務局(徳本課長)
土地収用法には、いろいろな事業が該当すると書かれていますが、本件のような
駐車場は「その他公共の用に供する施設」という扱いで、特別に認定を受けなけれ
ばなりません。駐車場は、民間のもの公共用のものいろいろありますが、この場合
は公共用で絶対に必要だということを説明して、特別にその他の公共用施設の位置
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付けで認定をいただいたものです。こうしたその他案件は、ケースごとに審査され
るという形になります。
○北原委員
いただいた資料を見ると、公告と面積が違うようなのですが。
○事務局(徳本課長)
公簿の面積と収用法の告示の面積と違うということだと思いますが、告示は実測
です。諮問では、公簿の面積となっています。
○三宅委員
地積測量図を見ていますと、地番ですと54-1と53が今回の対象ということ
ですね。そうしますと、右側の部分と三角形の部分が2筆ほど残るみたいですがこ
の土地については買って下さいという申出は無かったのですか。
○地域整備課(岸本課長)
この右側の土地は千葉県の土地であり、管理は柏土木事務所ということです。今
回の土地収用法の対象にはなっていません。
ここについては、事前に相談に伺いまして、もし県で使用しないのであれば我孫
子市の方で駐車場の一部として整備できないかということで、担当課長からは占用
という形で無償で貸してもいいですよという返事はいただきました。今後この土地
につきましては、整備費の問題もありますが、この部分も含めて整備できるかどう
か、あるいは最終的に正式に千葉県が無償で貸してくれるかどうか、場合によって
は、県も財政が苦しいでしょうから無償ではなくて買って下さいという話があるか
もしれません。現在は整備することについては保留という形にしています。
それから、端の三角形の土地ですが、当初市としては一体的に整備をしたいと考
えて地権者と協議をしました。事業には協力しますという返事はいただきましたが、
この部分を収用できるかというと、駐車場としては車も止められないということで
収用する理由がありません。この部分が無くても駐車場は出来ますねという話にな
ってしまいますので、この部分を収用法の範囲で事業認定することは難しいと判断
し今回は対象としていません。ただ、将来的に地主さんから何らかのお話があれば
と思いますが、正直申し上げて買って下さいと言われると難しい面もありますが、
寄付とかであれば一体的に整備しても良いのではと考えています。
○事務局(徳本課長)
通常、農用地区域を分断するような除外というのはダメだということになってい
ます。例えば、このような残地が残るような形は一般論として望ましくありません。
農用地区域の土地は繋がっていることが基本だということになっていますが、土地
収用法上の手続きはそのような考え方の中でも例外的に処置ができますので、結果
的にこの駐車場計画は適当だと認定されました。ただ、わずかな面積ではあります
が、残地の処理がありますので、岸本課長が言われたようにこの手続きが終わって
からいろいろな対応が必要になるかもしれません。
○鈴木会長
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他にありませんか。
無いようですので、諮問第1号につきましては質疑を打ち切ります。
諮問第1号の承認についてお諮りします。賛成の方は挙手をお願いします。
―
挙手全員
―
○鈴木会長
挙手全員ということで、諮問第1号は承認されました。
次に、諮問第2号我孫子市農業振興地域整備計画の一部変更(軽微)について、
事務局より説明願います。
○事務局(徳本課長)
諮問第2号は、地権者の流山の農家の方から、我孫子市長あてに変更協議が出さ
れたものです。市として適否を検討しましたが、農業用施設の整備にかかる用途区
分の変更については特に問題は無いという判断をしましたので、諮問案件として提
出させていただきました。
1.土地の表示ですが、我孫子市根戸字船戸1091番の一部、地目は畑、地積は
167.61㎡、所有者と耕作者は同じです。
2.変更予定地選定の理由は、公道に接し、建物を建てた場合も、その日影が周辺
に及ぼす影響は少ないと考えられるということです。
3.利用目的は、床面積37.60㎡の平屋建ての建物を建て、農業用機械倉庫と
して利用するということで、特に給排水設備は設けないということです。
4.周辺に及ぼす影響については、他の所有者の農地は隣接しておらず、特に影響
ないということです。
6.添付書類は、位置図・配置図・測量図です。建物は、1091番の土地の一部
を使うということになっていますので、測量図はこの地番の土地を切った図面
が付けられています。農用地区域を除外したり用途区分を変更したりする時に
は、分筆した方が望ましいのですが、自分の土地の一部を農業用倉庫とする場
合、分筆することが絶対要件であるわけではありませんので、その中で一部そ
の部分の測量がなされていれば良いという扱いにしております。また、計画地
の周りは全て自分の土地と公道ですから、特に周辺の方の同意ということは必
要ないということです。
つづいて、農業用倉庫の農振法上の考え方を説明します。
お手元に配布した資料の中に、農業振興地域の整備に関する法律というものがあ
ると思います。それから、県が作っている取扱要領。これらは今後も同じような案
件を検討していく上での基礎となる法令、取扱い要領ですので、ファイリングして
おいていただければと思います。
この199ページの中段の施行令第9条に「農業振興地域整備計画に係る軽微な
変更」について規定されています。「市町村が定めた農業振興地域整備計画に係る
法第13条4項の政令に定める軽微な変更は、次に掲げるものとする。」と規定さ
れ、市町村の判断で計画変更できるものが記されています。この案件は、4項の用
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途区分の変更という手続きで処理することになります。
―
規定について説明
―
この件でご質問等ある場合は、本日代理の方が見えておりますので、お答えして
いただければと思います。
○鈴木会長
以上で説明は終わりました。
諮問第2号についてご質問等があればお願いします。
○事務局(徳本課長)
では、まず、現在の農業経営の状況等を代理人の方に説明していただきます。
○代理人(石原氏)
代理人の石原でございます。
現在、ここではぶどう園を一部で行っています。また、去年からサツマイモやエ
ンドウ豆、スナップエンドウ、ナス、そら豆などを収穫しています
ぶどう園は、3年の間に育てて、出荷までもっていきたいという計画でございま
す。土地にも制限がありますので、これ以上は広く出来ないという現状です。
○鈴木会長
地権者の方は、ここでどのくらいの面積を所有しているのですか。
○代理人(石原氏)
全部で、4,073㎡所有していますが、その一部に農業用倉庫を建設するとい
うことで、今回協議書を出させていただきました。流山から通っていますので、現
在はトラックで耕運機や肥料などを持ち込んでいるのですが、今後は軽トラで来て
作業したいという希望がありまして、農業用倉庫を建てたいということです。
○成島委員
建てるときは確認申請などが必要なのですか。
○事務局(徳本課長)
今回の用途区分変更を行ったとして、そのあと別の手続きが必要となります。あ
らためて農地法の転用許可手続き、建築確認手続き等を行っていただくことになり
ます。
○北原委員
いただいた登記簿謄本資料で、1091番の土地について、所有権移転登記がさ
れて、同日付けであわせて条件付所有権移転仮登記がなされていますが、これはど
のようなことでしょうか。
○代理人(石原氏)
実は、私も三協フロンティアに籍を置く者ですが、三協フロンティアの持ち株会
社で有限会社和幸興産という会社があります。この会社が三協フロンティアの親会
社にあたるのですが、そこのオーナーが三協フロンティアの会長をしています。こ
この地権者の方はこのオーナーの義理の弟になります。流山に農地を所有していて
農業経営を行っていたのですが、区画整理によって農地が無くなってしまいました。
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やはり農家の方なので、体の動くうちは農業をやりたいという気持ちがあるようで
す。今回の案件の土地の上方には武者小路実篤邸があります。これは和幸興産が所
有しているのですが、その下に広がる農地一帯を売ってもいいよという話がござい
まして、この農地を取得するに至ったという経過です。その際、和幸興産が資金的
にバックアップしたことからこのような仮登記をしたという経緯です。和幸興産は
通常の持株会社ですので、農地を持てません。基本的にお金は全て和幸興産から出
ているということです。
なお、地権者の方がここで農業をずっと行っていきたい、ぶどう園をなんとか成
功させたいという思いは変わりませんので、よろしくお願い致します。
○事務局(徳本課長)
この仮登記は、県でも確かに議論にはなりましたが、法的に問題無いということ
で許可となったと聞いております。その後の農業経営が大切でしっかり土地利用し
てもらうことが重要ですので、そのような方向で話を進めてきています。その中で
必要な農業用施設については、用途区分の変更という手続きを行いたいというもの
です。
これも、必要最小限の面積でしか認められませんから、その後の農地法の手続き
をするにしてもそうですが、その範囲内でということになっています。
○鈴木会長
他にありませんか。無いようですので、諮問第2号につきましては質疑を打ち切
ります。
諮問第2号の承認についてお諮りします。賛成の方は挙手をお願いします。
―
挙手全員
―
○鈴木会長
挙手全員ということで、諮問第2号は承認されました。
これにて本日の議事は終了しましたが、その他で何かご意見などがありましたら
お願い致します。
○事務局(徳本課長)
私の方から1点、市民農園についてお話させていただきます。
日秀新田市民農園が、この4月から開設することになります。駐車場も中に設け
て、簡易なものですがトイレ、休憩施設も整備しました。
この市民農園の特徴は、一般の市民の方々向けの30㎡位の区画の市民農園とは
別に、同じ市民農園のルールの範囲内ですが、新規就農を目指す方が200㎡、3
00㎡、500㎡という規模でチャレンジしてみたいということがあれば、そうい
う方を応援し、講座なども設けながら利用してもらおうということで仕組みをつく
っています。
他にはなかなか例のないような市民農園の運営ですが、現在、3名の方が手を挙
げてくれております。
試行錯誤ではありますが、新しいタイプの農園が始まりますので、是非機会があ
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りましたら、訪れてみていただければ良いかと思います。
○鈴木会長
何区画くらい整備するのですか。
○事務局(徳本課長)
一般向けは120区画程度で、新規就農を目指す方の区画として全体2,200
㎡を用意しています。そこについては、利用者と相談をしながら区域割をして始め
てもらうということです。
その中で、我孫子で土地を借りてでも農業を本格的に行っていきたいという方が
育ってもらえたらいいかなと思っていますので、それを後押ししていく事業です。
それからこの前段の話ですが、市がこの日秀新田の養豚場跡地に新しい市民農園
を作るにあたっては、浅間前市民農園は廃止しますということで話を進めていまし
た。しかし、この土地をお持ちの方が他の方と連携して民営の体験農園として続け
ていこうという意向を示されましたので、この浅間前農園については廃園とせず、
地権者が自主的に運営する農園として継続してもらうことになりました。浅間前市
民農園で今まで利用していただいた方で、同じ農園で継続したいと希望された方は
そのまま利用できることになりましたし、新しい日秀新田に移ってみたいという人
はあらためて必要な手続きをしてもらいました。
まだ、それぞれ区画には余裕があります。高野山新田のふれあい市民農園も、値
上げをしたということもありますが、現在6~7割程度の利用者となっています。
ぜひ、多くの方に市民農園を利用していただければと考えています。
なお、市民農園の利用に関しては、放射能の影響も多分にあったのではないかと
感じています。農家の方が自ら開設している農園も、市内に十何ヵ所かありますが、
その中では今年は利用の更新がかなり減ったという話も聞いています。今年は遠慮
して様子を見ようという方もいるのかなと思っています。これも風評被害かもしれ
ません。残念ではありますがそのような傾向があります。
農家の方たちを応援するうえでも、風評被害を払拭するためにも、様々な取り組
みをしていかなければならないと痛感しています。
○鈴木会長
以上をもちまして平成23年度第3回我孫子市農業振興協議会を閉会いたしま
す。どうもご苦労さまでした。
午後2時35分
散
会
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