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1961年1月16日 第3種郵便物認可 1999年8月1日 第450号(毎月1回1日発行1部50円)
(加盟団体関係者の講読料については、負担金に含まれている。)
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二二2542年8月(1999年)
財団法人 全日本仏教会
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仏教とマルチメディア研究会主催公開セミナー(関連記事12∼15頁)
理事会開催
戒名(法名)問題に関する研究会
本会の理事会が、去る五月三十一日午後二
承認を求める件﹂
’﹁規ギ P
時から、京都東急ホテルで開催された。三帰
を一括して上程。始めに、野生司総務部長が
不破議長より、第一号及び第二号の二議案
事業の概要を報告、続いて吉橋財務部長が、
依文唱和に続いて、不破理事長を議長に、森
和久・藤 光賢の両師を議事録署名人に選出
な説明を行った。監事を代表して小川純夫監
一般会計、特別会計の収支決算について詳細
議案第一号﹁平成十年度事業報告について
事より監査報告を行った後、原案通り承認さ
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暑中お見舞い
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財団法人全日本仏教会
蓮
不破
清典
同
仁
奈良 康明
岩田 文有
河野 憲善
清水谷孝尚
会長濱野堅照
副会長
理事長
事
し議事に入った。
承認を求める件﹂
れた。
議案第三号﹁平成十年度ルンビ二目園復興
計画事業報告並びに中間収支について承認を
求める件﹂
業の概要について説明し、吉橋財務部長が中
不破議長より上程。櫻井国際文化部長が事
間収支について詳細に説明した。小川監事が
監査報告を行った後、原案通り承認された。
事務総長
一2一
@ 事務総局職員一同
一
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仏
全
1999年8月1日
理
報告事項
①ルンビニi園復興計画事業の現状につい
てご配慮いただきたいと要請した。出席者よ
算が残り少なくなっているので、理事会とし
の折衝経過を詳細に報告。ルンビニー関係予
一月以降のマヤ堂復元に関するネパール側と
ルンビニー委員会の川井委員長から、本年
て
された理事会
京都東急ホテルで
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逐・出
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議案第二号﹁平成十年度収支決算について
蘇獄懸撫灘灘雛
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言、翻 「’
1999年8月1日
仏
全
﹁F..盆
り事業の推進方法・予算措置等について活発
な質疑・討論が行われ、ルンビニー委員会で
具体的方策を協議すると回答した。
②戒名︵法名︶問題に関する研究会について
野生司総務部長が、二回開催された同研究
会の概要について報告した。
③加盟宗派顧問弁護士連絡会開催について
長谷川顧問弁護士が、去る三月三十一日に
開催された同連絡会の概要について報告した。
併せて、日本弁護士連合会﹁意見書・反社
会的な宗教的活動にかかわる消費者被害等の
救済の指針﹂並びに﹁墓地、埋葬等に関する
、﹁﹂ .
信教の自由に関する委員会
次回は秋に開催され、さまざまな問題点の
れた提言について再び熱心に検討が行われた。
摘された戒名をめぐる問題点、委員から出さ
荒川正憲座長の進行のもと、前回までに指
催された。
第三回戒名︵法名︶問題に関する研究会が開
六月十日午後二時から、明照会館会議室で
情勢に対し危惧の念が表明され、対応を検討
から信教の自由が脅かされかねない様な政治
に提出することが決められた。また、出席者
社公式参拝中止の要請﹂を、内閣総理大臣宛
針が審議され、別記﹁首相及び閣僚の靖国神
野村盛彦委員長を議長に、本年度の活動方
開催された。
室で、第一回信教の自由に関する委員会が、
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首相及び閣僚の靖国神社公式参拝
中止 の 要請
本会は﹁靖国神社法案﹂、首相及び閣僚の﹁靖国
神社公式参拝﹂に対して、過去十八回にわたり、反
対の意志表明を行ってまいりました。
靖国神社は、特定の基準をもって合祀の対象とし
た戦没者を祀る神社であり、純然たる宗教施設であ
ません。
ることが明白であります。
したがいまして、一宗教団体である靖国神社に首
相及び閣僚が公式参拝をすることは、どのような形
式をとりましても、憲法に定める﹁信教の自由﹂﹁政
教分離の原則﹂に違反することは疑いの余地があり
最高裁判所は、靖国神社等への公金支出が、金額
の多寡を問わず憲法違反に当たるという、明確な判
断を示しました。
私たちは、これら憲法の規定こそ、今日の平和な
日本の礎となっていることを、改めて確認したいと
思います。
戦没者の追悼は、国家が特定の宗教にかかわって
行うべきものではなく、各ご遺族がそれぞれに真実
と仰ぐ宗教によってなさるべきものであることは、
当然のことであります。
本年も、まもなく﹁戦没者を追悼し平和を祈念す
る日﹂がまいりますが、首相及び閣僚が、靖国神社
への公式参拝をされないよう、強く要請いたすもの
であります。
一九九九年八月一日
財団法人 全日本仏教会
理事長 不 破 仁
一3一
法律施行規則の一部を改正する省令﹂の問題
点について説明した。
④事務総局各部報告
各担当部長より報告された。
整理と戒名をめぐる現状の調査、また答申の
して行くことになった。
六月二十三日午後二時より、明照会館会議
原案作成をめざすことになった。
戒名︵法名︶問題に関する研究会
第3回戒名(法名)問題に関する研究会(6月10日於、明照会館)
一♂ =
浄土真宗本願寺派総 長豊 原 大 成総 二二 野 以 徳 同 北島経 昭 同 武 田 昭英 同 不二川 公 勝 同 大 沼 善龍京都市下京区堀川通花屋町下ル〒㎜一三〇七五︵三七一︶五一八一FAX O七五︵三五一︶一二=
真宗大谷派宗務総長木越 樹参 務高 浜 純 雄鯵務騰安原 晃面当二歩石川正生参 務永 尾 章 典参 務菊池 顕 正京都市下京区烏丸通七条上る 常葉町七五四〒㎜⋮一己〇七五︵三七一︶九一八一︵代表︶
天台宗務庁天台座主 渡 邊 恵 進宗務総長藤 光 賢鯵務部賄可 児光永鯵人部騰植 田 恵 秀鯵務部賭大 谷 正 道鯵学部購即真意寵鯵会部驕志鳥融真参 務一隅を照らす獅子王 圓泰運動総本部長確噸踏麺聖意。二二
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真言宗豊山派宗務所管 長濱 野 堅 照宗務総長鳥 居回 碁教務部長 若 槻 繁 隆総務部長場 井 侃 雄教化部長中 川 祐 聖財務部長鴇 晃秀勝化センタ勘小野塚 幾 澄講雷田代弘興東京都文京区大塚五−四〇一八〒皿1㎜〇三︵三九四五︶〇六三九
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臨 済 宗 妙 心 寺 派 宗 務 本 所 管 長 松 山 寛 恵 宗 務 総 長細 川 景 一総務部長後藤牧宗教学部長藤 原東演財務部長瀬古三野糀細飴微笑義教法務部長津 田 清 章鱗綱飴見浦宗山京都市右京区花園妙心寺町六四〒鵬−脳〇七五︵四六三︶ご二二一
真言宗智山派宗務庁総本山智積院法務所鰭 銀近藤隆敬綜誘伽総記楠 宗 親感化部報阿刀隆信辮務部報小 林 照 宥轍学部報田村正規轍務部報馬場 修 任翻務部報小 川 純 夫蔑難鈴木中也京都市東山区東大路七条下ル 東瓦町九六四〒猫1㎜〇七五︵五四一︶五三六一
信貴山真言宗総本山朝護孫子寺管 長鈴木三三前管長田 中真瑞宗務長鈴木貴晶寺務長野澤密孝奈良県生駒郡平群町信貴山 二二八Oi一〒一一㎜〇七四五︵七二︶二二七七
真言宗善通寺派宗務庁総本山善通寺灘 振高吉清順縣讃総門樫原禅澄香川県善通寺市善通寺町 三−三−一〒描−蹴○八七七︵六二︶〇一=
愛知県仏教会会 長岩 田 文 有副会長玉 井 康 之 同 近 藤真道 同 岡 田 泰成日進市岩崎台一−一二四〇 観音寺内〒姻−脳〇五六一七︵二︶三二五八
東京都仏教連合会会 長川 澄祐勝理事長大谷博通事務局長加 藤 隆 宣東京都品川区西五反田 三一五−十五 論旨寺内〒姐一㎜〇三︵三四九一︶二五七一FAX O三︵三七七九︶五〇八四
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1999年8月1日
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1999年8月1日
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総本山仁和寺真言宗御室派罰 闘堀 智範糊撫総嚴佐藤令宜繍務部蹄立 三三 道士学部蹄三 池孝尚賭務部蹄沖 田 定信京都市右京区御室大内三三〒価一㎜〇七五︵四六一︶=五五FAX O七五︵四六四︶四〇七〇
黄奨宗大本山子福近古壁小前宗務本院管 長林 文 照宗務総長赤 松 達 明財務部長中 島義 晃庶務部長中 澤 元 重教学部長秦 旭光宇治市五ヶ庄三番割三四〒㎝一㎜〇七七四︵三二︶三九〇〇FAX O七七四︵三二︶六〇八八
真言宗須磨寺派大本山須磨寺貫 主小池弘三寺務長吉井恵貫神戸市須磨区須磨寺町四i六一八〒棚一㎜〇七八︵七三一︶〇四一六
真言 三 宝 宗大本山清澄寺囎 振坂本光謙綜儲嚴藤本浄海鰍斎美術騰村越 英 明宝塚市米谷字清シ一番地〒鰯1㎜〇七九七︵八六︶六六四一
青森県仏教会会 長黒 滝 信 行報.企舳花田誠三会計理事三 國 典 昭事務局長今泉 尚 道青森県弘前市西茂森一−十ニー三 宗徳寺内〒鰯−脇〇一七二︵三二︶四四三七FAX O一七二︵三二︶四四四五
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藍本法華宗管 長吉 永 日 晴宗務総長中 山 昭 夫宗務次長山 本学 人財務部長白井謙光布教部長阿 曽 久 成社会部長鈴木無 着教務部長奥村 智 学庶務部長三 坂岳応京都市左京区岩倉幡枝町九十一〒鰯1㎜〇七五︵七九一︶七一七一FAX O七五︵七九一︶七二六七
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念法眞教教団総本山金剛寺大阪市鶴見区緑三一四一二二〒鵬1㎜〇六︵六九一一︶二一〇一
福島県仏教会会 長赤穂知道専務理事木 町 元 猷 役 職 員 一 同郡山市安積町笹川字御所前二八 天性寺内〒螂1㎜ 〇二四︵九五九︶=二五六FAX O二四︵九五九︶=二五六
全日本仏教青年会理事長須藤大 恵事務局長北 條祐 英川崎市川崎区宮本町二一二一 幸福寺内〒㎜1㎜〇四四︵二二二︶四五六六
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新潟県仏教会会 長患謹啓識長岡市上田町二一二五 徳聖寺内〒脚1㎜〇二五八︵三三︶一五八六
静岡県仏教会会 長佐々木盛 英田方郡戸田村戸田一五二四 長谷寺内〒姻一躍〇五五八︵九四︶二二〇六FAX O五五八︵九四︶四四三七
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融 通 念 佛 宗 総 本 山 大 念 仏 寺 囎 振 白 井 慈 勲綜瀦繍嚴尾 垣 良 格漱群七七清 林 義 博庶務部長山 田 隆 章矧講繍嚴久 保良 方大阪市平野区平野上町 一一七一二六〒脚−脳〇六︵六七九一︶○〇二六
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孝道山 本仏殿統 理岡 野 正 貫副統理岡 野 鄭 子横浜市神奈川区鳥越三八〒鋤一㎜〇四五︵四三二︶一二〇一
財団法人国際仏教興隆協会理事長川 井 匡 俊事務総長土 佐舜 成 役員 一 同東京都目黒区中目黒五−二四−五三〒旧−㎜〇三︵三七一一︶七六〇八FAX O三︵三七山一︶七六七三
兵庫県仏教会会 長高 見 寛 康副会長大 谷 昭 世 同 衣 笠 諦 道事務局長高 見寛 信神戸市灘区原田通三丁目五−十八 金剛福寺内〒㌫一㎜〇七八︵八六一︶四〇四四
京都仏教毎会 長東伏見慈 沿理事長有馬頼底京都市上京区今出川通鳥丸東入 下竜寺門前町六八四−一〒㎜1㎜〇七五︵二二三︶六九七五FAX O七五︵二二三︶六九七六
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法相宗管 長多 川 俊映奈良市登大路町四八 法相宗興福寺〒㈹1鵬〇七四二︵二二︶七七五五
臨済宗円覚寺派大本山円 覚 寺鎌倉市山ノ内訓〇九〒脚1㎜〇四六七︵二二︶〇四七八
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財団法人 埼玉県佛教会会 長 江連俊則副会長 酒 井 文 雄 同 目 黒 靖 淳専務理事 萩 野 映 明常務理事 勝 山良盛 同 金 子泰嶽 同 嘉村義正 同 腰塚麟也浦和市高砂四一=二一一八〒鰯一㎜〇四八︵八六一︶二=二八下AX O四八︵八六四︶六六四九
聖観音宗浅草寺貫 首 清水谷孝尚執事長 小岩井 貫承東京都台東区浅草ニー三−一〒m一㎜〇三︵三八四二︶〇一八一FAX O三︵三八四五︶六九三三
岐阜県仏教会岐阜市西野町三i一 本願寺岐阜西別院 南門入口〒㎜一襯〇五八︵二六六︶七八〇三FAX O五八︵二六六︶七八〇三
時宗総本山清浄光寺︵遊行寺︶法 主 河 野憲善神奈川県藤沢市西富一−八−一〒職1㎜〇四六六︵二三︶七二七六
一10一
仏
全
1999年8月1日
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1999年8月1日
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目日=﹁, 神奈川県仏教二会 長 小 崎龍 雄副会長 横 山敏 明 同 滝 川 覚 道 同 本 間孝康 同 倉 田 隆 常事務局長 丸山邦雄横浜市中区大平町九六 西有寺内〒劉1㎜〇四五︵六六一︶〇一六六
金峯山修験本幹総本山金峯山寺管 長 五 温順教奈良県吉野郡吉野町吉野山〒囎一三 〇七四六三︵二︶八三七一FAX O七四六三︵二︶四五六三
新 義 真 言 宗東京都文京区湯島四−六−一二湯島ハイタウンBl一二一一〒聰一㎜〇三︵三八一四︶三四六四
財団法人日本佛教鐙面会理事長 中山 静麿東京都板橋区舟渡四−十五−一〒翅1㎜〇三︵三九六七︶三二八八
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全日本仏教会.仏
公 開 セミナ鍵
デ耀ア研究会主催
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ルhチ一謙ケィア﹂
ョン等を実際に試用することが出来た。
シンポジウムは、竹内弘道曹洞宗総合研究
センター幹事、松本真哉浄土真宗本願寺派総
合企画室主事、筑後誠隆浄土真宗本願寺派宗
教情報システム運営委員会委員、田中利典全
日本仏教青年会副理事長・金峯山青年僧の会
約一時間半の講演の後、休憩。参加者は隣
演要旨は十四∼十五頁参照︶
さい。
七−九二七五︶へ事前予約の上おいで下
おります。本会事務総局︵〇三−三四三
長谷川正浩弁護士による無料法律相談
を毎月第二、第四木曜日の午後開催して
宙㌻罫
.天台宗仏教青年会前副代表の各師を迎え、
事務局長、竹内純照全日本仏教青年会前理事
﹁仏教とマルチメディア研究会﹂主催によ
議論の中で、各宗派や団体、あるいは個人
司会に田代座長、小栗教授を助言者に迎えて
余の参加者が会場を訪れた。
としてのマルチメディアへの取り組みの現状
る公開セミナーが、去る六月八日置リーガロ
﹁新マルチメディアの仏教界への適用の可
や問題点、今後の課題が、パネリストから実
行われた。
能性﹂をテーマとした小栗宏次愛知県立大学
例を多く交えつつ述べられた。
イヤルホテル京都で開催され、約二百五十名
教授の基調講演、加盟団体関係者をパネリス
また、マルチメディア技術の進展で、現在
の宗派や教団組織のあり方や存在意義、檀信
トに迎えてのシンポジウムが行われた。
あわせて午前十一時から午後六時まで加盟
徒への教化やコミュニケーションのあり方そ
接する展示コーナーで最先端のマルチメディ
法律相談室
さらに人々の悩み、苦しみを共有し、人々
あった。
のものも大きく変化しつつあるという指摘も
団体の教化資料展示、関連団体やマルチメデ
ィア関連業者の展示体験コーナーも設けられ
参加者でにぎわった。
午後一時、朱雀の間で蓮清典事務総長が挨
拶。続いて田代弘興仏教とマルチメディア研
究会座長が開催趣旨を挨拶の中で述べ、小栗
シンポジウム、パネリスト︵左より松本、筑後、
アの現状に触れ、また寺院実務アプリケーシ
教授の基調講演へと続いた。︵小栗教授の講
竹内 弘 道 、 田 代 、 小 栗 、 田 中 、 竹 内 純 照 の 各 師 ︶
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一12一
仏
全
1999年8月1日
﹁ 囑、
仏
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のマルチメディアをどのように活用して行く
山口文章
長谷川義彰
田中秀孝
︵臨済宗妙心寺派︶
︵高野山真言宗︶
︵日蓮宗︶
︵浄土宗︶
・ 酌ド 、
のか、またマルチメディアを布教教化に用い
土井克彦
︵天台宗︶
全日本仏教会も展示紹介コーナーを設置
る方法論の進展により、これまで以上に宗教
志井圓定
︵真言宗智山派︶
を癒すという僧侶本来の仕事に、手段として
者のあり方そのものが問われる時代になるの
青木弘全
展示会出展業者
︵株︶鎌倉新書
︵株︶日本テンプルヴァン
︵株︶大東工業
シンポジウム終了後、 同ホテル内で懇親会
︵株︶寿企画
︵株︶ビーテック
︵株︶アクトシステム
が開催された。
︵株︶テレフォース
竹内弘道
田代弘興
︵浄土真宗本願寺派︶
︵曹洞宗︶
︵真言宗豊山派︶
︵株︶NTTIME
︵株︶京都リコー
︵株︶アシスト
︵株︶三菱電機ビジネスシステム
松本真哉
︵真宗大谷派︶
仏教とマルチメディア研究会委員
木島孝章
︵順不同︶
︵順不同︶
日本印度学仏教学会
大蔵経テキストデータベース研究会
︵財︶禅文化研究所
展示会出展団体
︵順不同・敬称略︶
ではといった指摘も出され、今後の仏教界へ
のマルチメディアの適用について、多角的に
検討が加えられた。
展示会には多数の参加者が訪れた
欝霧
4 ’ f ♪必 ψ7 ﹂睾
1999年8月1日
全
誉 f
ユ 」
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∼ 、 f
喝 一
一13一
’
仏
講演
幽 p.略
新マルチメディアの仏教界への適用の可能性
のニーズが多様化し、それにお寺が細かく合
わせる必要が出てくる。
三、時間・距離・空間の克服。殆どの業界
のサービスは二十四時間対応になってきてい
る。お寺にもぞうしたものが望まれるように
なるかもしれない。四、容易さ・使い勝手の
日の両日、﹃報知新聞﹄に二十世紀の予言が
今から約百年前。明治三十四年一月二、三
を変えるだろうと考えている。
そしてマルチメディアがあきらかに世の中
時代になるか、現在調査研究を行っている。
関わっており、二十一世紀初頭がどのような
この通産省の国家プロジェクトに委員として
愛知県では二千五年に万博が開催される。
※ ※ ※
︵文責 社会部︶
以下その要旨をご紹介する。
大学情報科学部教授の基調講演が行われた。
シンポジウムに先立ち、小栗宏次愛知県立
る公開セミナーが開催された。
場に、仏教とマルチメディア研究会主催によ
六月八日、リーガロイヤルホテル京都を会
り。今まで近くのお寺に参っていたのが、イ
別の切り口でとらえると、一、選択の広が
く︶、高密度小型化が進むといわれる。
リジェント化、ヒューマン化︵より人に近づ
の世界では、高速大容量化、知能化・インテ
二千五年とはどんな時代になるのか。情報
てみた二千五年冬での変化をお話したい。
そこで、今日は情報というものを軸に考え
うなっているか予測出来る人は殆どいない。
ところで、今から百年後の二千百一年がど
欲しいと思ったことが今、現実化している。
る。むしろ、当時の一般の人々がこうあつて
立場に立って行ったものは、悉くはずれてい
この百年前の予言のうち、専門家が技術的
真電話による注文、即時入手︶等。
暑感知らず︵エアコン︶の普及、買物便法︵写
外旅行の普及、空中軍艦や空中砲台の出現、
に相手が誰か確認できるといった機能。
話のナンバーディスプレイで、電話に出る前
③スクリーニング技術。これはたとえば電
進化し、様々な分野で応用が期待されている。
るコンピューター︶。一言でいうとキーボー
ドからの解放である。また音声入出力装置も
②ウエアラブルコンピユーター︵装着でき
飛躍的に発展すると考える。
ろう。高精細・高臨場感テレビ電話機能等が
は、現在の三十倍程度の情報転送量になるだ
①移動体通信。携帯電話などの移動体通信
これらのことを具体例で示すと、
超える信頼性が求められるようになる。
性の向上、情報通信にも自動車、鉄道などを
近いものが求められるようになる。六、信頼
想現実︶の世界だが、そこで限りなく現実に
五、リアルさ。情報通信は、ヴァーチャル︵仮
向上。全てのサービスがよりシンプルになる。
約三十項目くらい掲載された。これを今見る
ンターネット上のお寺を利用する、また交通
術など、全体の中の個を見る考え方。たとえ
愛知県立大学教授
と、かなり的中していると思う。
の発達により遠方のお寺も利用するようにな
④ホロニック。具体的にはGPS、ナビ技
たとえば、写真電話︵テレビ電話︶、野獣
ば、今までは個はどうでも良く、﹁家族が○
@ @ @ るかもしれない。二、多様性の増大。檀信徒
一14一
の滅亡、七日間での世界一周旅行の実現、海
全
1999年8月1日
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ノー 阜
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仏
1999年8月1日
全
﹃・7肖
階の社会の変化にまとめると、採集社会では
採集、農業、工業、情報、創造という五段
ている。その比率はヴァーチャルの方が高い。
我々の暮らすリアル︵現実︶な世界とを持っ
世界、仏の世界などのヴァーチャルな世界と
.一﹁ 一
情報が発見主体だった。それが農業社会では
どの外部のヴァーチャルな世界が融合し拡大
また自分の心の中の世界とインターネットな
・し”
に効率良く作るかになった。そして情報社会
して来ている。宗教はそのヴァーチャルな世
情報が蓄積し経験となり、工業社会ではいか
ではいかに情報を共有するかという時代にな
○宗に入っているから自分も○○宗。﹂とい
用した人との共同作業を求める時代がやって
触れあいをより求め、ネットワークなどを利
いう社会では、人類は感性つまり人と人との
に物があり、食物があり、情報がある。こう
そして、二十一世紀の創造社会では、すで
次にコミュニケーション手段としての情報
テムなどのニーズもお寺にあるように思う。
管理など。また介護ロボット、在宅介護シス
れはパソコンなどのソフトの利用しての檀家
お寺の経営としての情報化が挙げられる。こ
さて、仏教界の情報化については。まず、
界のナビゲーター役を果たすものである。
う考えが主流。それが今後は変わって行くか
くると言われている。
化。情報の相互発信の時代を迎えて今仏教界
ってきた。
もしれない。
さて、仏教とマルチメディアの関わりにつ
いてだが、私は仏教界は情報産業に分類して
またデーターマイニングとは、コンピュー
ターのシミュレーション技術などを使って、
シーとは物事を細分化していく考え方。これ
⑤アンチデカルトポリシー。デカルトポリ
なかったものが見られるようにする技術。
その伝えようとする中で、説法であるとか、
を伝えようとしてきたことは間違いない。
せよ、仏教が﹁なにかの方法で﹂﹁なにか﹂
教団ごと修行などに様々な方法論があるに
れるのかどうか。やがて来る二十一世紀、創
た高度情報社会の中で仏教も変化せずにいら
最後に、社会変化の中での情報化、こうし
した変化に対応していく必要がある。
からは個人の宗教になる可能性があり、そう
いる。今までは家単位の宗教だったのがこれ
はどのように情報の受発信をするか問われて
は産業界に生かされ、大量生産が可能になっ
語り、落とし話、瓦版などが用いられた。つ
造社会の中で感性の時代がやってくる。個人
もおかしくないと思う。
た。その反面、人類は全体としての環境が見
まりその時代のメディアの最前線に宗教があ
人体の内部など今まで我々が見ることのでき
えなくなった。その反省から情報技術を使っ
さんがマルチメディアに関わりを持たれるこ
介してくれる人はいったい誰か。そういった
そういう自分の内面のヴァーチャル社会を仲
が情報を受発信できて、一人一人が悩む時代、
を及ぼすかを分かる形で仕事を行う動きがあ
とは意義あるし当然とも思う。
役割を仏教界、宗教界に期待されている面も
ったことは間違いない。それゆえ、僧侶の皆
る。こうした新しい産業構造の変化が起こる
また、宗教とはそもそもヴァーチャル︵仮
あると思う。
て、自分の仕事が環境に対してどういう影響
と言われている。以上五つが、ここ数年の間
想現実︶なものである。人間はたとえば極楽
に起こる大変化だと思われる。
一15一
小栗 宏次氏
述べられた。
− τ舳
六月十六日、東京都仏教連合会総会が、築
四日 ヒューマンテイツセミナー出席
⊥ハ月一
東京都仏教連合会総会
1999年8月1日
蓑電蓄︽薄畳録募≦
地本願寺で開催された。
二十二日
十九日
一日
局内会議
日宗連税制特別委員会
同和推進担当者連絡会
法律相談室
日宗連理事会
同和委員会
ルンビニー委員会
’ ︵ 圏
財務部まで婁
五日∼十日 ネパール当局者との協議
高井前会長本葬儀参列
仏教とマルチメディアセミナー
浄土宗差別戒名追善法要参列
高井隆秀師︵全仏前会長︶
五月十八日遷化 八十三歳
全青協墨蹟展開会式出席
戒名︵法名︶問題に関する研究会
真言宗智山派前管長
全日本仏教会 婁
午後二時より理事会、午後三時より総会が
開催され平成十年度の会務報告・決算報告・
監査報告が行われた。任期満了に伴い新会長
に高幡不動尊金剛寺貫首の川澄祐勝軍下が就
任され、新理事長に新義真言宗前宗務総長の
大谷博通師が選出された。続いて平成十一年
法律相談室
野呂幸進師︵雪仏評議員︶
十四日
道元禅師生誕八百年記念行事出席
引き続き四時から葬儀ジャーナリストの碑
六月十日遷化 八十三歳
十六日
お申し込みは ず
幽 噌
扁童童溺惑童曹闇屋童戯童曹童野曝曹曹童画
浄土宗大本山増上寺前執事側
東京都仏教連合会総会出席
文谷創氏による﹁現代葬儀事情と問題点﹂と
十七∼十 八日
WFB執行委屓会出席
へ
題する講演会が開催された。
日宗連理事会
総務委員会
直径1cm 1000円
十八日
エづ
本 仏 教 会
竃話〇三三四三 九一
〒一〇五lOO一 東京都港区芝公園四一七−四
轡一徳尋尋尋尋尋尋尋尋尋尋三三三三尋尋聯
法輪パッチ
十九日 墓言各派同和研修呈出席
二十二日
二十三日
局内会議
六月十五日から十八日まで、京都国際ホテ
二十四日 法律相談室
信教の自由に関する委員会
ルで、曹洞宗主催による、来年の道元禅師生
二十五日 税務委員会
日
部落解放・人権研究所総会出席
教化セミナー
都道府県仏教会代表者会議
同和推進担当者連絡会
清 典 発行所 財団法人 全
一七月一
三十日
ノ、二
日日
2×4.5cm 500円
度事業計画が審議され承認された。
日日日日
誕八百年記念に向けての慶讃諸行事が行われ
た。会期中は多くの人々が訪れ遺徳を偲んだ。
また十五日からの﹁道元禅師と京都展﹂に
先立ち、十四日夜、内覧会とオープニングパ
ーティーが行われ、本会不破理事長及び桜井
発行人 蓮
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十十
除毒パッチ
十九八七
仏
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国際文化部長が出席。不破理事長から祝辞が
一九九九年八月一日発行
八月号 第四五〇号
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全日本仏教会ホームページ http=〃wwwjtvan.cojpノ∼lbf