医用波形の標準化について

医用波形の標準化について
これまでの活動報告と今後の予定
http://ecg.heart.or.jp/
目 次
これまでの活動経緯
 標準化の意義
 標準化の活動状況
 各社の対応状況
 今後の予定
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これまでの活動経緯
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規格作成 ➪ IS&C委員会
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医用波形情報データフォーマット規格(2000/12)
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全ての医用波形のデータフォーマットを規定した最初
の規格書(IS&C規格書として登録・公開)
(http://www.medis.or.jp/information/isac/hakei_0.html)
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医用波形記述規約(2003/7)
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データの利用を目的とした規格
データ構造を明らかにするだけの簡易な規格
これまでの活動経緯
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規格の実践 ➪ MFER委員会
IS&C委員会作成の「医用波形記述規約」実践の
場としてMFER委員会立ち上げ
 MFER委員会への参加企業による実装の実現
 学会への展示参加と普及活動
 医用波形情報ビューアソフトの評価
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(無償提供による普及の促進)
標準化の意義
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標準化は、データの利用を促進する活動
簡単・安価な実装の実現
 診療現場への情報提供・ツール共有
 ベンダー間におけるデータ交換の実現
 照会時のデータ正確さを確保
 研究への応用等
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標準化の活動状況
標準化の活動状況
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プロジェクトの概要
産官学(利用者含む)共同事業
 標準化作業の統一
 普及モデルの推進
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環境の無償提供
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参照環境、運用環境
オープンなコンソーシアムの形成
 医用波形全般のデータへの対応
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標準化の活動状況
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MFERの目的・意図・効果
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医用波形(だけ)に特化
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簡単・安価な実装の実現
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波形データをオブジェクト化することで他規格と共存
単純・安価・使い易さ
予想効果
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診療現場への情報提供・ツール共有
ベンダー間におけるデータ交換の実現
照会時のデータ正確さを確保(生データ)
研究への応用
標準化の活動状況
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作業状況
「医用波形記述規約」の公開(V1.01)
 医用波形情報ビューア開発・公開
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標準12誘導心電図ビューア(V1.11)
各社MFER対応の実装デモ(2003/9)
 ISO等標準化機構への提案活動を実施中
 Web環境整備(ecg.heart.or.jp)
 医用波形情報サーバー環境構築予定
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標準化の活動状況
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コンソーシアムの状況(平成15年4月現在)
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【委員名】 ◎:委員長 ○:副委員長
◎山内 一信(名古屋大学医学部附属病院医療情報部)
○堀川 宗之(東海大学医用生体工学科)
岡島 光治(藤田保健衛生大学)
渡邉 佳彦(藤田保健衛生大学,坂文種報徳会病院)
石原 謙 (愛媛大学医学部附属病院医療情報部)
笠貫 宏 (東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所)
犀川 哲典(大分医科大学)
堤 健 (昭和大学)
木村 通男(浜松医科大学医学部附属病院医療情報部)
坂本 憲広(神戸大学医学部附属病院医療情報部)
田村 光司(株式会社メディカルストレージ)
平井 正明(日本光電工業株式会社)
緒方 敏博(フクダ電子株式会社)
清水 滋 (日本GEマルケットメディカルシステム株式会社)
中島 隆 (株式会社東芝 医用システム社)
浅尾 玲 (横河電機株式会社)
喜多 紘一(財団法人 医療情報システム開発センター)
益田 千尋(財団法人 医療情報システム開発センター)
松本 美浩(財団法人 イメージ情報科学研究所)
磯貝 孝二(財団法人 イメージ情報科学研究所)
標準化の活動状況
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参加企業
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日本光電工業株式会社
フクダ電子株式会社
テルモ株式会社
株式会社スズケン
フィリップスメディカルシステムズ株式会社
日本GEマルケットメディカルシステム株式会社
日本コーリン株式会社
株式会社メディカルストレージ
横河電機株式会社
標準化の活動状況
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後援機関名
日本心電学会
 財団法人 医療情報システム開発センター
 保健医療福祉情報システム工業会
 財団法人 イメージ情報科学研究所
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平成15年4月現在
各社の対応状況
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MFERへの対応(2003/9日本心電学会展示デモ概要)
今後の予定
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2003/9日本心電学会におけるMFER実装展
示を受け、下記取り組みを行う予定
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さらなる普及活動の実施
ビューアソフトの充実
心電図以外の医用波形データの標準化の取り組みを開始
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具体的には、脳波関連の医用波形データの規格化を進める
作業にあたり、日本臨床神経生理学会にも協力を依頼
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規格作業への委員派遣を依頼
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