平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等 【神山地域集会施設】 No 要望・意見・提案の内容 自治会の総会では大勢集まるのに、この座談会の 参加者が少ない。 1 テーマに問題があるとは思うが、地域の切実な問 題を話していかないとまずいと思う。 所管課 対応方針 政策推進課 本年度は、テーマ設定を自治会で決めていただく等の取組を行いましたが、来年度以降は更に地域の意向に寄り添い、効果・効率的な手法を検討してま いります。 総務課 地方分権の進展に伴い、地方自治体を取り巻く状況は大きく変化しており、人口減少や町民の皆様からのニーズの高度化と多様化への対応等、行政課題 が山積しております。このような中、地方自治体は、当然のこととして行財政改革を進め、課題に対応していますが、高まる行政需要に対し、様々な課題 を解決することが困難になってきており、地域の皆様の力いわゆる「地域力」の向上を推進することが重要な方策であると考えます。 この施策を実現するために、現在、(仮称)自治基本条例の策定に向けて議論を深めており、町民が主役として参画し手作りしていく「まちづくり」に するよう取り組んで参ります。 家庭ゴミの8割が資源ゴミです。子ども会の解散 により、新聞紙を回収しないので、資源ゴミの回収 3 日にはかなりの量が集まります。 町として何か対策を考えているのか。 環境上下水 道課 資源ごみの回収は、現在月2回と成っており、併せてリサイクル活動団体による回収を推奨しておるところです。 ご指摘のとおり、リサイクル活動の一翼を担っております地域子ども会の減少により、お困りのことと存じます。 自治会や、地域のスポーツ団体で実施していただいている地域もございます。 この制度は、燃やすごみの減量による経費節減もありますが、一方で資源の大切さなどを経験して頂ける良い機会であると考えておりますので、ぜひご 一考頂ければと思います。 ゴミは回収するだけで、売るような仕組みは出来 4 ないのか。また、町の桜井さんの所に持っていけば 無料です。 環境上下水 道課 町で収集した燃やすごみ、缶、ビン、ペットボトル、プラスチック、不燃ごみ等は足柄東部清掃組合へ搬出しています。足柄東部清掃組合に搬入された ごみは、燃やすごみは焼却、缶、ビン、ペットボトル、プラスチック、不燃ごみ等は、組合で分別され有価物として売却され、町からの足柄東部清掃組合 への負担金が有価物として売却された分、軽減されています。 多くの研究者が、古紙再生は採算が取れないとし 5 ているが、何か取り組んでいる考えはあるか。 環境上下水 道課 古紙については、資源ごみとして分別収集にご協力いただいており、又、リサイクル活動団体等奨励金制度の対象として、次世代を担う子供たちに「燃 やせばごみ・分ければ資源」という再資源化を体験する機会となればと思っております。 なお平成27年度の古紙収集量は約645tで、収集委託料、奨励金等かかった経費は約280万円で、これをすべて燃やしたとすると、東部清掃組合の処分費 用が1,825万円増加することになります。 福祉課 介護予防・日常生活支援総合事業がスタートし、それに併せて、居場所づくりに着手しました。 居場所の運営には、ご協力いただけるボランティアの方々の存在が大きくなります。 自治会のご協力からスタートいたしましたので、町民の皆様の誤解があったのかもしれませんが、皆様が暖かい気持ちでお使いいただくための場所で す。町としましては、PRを行い、皆様が気持ちよくご利用いただけるように配慮して参ります。 居場所の開設には、自治会等のご協力が前提になりますが、先ずは、人の流れのある地域への設置を進めて参ります。 福祉課 ボランティアポイントについては、来年度からにはなりますが、制度を拡充して、介護予防サポーターとして活動される方々にも一定の要件を満たすこ とで、差し上げることになります。 ボランティアポイントは、単体では使えませんが、貯めることで価値を生みます。 活動が生きがいとなり、ボランティアポイントを貯めることで、継続してボランティアに従事する気持ちに繋がることを期待しています。 ボランティアの養成講座、また、ボランティアの現任研修についても、町として支援、実施して参ります。 各種施策の実行は、町予算(お金)で行う方が良 2 いのか。それとも、ボランティアの力を借りて、行 う方が良いのか。 松田町はいち早く地域の閉じこもりの方達に外出 を促すため、新松田にお休み処を設置しています。 しかし、町民から、「一部の人の憩いの場になっ ている」という声もあります。神山からは遠いので わざわざ新松田には行きません。庶子の方は「新松 田駅に行く間に寄りたい」と思っても、「一部の人 6 だけでやっている雰囲気があって寄りにくい」とも 聞きます。 町としてはこうした声をどのように捉えている か、「サークルで何か作って売っているそうです が、それもどうか」という声もあるので、併せて伺 いたい。 お休み処は、地域の色々な所で立ち上げ、多くの 人が気楽に利用できる環境にしてもらいたい。 ボランティアが減り、中には留守番に行くとお金 7 をもらえるから行っている方もいると聞きます。 一部の人が有償でやっているという雰囲気になっ ているようなので、改善に努められたい。 1/3 平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等 【神山地域集会施設】 No 要望・意見・提案の内容 所管課 対応方針 町の広報紙等の量が多すぎると思います。回覧版 も何もチェックされず返ってきますので、見ていな いのかなと思います。 8 また、掲示板ですが、雨ざらしで掲示物が飛んで しまいます。 広報は各家庭にも回っていますし、掲示板は不要 ではないでしょうか。 総務課 町広報の紙面の量を減らすことは、適切な情報を見やすく提供する点から、対応が難しい面もありますが、ホームページやSNSの活用を促進していく 中で、ご意見を踏まえ編集に努めていきます。 掲示板については、町からの掲示物だけではなく、地域独自の行事など地域コミュニティの情報を発信するためにご利用いただいておりますが、当該自 治会として不要であると判断された場合は、その旨をご相談ください。 ゴミ置場(三角状の土地)が鳥に乱されることが 9 ありました。役場に相談したが、自治会の中で対応 するよう促されたので、移設を考えています。 環境上下水 道課 ごみ置場の管理は、新設・撤去・移設等の変更も含め利用する方たちがお住まいの自治会内で調整していただいています。移設等がお決まりになりまし たら、収集業者の手配をしますので、役場に変更内容、収集開始日等をお知らせください。 先日、「虚弱を考える」というシンポジウムで目 黒の雅叙園に行ってきました。その中では、フレイ ルという言葉を日常化しようという流れになってい 10 ました。 介護給付サービスを虚弱の人を対象にやると、介 護保険も増えてしまうということなので、お休み処 を工夫して活用されることを検討されたい。 福祉課 フレイルは、虚弱という意味で、介護予防の視点としては、新しい考え方です。 居場所において、介護予防というご意見ですが、町としては、まず、フレイルの概念を広報等で周知し、介護予防への意欲を啓発していきます。 町は、介護予防事業として、運動、栄養改善等については平成16年度から着手しており、これらの事業は、フレイルの方を対象とした事業です。平成27 年度の地域支援事業の改正においても、継続可能な事業となっています。 来年度完成する「介護予防・生活支援拠点」での事業展開を計画していきます。 おしらせ号の情報を、他の自治体でフェイスブッ 11 クを活用している例があります。情報量も沢山でな く1項目だけなら、見る率が上がると思う。 政策推進課 町では、フェイスブックではありませんが、同じSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ツールとして、ツイッターを利用して町のイベン ト等の広報活動をしています。このツイッターを広めるとともに、内容によっては、おしらせ号に掲載されている情報も掲載してまいります。 安全防災対 策室 地震では、まず頭を守り身の安全を確保して、揺れが収まったら広場に出て建物の倒壊に備えます。そうしたセオリーが、水害・土砂災害では見当たり ませんので、町民の皆様が避難行動を取っていただく必要があります。避難行動は、数分から数時間後に起こるかもしれない自然災害から「命を守るため の行動」です。次の行動を取っていただくために町民の皆様に避難情報をお知らせしています。 (1)避難所への移動 (2)自宅等から安全な場所への移動(親戚や友人の家等) (3)近隣の高い建物等への移動 (4)建物内の安全な場所での待避 (なるべく高くがけ地から遠い部屋) 従来の避難所への避難だけではなく、家屋内に留まって安全を確保することも避難の一つです。 また、土砂災害の多くは木造家屋の1階で被災しています。どうしても避難所への避難が困難なときは、次善の策として、近くの頑丈な建物の2階以上 に緊急避難するか、それも難しい場合は家の中でより安全な場所(がけから離れた部屋や2階など)に避難して下さい。 1 水害・土砂災害が近くで発生した場合には、落ち着いてすぐに避難を開始して下さい。 2 避難所付近で浸水や土砂災害が発生している場合は、別の避難所に避難して下さい。 出水期の5月に、避難情報発令内容、主な発令基準、放送内容、町民の皆様にお願いする行動を記載したチラシを各家庭に配付いたしますので、「避難行 動」についてご家族や近所の皆さんで相談して下さい。 神山から国道255号線の下を通って御殿場線を通る 土手は地震には耐え得ると思います。 でも、水害の場合は店屋場の集会所が土手の横な 安全防災対 13 ので不安です。自分の自治会じゃないから関心が無 策室 いではなく、一人一人が自分の命を守る防災意識を 持たなければと思います。東海大地震だけじゃな く、水害のことも考えなければと思います。 水害時に、店屋場地域集会施設は避難所として使用できません。 地震・水害・土砂災害対応について、来年度の町地域防災計画改定の中で見直しを進めてまいります。 自主防災会の皆様には、災害時の自主防災会活動についてお話合いを進めていただいています 町民の皆様には、土砂災害・水害・地震に対する自助・共助・公助について、平成29年度に予定しています研修会、広報等を通じて、継続して周知し てまいります。 テレビのニュース等で、災害時の避難命令がどこ に何人出たというのを見ることがある。市、町の全 12 員が避難する所があるのか、命令は随分無責任では ないかと思う。 行政として、どのように考えているのか。 2/3 平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等 【神山地域集会施設】 No 要望・意見・提案の内容 川音川の河川内に草木が繁茂しているが、整備状 況はどうなっているか。 14 3年前位に整備しましたが、川に生える木は成長 が早いので、毎年土木事務所が整備できないのかと 思います。 所管課 まちづくり 課 対応方針 「平成28年度は国道255号より下流側50m付近の所まで河床整備を実施し、翌年度より上流側へ順次整備を進めていく予定である」と県西土木事 務所より回答を頂きました。また、河床整理は年に60~70m位毎年実施していくと回答を頂いています。 また、大きな木については、10月7日に写真を県に提出しお願いしましたが、「下流側より順次対応していく」との回答を頂きました。 3/3
© Copyright 2024 ExpyDoc