かなん沢・中里地域集会施設

平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等
【かなん沢・中里地域集会施設】
No
要望・意見・提案の内容
1時間50ミリ以上の集中豪雨が全町に渡った場合
に足柄消防があっても、高齢者や単身世帯、身体的
に不自由な方々も、行政に頼るのではなく、自分達
で何が出来るかが大事です。そのような時、「地域
のお助け隊」が良いと思う。
ただ、活動にあたっては、個人情報やプライバ
シーなどの問題があります。地域で「お助け隊」を
1 立ち上げても、その家庭の事情が分からないので、
行政には情報提供いただきたい。
各地域にグループを作って、町と連携を取り、災
害時に手助けを行うとともに、1年に1回くらいは
役場とコミュニケーションを図るような、町全体の
グループを作ってはどうか。
また、お助け隊は、自治会とは別に消防団を退団
された方で構成すると良いと思います。
所管課
対応方針
安全防災担
当室
平成29年4月以降、自主防災会長さん等のご意見を伺いながら、高齢者の方々などを支援していただける「協力グループ」について、編成も含めて話し
合いを進めて行く予定です。
個人情報の対応につきましては、要支援者の方のご理解も必要になってきますので、関係者の皆さんと話し合いを進めてまいります。
平成17年か18年に自主防災会の組織化について、
町の指導のもと推進し、自治会役員を中心に構成し
ました。
しかし、町がどの程度、各自治会に指導できたの
2
でしょうか。同組織は中里には出来ていないようで
すが、どのような状況でしょうか。
河南沢では、自治会を中心に役員で構成し、会則
も整えてあります。
安全防災担
当室
平時または災害時に円滑に各自主防災会が行動できるようマニュアル作成を順次進めていただいています。このマニュアル作成に当たっては町も協力し
てまいります。
また、自治会毎に自主防災会は整備されております。
今後は災害時における自治会内の情報収集の確認や町との連携(情報共有)などを速やかに対応できるよう、平成29年度での町地域防災計画改定に合
わせまして整備を進めてまいります。
役場も町民サイドも全部縦割りになっています。
防災については、町民を巻き込んで一緒にやってい
かないと、何にも機能しません。
町と町民が一緒に組織を作れば、透明化し、横差
3 しも出来ます。
人は減るし、年寄りはいなくなるし、作ったマ
ニュアルはそのままというのが歴史的に繰り返され
ているので、改善しないと、災害が来たらどうにも
ならないと思う。
安全防災担
当室
ご指摘いただきましたように、自主防災会につきましては、自治会の方々のご意見を伺いながら連携を深めていく必要があります。
平成29年4月以降、地域の特性を把握させていただくため、話し合いの開催などを含めて、自主防災会長と相談させていただき、対応してまいりま
す。
「国道246号が崩れる可能性が高い」と町から聞い
たのに、逆に、町から「どこの場所ですか」と聞か 安全防災担
4
れました。そういうことがあること自体が良くな
当室
い。
防災研修会の折、「国道246号線の擁壁の一部に隙間ができています」と地元から情報提供していただき、分かりづらい現場なので、平日に、町づ
くり課と現場立会をして確認することになりましたので、まちづくり課よりご連絡させていただきました。
その後、地域座談会の開催に当たり、テーマ内容に災害対策について「国道246号線の法面の石積の裏込めが流出し、空洞部分があり、地震によりい
つ崩落してもおかしくない状態にある。」との内容がありましたので、先に現場確認させていただいた場所と同じか、確認させていただくために安全防災
担当室からご連絡させていただきましたのでご理解下さい。
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平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等
【かなん沢・中里地域集会施設】
No
要望・意見・提案の内容
所管課
対応方針
町民文化センターは、町立公民館と文化センターを合わせ持った施設であります。この施設のうち、展示ホールや図書館は「公民館」で、練習室や大
ホールは「文化センター」です。公民館と文化センターのそれぞれは、町条例により料金設定はありますが、社会教育法に規定する社会教育関係団体のう
ち公民館登録団体は、公民館を使用する場合は、使用料を免除しています。
公民館は、多様な学習機会や集会の場の提供など地域における住民の学習需要に総合的に応える社会教育施設であり、また地域社会の形成や地域文化の
振興にも大いに貢献するなど、地域住民の日常生活に最も身近な生涯学習の役割を果たしてきています。
このため、法に規定する社会教育団体は、町における社会教育活動の推進及び社会福祉の増進していくため、使用料を無料(免除)にしてきた経過があ
ります。
このような中で、町では、持続可能な公共サービス・公共施設(建築物系及び上下水道、道路などのインフラ系)を提供していくため、収支バランスの
改善が急務であることから、松田町公共施設等総合管理計画(以下、「計画」という)の中で、支出削減と収入増加など、様々な可能性を検討していま
す。
現在、この計画の個別計画として、文化施設や運動施設などの関係する団体の方々と、支出削減や収入増加(受益者負担や財源確保)を図れるよう話し
合いを行っており、相互に合意形成できるよう進めています。
この話し合いの中で、平成29年度の途中を目途に町施設の使用は、受益者負担を求めることで進めておりますので、ご理解をお願いいたします。
町民文化センターの展示ホールではお金がかから
ないのに、練習室では何故お金がかかるのか、同じ
5 ように無料にならないのか。
多年にわたり、続いたルール(条例)かも知れな
いが、見直していくべき時代と思う。
文化セン
ター
若い30代40代の方が貴重な意見や提案をされま
す。
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防災無線を活用するなどして、この座談会PRし
た方が良いと思う。
政策推進課
地域座談会のあり方については、多様な世代の方からご意見をいただける仕組みの構築に向け、引き続き、取り組んでいきます。
また、防災無線は、昨年度活用して周知しましたが、状況に応じて使用を検討いたします。
役場の職員は3年を目安に異動すると聞くが、何
7 年も同じ所属で生き字引となるような編成も考えて
いただきたい。
総務課
保健師など専門職以外の一般職員は、役場の幅広い業務に対応するため、数年で異動し個々の職員が色々な分野に対応できるような体制にしておりま
す。
一方、複雑な制度改正等に対応できるよう各分野に専門職員を置くことも重要でありますので、バランスの良い人事異動を行ってまいります。
町道1号線の幅員が狭く、松田小学校のスクール
ゾーンが設定されている。
児童の登校時間は7時から8時くらいですが、時
折、スピードを出す車もあります。
是非、運転手が必ず気付くような目新しい表示を
道路にして安全性を保つことが必要だと思います。
まちづくり
課
安全防災担
当室
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県道が交通渋滞の時に、山北方面から東に抜ける
のに町道1号線を通ります。
毎日ではありませんが、事故があってからでは遅
いので、町として対策をされたい。
まちづくり
課
安全防災担
当室
町道1号線における交通対策について、松田警察署と打合せししまして、ゾーン30の設定について平成29年3月を目安に関係自治会(谷津・宮前・かなん
沢・中里・城山)の意向を確認させていただきます。その後、意向結果を踏まえ松田警察署に町としてゾーン30の設定について要望いたします。
また、法定標示は要望から設定まで時間を要する(ゾーン30については約2年程度)ことから、当面の対策として平成29年3月上旬までに「通学路・ス
ピード落とせ」などの看板設置を行ってまいります。
12月13・15日に児童が多く登校する7時30分から50分までの間、交通量等について、平均18台の車両が通過(さくら保育園付近)していることを確
認いたしました。
町道1号線における交通対策について、松田警察署と打合せしまして、ゾーン30の設定について平成29年3月を目安に関係自治会(谷津・宮前・かなん
沢・中里・城山)の意向を確認させていただきます。その後、意向結果を踏まえ松田警察署に町としてゾーン30の設定について要望いたします。
また、法定標示は要望から設定まで時間を要する(ゾーン30については約2年程度)ことから、当面の対策として平成29年3月上旬までに「通学路・スピー
ド落とせ」などの看板設置を行ってまいります。
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平成28年度 地域座談会で寄せられた要望・意見・提案の対応方針等
【かなん沢・中里地域集会施設】
No
要望・意見・提案の内容
松田の防災無線が全く聞こえません。
個別受信機を補助金で各家庭に備える対応以後
は、何もやった形跡がありません。
開成町の放送の方が鮮明に聞こえます。工夫すれ
ばもっと鮮明に聞こえると思いますが、どうでしょ
9 うか。
所管課
安全防災担
当室
防災無線はアナログだからダメで、機器をデジタ
ル化すれば聞こえるようになるのでしょうか。
それとも、設置場所がダメだから聞こえないのか
を検証したことはありますか。
松田小学校の下校時の防災無線はよく聞こえま
す。
10 喋り方に原因があるのではないかと思いますが、
それともスピーカーの設置場所が問題なのでしょう
か。
地震発生時の町上下水道課のマニュアルでは、震
度5弱で上水道が遮断する(3日間止まる)が、震度5
弱で止まってしまうのではなく、火災が発生すると
消火栓を最大利用し、消火による人命救助を優先す
べきということを庁内で検討されたい。
松田の上水道配水池は高所に位置していて自然勾
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配でも流れるので、停電しても消火栓は使えるは
ず。
開成町、大井町と比して松田町は一番高所に配
水・貯水池を持っているので、それを生かさない手
はない。最低限でも出火時に対応が出来るように、
マニュアルを改善していただきたい。
大規模な災害において、最悪のシナリオを想定し
12 て、町民の生命、財産を守るのを最優先にしたマ
ニュアルの改善を望む。
対応方針
同報無線での話し方について、平成29年1月末までに、全職員に、わかりやすい話し方マニュアルを配布いたしまして、聞き取りやすい話し方を心
がけてまいります。
その他の広報につきましては、あんしんメール、フリーダイヤルのほか、テレビ神奈川のデータ放送による伝達手段を活用した情報発信を実施していま
す。
また、色々な媒体を活用して、災害発生が予見される場合に同報無線以外で、町から発信する情報を収集する手法につきまして、周知してまいります。
加えて、サイレンを鳴らしてから放送することで、水害・土砂災害時の避難に関する情報(約15秒)や火災の発生(約30秒)につきまして、通常の
放送と区別しています。
次回の同報無線更新にあたりましては、音響伝達調査の実施や各家庭で受信可能なツールを研究してまいります。
安全防災担
当室
安全防災担
当室
環境上下水
道課
安全防災担
当室
災害時の対応につきましては、火を出さないことと初期消火が重要になりますので、初期段階での町で設置しています街頭消火器の活用や防火水槽、水
路の水によるバケツリレーなどで消火活動の実施をお願いします。
また、各家庭で火を出さない対策の一つとして、通電火災を防ぐために避難時に、電気ブレーカーを切っていただくことや感震ブレーカーの設置を町
ホームページ、チラシ、広報等で周知してまいります。
初期消火のために個人宅への消火器の設置について、広報2月号や町ホームページ等で併せて周知して行きます。
なお、阪神淡路大震災で亡くなった方の9割の方が圧死ですので、命を守るための事前準備としましては、家屋の耐震化と家具の固定が命を守るための
一つの対策になります。
緊急遮断弁を設置することは、水道事業が皆様に飲料水などの生活用水を供給することを目的としていることや、水道施設を安全に保つことで、被災し
た場合でもなるべく早く復旧させて、生活用水を供給することにより皆様が通常の生活を取り戻すためのものです。
例えば、水道管等が被災して、水道管による通常の給水ができない場合には、給水タンクや給水袋、応援要請による給水車などにより拠点給水をするこ
とが想定できますが、その水を配水池に確保しておくことができます。
また、地中の水道管等が被災して、道路や鉄道横断箇所等における陥没による二次被害に備えるという目的があることから、緊急遮断弁を設置して配水
を止めることとしていますので、御理解をお願いします。
松田町に最大の被害をもたらすと想定されている「大正型関東地震」の被害想定に基づき、平成29年度中に町地域防災計画を改定する中で、町、消防
団の行動や自主防災会との連携について調整し、町民の生命を守ることを重点とした体制整備を進めてまいります。
また、町民の皆様におかれましては、非常時持ち出し品の準備、防災訓練での避難訓練などの体験や防災研修会などに出席していただき、いざと言う時
に備えて下さい。
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