(別添2) 平成28年度認可特定保険業者への監督に関するアドバイザー業務仕様書 1 業務の目的 平成22年の保険業法(平成7年法律第105号)の改正により、特定保険業を行う 認可特定保険業者について、行政庁が認可及び監督を行うこととなり、環境省において は、平成24年3月23日に一般社団法人大日本猟友会に係る特定保険業を認可し、そ の監督を行っているところである。 当該法人が行う特定保険業の健全かつ適切な運営及び保険募集の公正を確保するた め、当該法人の財政状況及び運営状況を的確に把握し、指導することが重要であるが、 専門性や特殊性に鑑み、公益法人会計基準や特定保険業に対する知見を有する専門家か らの助言を受けることが必要である。 本業務は、専門家からの助言を受けることにより、一般社団法人大日本猟友会が行う 特定保険業に係る保険運営、財務・会計処理等の内容を的確に把握し、指導することを 目的としている。 2 業務の内容 認可特定保険業者である一般社団法人大日本猟友会が行う特定保険業に係る財務、会 計処理、業務運営等に関する環境省の監督について、公益法人会計基準や認可特定保険 業に係る専門的な知識と見識に基づく調査及び助言を行う。なお、業務の実施に当たっ ては、業務計画を作成(A4版 10 頁程度、5部程度)し、環境省担当官と打合せを行う とともに、業務の進捗状況を踏まえ、環境省担当官に適宜報告を行う(日帰り3回程度)。 また、一般社団法人大日本猟友会への初回のヒアリングにおいては、資料を作成(A4 版 10 頁程度、5部程度)し、本業務の趣旨や内容等の説明を行うものとする。 (1)過去3期間に係る決算書の調査(ヒアリング(1回程度)を含む)及び助言等業務 等 ・ 過去3期間(平成25年度~27年度)の決算書に係る質問及び分析等からなる 全般的な分析の実施 ・ 課題の抽出及び助言 (2)特定保険業の会計処理方法に関する調査(ヒアリング(1回程度)を含む)及び助 言等業務 ・ 責任準備金・支払備金の分析の実施 ・ 課題の抽出及び助言 (3)特定保険業の運営に関する調査(ヒアリング(1回程度)を含む)及び助言等業務 ・ 特定保険業の業務フローの分析の実施 ・ 特定保険業の採算性の分析の実施 ・ 課題の抽出及び助言 -1- 3 業務履行期限 平成29年3月15日までとする。 4 成果物 (1)報告書 3部(A4再生紙、ダイレクト製版、両面、30頁程度) (2)電子媒体 報告書の電子データを収納した DVD-R 2式 (3)提出場所 環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室 5 著作権等の扱い (1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下 「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。 (2)請負者は自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格権を行使し ないものとする。 (3)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下「既存著作物」 という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。 (4)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の 使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする。 6 情報セキュリティの確保 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施 方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。 (2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性 の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。 また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指 示に応じて適切に取り扱うこと。 (3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履 行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ事 故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に関す る監査を受け入れること。 (4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になっ た場合には、確実に返却し又は廃棄すること。また、請負業務において請負者が作成 した情報についても環境省担当官からの指示に応じて適切に廃棄すること。 (5)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告す ること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf -2- 7 その他 (1)請負者は、環境省担当官と連絡を密にし、意思の疎通を図るようにすること。 (2)請負者は、本業務で知り得た内容について、第三者に漏らしてはならない。 (3)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書におり難い事由が生じたとき、 あるいは本仕様書に記載のない事項については、環境省担当官と速やかに協議し、そ の指示に従うこと。 -3- (別添) 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 28 年2月 2日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。 なお、「資材確認票」(基本方針 204 頁、表3参照)及び「オフセット印刷又はデジ タル印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 205 頁、表4参照)を提 出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の表示例 を参考に、裏表紙等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断 の基準にしたがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを 用いて作製しています。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針 (http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適 切な表示を行うこと。 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(ファイル形式は一太郎 2011 以下)、 又は Microsoft 社 Word(ファイル形式は Word2010 以下) ・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 ( 3 )( 2 )によ る 成 果物 に加え 、「 PDF ファイル形式」による成果物を作成すること。 (4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R とする。事業年度及び事業名称等を収納ケース及 び DVD-R に必ずラベルにより付記すること。 (5)文字ポイント、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償で速 やかに必要な措置を講ずること。 -4-
© Copyright 2024 ExpyDoc