Page 1 基本施策G1 次代を生きぬく子どもを育みます 主管課:学校教育

基本施策G1 次代を生きぬく子どもを育みます
主管課:学校教育課
個別施策
G1-1
確かな学力の向上を図ります
G1-2
健やかな心と体を育成します
G1-3
家庭・学校・地域の連携による教育の充実を図ります
G1-4
子どもが安全・安心に学べる教育環境を整備します
ア 施策の目的
子どもが、将来の夢や希望を自らの言葉で語り、実現に向けて努力している
イ 基本施策の評価
Cc
目標を一部達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている
ウ 成果指標
指標名
基準値
(時期)
全国学力・学習状況調
査の結果で全国平均
以上の項目の割合
75%
(22 年度)
不登校児童の発生率
(小学校)
0.31%
(21 年度)
不登校生徒の発生率
(中学校)
全国体力・運動能力
調査の結果で全国平
均以上の項目の割合
全国学力・学習状況調
査で、「夢や目標を持
っている」と答えた小
中学生の割合
※2
全国学力・学習状況調
査で、「自分に良いと
ころがある」と答えた
小中学生の割合
※2
3.16%
(21 年度)
37.5%
(21 年度)
78.8%
(21 年度)
69.8%
(21 年度)
区分
⇧
⇩
⇩
⇧
⇧
⇧
H23
H24
H25
H26
H27
目標値
100
100
100
100
100
実績値
※
75.0
37.5
25.0
25.0
達成率
※
75.0%
37.5%
25.0%
25.0%
目標値
0.31
0.30
0.29
0.28
0.27
実績値
0.33
0.24
0.30
0.30
0.42
達成率
93.5%
120.0%
96.6%
92.9%
44.4%
目標値
3.15
2.95
2.75
2.55
2.44
実績値
3.09
2.56
3.15
3.16
3.72
達成率
101.9%
113.2%
85.5%
76.1%
47.5%
目標値
50.0
50.0
50.0
50.0
50.0
実績値
※
38.2
41.2
20.6
26.5
達成率
※
76.4%
82.4%
41.2%
53.0%
目標値
81.0
82.0
83.0
84.0
85.0
実績値
※
82.2
83.3
77.6
78.7
達成率
※
100.2%
100.4%
92.4%
92.6%
目標値
71.0
72.0
73.0
74.0
75.0
実績値
※
74.9
74.2
71.7
75.0
達成率
※
104.0%
101.6%
96.9%
100.0%
全国学力・学習状況調
目標値
94.0
94.5
95.0
95.5
96.0
査で、「人の役に立つ
93.7%
95.5
※
実績値
95.1
人間になりたい」と答
95.7
95.4
(21 年度)
えた小中学生の割合
100.0%
※
達成率
100.1%
101.3%
99.4%
※2
※1 平成 23 年度は、東日本大震災のため全国学力・学習状況調査と全国体力・運動能力調査は未実施
※2 施策の目的に対する評価を補完するため、補助指標を追加した。目標値は、基準値から毎年度 1%増
及び 0.5%増とする。
⇧
エ 評価結果の妥当性
本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。
オ 審議会における政策評価に関する意見
○
前期基本計画期間を通じて評価が低い理由は、全国学力・学習状況調査の平均点を
用いた成果指標が設定できず、当該調査における全国平均以上の項目数を成果指標と
したことにあり、後期基本計画において成果指標を見直したことは妥当である。
○
ICT教育に力を入れる一方で、
「学校には携帯電話を持ってきてはいけない」とい
う指導がされるなど、子どもや親が、その目的を正確に理解しているかについては疑
問が残る。情報モラル教育に関する家庭での浸透度等に係る成果指標も必要なのでは
ないか。
○
基本施策の成果指標のうち、不登校児童・生徒の発生率については、様々な要素が
影響しており、達成度を評価しづらい指標であると考えていることから、今後は、不
登校となった子どもの復学率や進学率を成果指標とすることを検討してはどうか。
○
成果指標については、詳細な分析を行うことにより、今後、力を入れるべき方向性
が見えてくると考えられる。例えば、全国学力・学習状況調査における正答率分布や、
学校図書館における貸出冊数別人数分布等いくつかの成果指標については、グラフ化
による検証や分析も必要である。
カ 審議会における施策推進に向けた提案
○
中 1 ギャップの問題等もあり、小中学校のより一層の連携が図られるべきである。
現在、小学校は学級担任制による指導が多く、学級担任と子どもたちとの結びつきと
いう点では効果的だが、小学校中学年以降は、学年ごとの教科担当制等の検討を行っ
てはどうか。実際に英語の科目では中学校の先生が小学校において指導するなどの取
組みも行われているとのことであり、導入可能性はあると考える。
○
不登校・ひきこもり対策については、NPO団体との協議を是非実施してほしい。
○
全国体力・運動能力調査に関する成果指標の達成率が低いが、健康な肉体に健全な
精神が宿ると考えることから、身体作りに力を入れるべきである。