平成 27 年度 事 務 事 業 評 価 表 事 務 事 業 名 木製ダム設置実証事業費 担 当 課 ・ 係 ・ 責 任 者 森林整備課 治山係 実 施 期 間 始期 H27 終期 H28 根拠法令等 様式2 事 務 事 業 番 号 ns10 17 丹原守雄 内 線 番 号 4177 愛媛県木製ダム設置事業実施要領 施策番号 1 事業の概要 土砂災害の未然防止や被害の軽減を図るため、これまで実施してきた治山ダムや砂防えん堤に加え、上流域の土石流発生源対策と木 材利用の促進による地域対策として、木製ダムの有効性を検討するため、木製ダム検討プロジェクトチームを設置し、木製ダムの効果的 な施工方法や普及等を行うとともに、モデル的に木製ダムの設置を行い、土砂災害防止効果を実証する。 事業の 必要性 1 木製ダム設置事業 (1) 事業主体 県 (2) 実施箇所数 3箇所(東・中・南予各1箇所) (3) 採択基準 台風災害等により荒廃した渓流で、公共事業として採択されないことから放置されている箇所のうち、次の全てを満たすもの。 ① 下流に人家等保全対象が存すること。 ② 1箇所の工事費(年度計画額)が200万円以上であること。 ③ 現に森林が荒廃して渓流に土砂の流出が認められる箇所で、整備対象森林面積が1.0ha以上であること。 (4) 事業内容 治山施設(木製ダム)の設置及び森林整備(本数調整伐)、土砂等の不安定対策物の除去。 2 木製ダム検討プロジェクトチーム検討会議 これまで実施してきた治山ダムや砂防えん堤に加え、上流域の土石流発生源対策として木製ダムの有効性を検討する。 2 対象(誰、何を対象に)、意図(どういう状態にしたいのか。具体的に意図する状態を記入) 対象 台風災害等により荒廃した渓流で、公共事業として採択されないため放置されている渓流を対象に木製ダムの設置と森林整備を行う。 意図 上流域の土石流発生源対策として木製ダムの有効性を検証し、効果が認められれば普及等を行い、土砂災害の未然防止や被害の軽 減を図る。 3 指標、人件費の内容 活動指標名(事業の内容を表す指標) A: 整備箇所数 B: 成果指標名(意図の達成度合いを表す指標) D: 実施箇所数 選択理由 実証事業であるため E: 選択理由 算定方法 当該年度計画箇所に対する整備率 算定方法 A 活動指標 計画 実績 箇所 区分 単 位 25年度 26年度 27年度 3 B 活動指標 計画 実績 C: C 活動指標 計画 実績 D 成果指標 計画 実績 達成率 % 3 3 3 28年度 目標値 3 3 3 最終目標 100.0% D + E + 計画 E 成果指標 実績 達成率 % 予算 千円 15,500 27予算 財源内訳 国費 F 事業コスト 決算 人件費 千円 人役 千円 0 0 2,711 14,000 0.4 その他 県費 15,500 4 事業の評価 県関与の 必要性 有 成果動向 効 性 成果向上 余地 効率性 ○最終目標について 上流域の土石流発生源対策として、木製ダムの有効性を検証し、効果が認められれば市町へ普及等行い、土 評 砂災害の未然防止や被害の軽減を図る。 価 ○成果動向について 理 H27年度は関係職員からなるプロジェクトチームを立ち上げ、木製ダムの施工方法等を検討し、県下3箇所で 由 木製ダムを設置したほか、既存の木製ダムについて、土砂流出抑制状況や部材となる木材の経年変化、周辺植 等 生の回復状況なと、その効果について調査した。 ○成果向上の余地 2カ年に限った実証事業であるため不明である 効果が認められれば、県のみでなく、市町に広く普及することにより、防災・減災対策が図られる。 1 4 4 4 ①効率化の余地 (コスト改善策) ②受益者負担 中四国各県 との比較 理 由 理 由 本県独自の取り組みである。 5 今後の事業方針(翌年度当初予算に対する事業担当課の方針) ①改善・見直しの 方向等 ②2~3年後の 見直しの可能性 1説 平成27~28の2カ年に限った実証事業である。 明 28年度当初予算額 15,000 千円
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