土で描く(1・2年)

土で描く (1・2年)
(土を使った造形活動の評価規準)
①(関心・意欲・態度)
思いのまま、十分に
・土や砂などの感触を体全体で感じながら
造形的な活動に取り組もうとしている。
②(発想・構想の能力)
思い付いたり、考えたり
・並べる、積む、伸ばす、つなぐ、写し取る等
の活動を通して、表したいイメージを思い付
いたり、考えたりしている。
③(創造的な技能)
手や体全体で、工夫する
・手や体全体の感覚を働かせながら、用具
を使い、土・砂などの扱いを工夫している。
④(鑑賞の能力)
面白さに気付く
・感じたことを話したり、聞いたりしながら、形
や色、表し方の面白さに気付いている。
自然土の魅力!
・水分量で感触や特性が変わる面白
さ
・適度な抵抗感や可塑性が指の巧緻
性の機会となる(加工粘土でも可)
・入手しやすく、種類が豊富。手や身
近な道具で加工しやすい。各自の工
夫で平面から立体まで多様な表現が
可能(加工粘土でも可)
・発想・構想を刺激する素材
実施学年
学習の目的
年
月(
時間)
準備物
・自然土の色や手触りの違いを味わい、試しながら土
を使って描く
活動例
・とってきた土
・小麦粉
・CMC(洗濯糊)
・プラスチックコップ
・障子紙やビニール
・筆
指導のポイント
いろいろな色の土絵の具をつくって描こう
・いろいろな色の土を見つけてもってくる
・土に小麦粉と水を入れて土の絵の具をつくる
①採取した土の色の違いを使って紙やビニールに描い
たり、顔料を混ぜて指で描く。
(細かな部分を描きたい欲求を持った子には筆を与え
る。)
③土に小麦粉やCMCを混ぜ、画用紙に貼りつけながら
画面をつくることを楽しむ。
いろいろな色の
土があるなあ
④土の色の美しさを感じる。
和紙やビニールに描いて遊ぶ
たくさん盛り
上げて描こ
う
つるつるして
きもちいいな
見せ合う
※ビニールに描いた場合は、ガラス窓に
貼って鑑賞してもよい
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