新聞紙を裂く・つなぐ(1・2年)

新聞紙を裂く、つなぐ(1・2年)
実施学年
年
月 (
(紙を使った造形活動の評価規準)
学習の目標
準備物
①(関心・意欲・態度)
思いのまま、十分に
・裂く(切る)、つなぐ活動で、手指を働かせ、新聞紙の
縦目、横目の特徴を感じ取り、つなぐなどして裂いた紙
を見立ててつくる
・新聞紙 ※十分な量を用意する
・のり
・はさみ
・セロテープ
活動例
指導のポイント
・体全体で、紙の感触や色、形等を感じなが
ら、思いのままに造形的な活動に取り組もうと
している。
②(発想・構想の能力)
思い付いたり、考えたり
長~い渦巻きに、ゆっくりさいてつくろう
・丸める、折る、組む、つなぐ、切るなどの活動
を通して、表したいイメージを思い付いたり、
考えたりしている。
さくときの音が違う
さけやすいところがあるな。
さいた感じがちがうね。
③(創造的な技能)
手や体全体で、工夫する
・手や体全体の感覚を働かせながら、はさみ
などの道具を使い、紙の扱いを工夫している。
④(鑑賞の能力)
面白さに気付く
つるそうかな
・感じたことを話したり、聞いたりしながら、 形
や色、表し方の面白さに気付いている。
紙の魅力!
・入手しやすく、種類が豊富。
・子どもから扱え(手指の巧緻性を
高めよう)、巻いたりちぎったりな
どいろいろな働きかけで、紙質ご
とに違った表情が生まれる。
・発想・構想を刺激する素材。
①活動の中で、新聞紙の縦裂き(縦目)と横裂き(横
目)の違いに気付かせる
③握力や指の機能の発達状況により、具体的な課題
を設定し、身体の感覚を働かせる
・「長くちぎろう」「最後までゆっくりちぎろう」など
・切れ目を入れるときと切り裂くときの指先の力の入
れ方の違い
・視覚によるたしかめ
・切り裂くときの速さや強さの方向
・音の変化
つなごうかな
見せ合う 見立てる
後片付け
時間)
②形、リズムなどの感覚を働かせる環境をつくる
・つないでできる形、教室内を張り巡らせてできる空
間の形やリズムの変化を感じ取ってつくる
・ネットや針金でつるせたり、廊下で活動を広げたりで
きるように準備しておく。
濡らした新聞紙で廊下拭き
※飾りに使う、絵にする、丸めて別の形に変えて楽しむ
など、造形遊びの後のゴミを別のものに見立てて遊ぶ
活動につなぐことができる。
題材例
「つないで道路」
「教室が蜘蛛の巣」
「つないでお絵かき」
③貼り方の工夫
・のり、セロテープを使って貼る面積に合う分量を
使う
・のりは指でまんべんなく薄く塗る
・のりの使用後は濡れタオルで指を拭く
④紙を破ったりしながら、てごたえを感じたり、形の変
化に気付いたりして、楽しさを味あわせる
・できてきたものを見立て遊びに発展させる
・友達と見せ合いながら、楽しく遊ぶ
新聞紙を裂く、つなぐ(1・2年)
裂いた帯をつるそう
下からのぞくと、どんな感じかな