太陽系の惑星

中級日本語
第 21 課
吉林華橋外国語学院
日本語学部 製作
第21課 背景知識(太陽系とその惑星)
<太陽系>
太陽系とは、太陽および太陽の周囲を公転
する天体と微粒子、さらに太陽活動が環境を
決定する主要因となる空間から構成される領
域をいう。
太陽は、銀河系では典型的な質量の主系列
星、すなわちありふれた星である。
背景知識(太陽系とその惑星)
背景知識(太陽系とその惑星)
<太陽系の惑星>
太陽系には水星、金星、地球、火星、木
星、土星、天王星、海王星の8つの惑星が
あります。惑星は、それ自体では光を出さ
ず、太陽の光を反射して輝きます。
背景知識<太陽系の惑星>
背景知識(太陽系とその惑星)
<惑星の軌道>
惑星は、それぞれ太陽を焦点の1つとした楕円
軌道を巡っています。この内、水星と火星をのぞ
く惑星は、円軌道に近い軌道をもっています。右
の図は、太陽系を北側から見た場合の概念図で
す。上の図は、水星から木星まで(中心の黄色の
円盤は太陽を表す)を表し、下の図は木星から冥
王星までを表しています。上の図で火星と、木星
の間に描いた軌道は小惑星の軌道です。
背景知識(太陽系とその惑星)
下の図から解るとおり、冥王星の軌道は、円軌道
から大きく外れており、このため図に「冥王星の近
日点」として示した。部分では、冥王星が海王星よ
り太陽に近づきます。
背景知識<惑星の軌道>
背景知識<宇宙人の写真>
<宇宙人の写真>
背景知識(宇宙人へのメッセージの探索)
背景知識(宇宙人へのメッセージの探索)
<宇宙人へのメッセージの探索>
1972年と1973年に打ち上げられた惑星探査機
パイオニア10号と11号には、未知なる地球外知
的生命体(宇宙人)へのメッセージが書き込ま
れた金属板が取り付けられた。
また、1977年に打ち上げられた惑星探査機ボ
イジャー1号と2号にはレコード盤が搭載されてい
る。
パイオニア探査機は太陽系を脱出する最初の
人工物体、ボイジャー探査機は3、4番目の人工
物体となる。
画像1は、パイオニア探査機に取り付けら
れた金属板(画像2)に描かれている図であ
る。
長さや時間の単位を表す図、パイオニア
探査機の大きさと比較した人間の男女の姿、
太陽系の位置や地球の位置などを読み取れ
る図が描かれている。
画像3はボイジャー探査機に搭載されたレ
コードのジャケット、画像4はレコード盤であ
る。
レコードには現代の人々の生活をとらえた画
像、風や波の音、動物の声、さまざまな文化の
音楽や言葉などが収録されている。
画像5はパイオニア10号、画像6はボイジャー
2号である。