幻灯片 1

中級日本語
第 14 課
吉林華橋外国語学院
日本語学部 製作
背景知識
抗議
抗議(こうぎ)とは、相手に不当な侵害を
受けたと考える者が、相手に異議を申し立て
る行為を指す。適切な場面で、適切な範囲で
行なうなら、自救行為に当たるが、不適切な
場面や、限度を超えた行為を行なうならば、
逆に暴行罪や脅迫罪に問われる恐れがある。
背景知識
義務の根拠
義務の根拠としては、理性、道徳・倫理、
宗教、法制度(法令・契約など)、慣習な
どが挙げられる。義務に反した場合には、
制裁があるとされる。制裁には、内面的・
物理的・社会的なものがある。
背景知識
義務の分類
義務の根拠に応じて、 義務の性質は異なる。以
下では、宗教的義務、道徳的・倫理的義務、社会
的義務、法的義務に分けて説明する。ただし、あ
る義務は、分類上区別される複数の根拠を持つこ
とが多く、大勢として求められる根拠が、年代・
地域によって異なる側面もあるため、義務の分類
は、あくまで便宜的である。
背景知識
宗教的義務
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの一神教では、
唯一絶対の神が信仰の証として、人に対して義務を課す
とされる。その強制は内心・外面に対し厳格に及ぶとされ
る。
中世ヨーロッパにおいては、キリスト教的世界観の下、
神の掟に従うことが義務とされた(神の掟に従うことは、
神に対する義務、自己に対する義務、隣人に対する義務
の3つに分けられた)。
また、イスラム法は、宗教的義務が法的義務となり、強
制が法的にも加えられる例といわれる。
背景知識 道徳的・倫理的義務
道徳的な意味では、義務はしばしば当為と呼
ばれる。
背景知識
社会的義務
社会的義務とは、個人が属する社会に応じて従う
べきとされることを意味する。しばしば、社会的責
任と称される。社会的義務は、個人が属する身分・
地位・職業・地域・組織などに応じた、継続的・非継
続的な社会関係に応じて認められうる。
背景知識
法的義務
法的義務は、法令に基づくか、一方当事者の正
当な権利行使に基づいて生じる。私法上の義務の
履行は、原則的に、任意にされるべきであるが、
履行がなされない場合に備えて、強制的実現をは
かる手続がある(強制執行)。刑法に違反した場
合には、国家による制裁(刑罰)が予定されてい
る。その他、行政上の取締りを実効的にするため
に、行政法上の義務違反に対して科される行政刑
罰もある。
背景知識
権利
権利(けんり)とは、一般に、ある行為をなし、
あるいはしないことのできる資格。法律上は、一定
の利益を主張または享受することを法により認めら
れた地位、あるいは、他人に対し一定の行為・不作
為を求めることができる地位をいう。対語は義務。