1 正方形 ABCD を底面,点 P を頂点とする正四角錐 PABCD に内接する球について考える. ただし,正四角錐とは,頂点と底面の正方形の中心を結ぶ直線が底面と垂直になる角錐で ある.線分 AB の中点を M とし ,線分 AM および線分 PM の長さをそれぞれ a; b とす る.次の問に答えよ. (1) 内接する球の半径を a; b を用いて表せ. 内接する球の表面積 b と定めるとき, (2) x = を x で表わし ,その最大値を求 a 正四角錐 PABCD の表面積 めよ. (3) (2) で最大値をとるときの正四角錐 PABCD の体積を a を用いて表せ. ( 早稲田大学 2016 ) -1- 2 a を正の定数とする.2 つの曲線 C1 : y = x log x と C2 : y = ax2 の両方に接する直線の 本数を求めよ.ただし, lim x!1 (log x)2 = 0 は証明なしに用いてよい. x ( 横浜国立大学 2016 ) -2- 3 a < 0,b を実数とする.楕円 C : x2 + 4y2 = 4 と直線 ` : y = ax + b が異なる 2 個の共 有点 P(x1 ; y1 ),Q(x2 ; y2 ) (x1 < x2 ) を持つとし ,` に平行な直線 m が第 1 象限の点 A において C と接しているとする.次に答えよ. (1) b の値の範囲を a を用いて表せ. (2) 直線 m の方程式を a を用いて表せ. (3) x2 ¡ x1 を a; b を用いて表せ. (4) 三角形 APQ の面積 S を a; b を用いて表せ. (5) b が (1) で求めた範囲を動くとき,(4) で求めた S の最大値を求めよ. ( 九州工業大学 2016 ) -3- 4 a は実数とし,2 つの曲線 C1 : y = (x ¡ 1)ex ; C2 : y = 1 2 x +a 2e がある.ただし ,e は自然対数の底である.C1 上の点 (t; (t ¡ 1)et ) における C1 の接線 が C2 に接するとする. (1) a を t で表せ. (2) t が実数全体を動くとき,a の極小値,およびそのときの t の値を求めよ. ( 北海道大学 2015 ) -4- 5 4ABC の 3 辺の長さを BC = a,AC = b,AB = c とし,条件 a + b + c = 1; 9ab = 1 が成り立つとする.以下の問いに答えよ. (1) a の値の範囲を求めよ. (2) µ = ÎC とするとき,cos µ の値の範囲を求めよ. ( 熊本大学 2015 ) -5- 6 関数 f(x) を f(x) = e¡x x2 (x2 + ax + b) で定める.ただし,a; b は実数,e は自然対数の底とする.次の問いに答えよ. (1) f(x) の導関数を f0 (x) とする.f(¡1) = 10e,f0 (1) = 0 のとき,a; b の値を求めよ. (2) a; b を (1) で求めた値とする.このとき x = 0 における f(x) の最大値,最小値を求め, そのときの x の値を求めよ.ただし,2 < e < 3 であることを用いてよい. ( 東京農工大学 2015 ) -6- 7 a を実数とする.関数 f(x); g(x) を f(x) = x2 +ax+3,g(x) = f(x)f # と定める.このとき,次の問いに答えよ. (1) x Ë 0 のとき,x + 1 ; (x Ë 0) x 1 のとりうる値の範囲を求めよ. x 1 (x Ë 0) とするとき,g(x) を a; t を用いて表せ. x (3) g(x) (x Ë 0) の最小値が負となるような a の値の範囲を求めよ. (2) t = x + ( 富山大学 2015 ) -7- 8 f(x) = x とする.以下の問に答えよ. (2x ¡ 1)(x ¡ 2) (1) g(x) = 2x3 ¡ 6x + 5 とする.このとき,¡3 < ® < ¡1 かつ g(®) = 0 をみたす ® が存 在することを示せ.さらに,x < ® では g(x) < 0 であり,x > ® では g(x) > 0 である ことを示せ. (2) (1) の ® を用いて,関数 y = f(x) の増減,極値,グラフの凹凸を調べ,そのグラフの概 形をかけ. ( 宮城教育大学 2015 ) -8- 9 次の条件 (¤) を満たすような実数 a で最大のものを求めよ. (¤) ¡ ¼ ¼ 5x5 の範囲のすべての x に対して cos x 5 1 ¡ ax2 が成り立つ. 2 2 ( 信州大学 2015 ) -9- 10 a を実数とし,f(x) = xex ¡ x2 ¡ ax とする.曲線 y = f(x) 上の点 (0; f(0)) におけ る接線の傾きを ¡1 とする.このとき,以下の問に答えよ. (1) a の値を求めよ. (2) 関数 y = f(x) の極値を求めよ. (3) b を実数とするとき,2 つの曲線 y = xex と y = x2 + ax + b の ¡1 5 x 5 1 の範囲で の共有点の個数を調べよ. ( 神戸大学 2014 ) - 10 -
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