1 四面体 OABC において,AB の中点を P,PC の中点

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四面体 OABC において,AB の中点を P,PC の中点を Q,OQ を m : n に内分する点を R と
する.ただし ,m > 0,n > 0 とする.さらに直線 AR が平面 OBC と交わる点を S とする.
¡
! ¡! ¡
! ¡! ¡
! ¡!
a = OA, b = OB, c = OC とおいて以下の問いに答えよ.
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a を正の定数とし,座標平面上において,
円 C1 : x2 + y2 = 1;
¡! ¡! ¡
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!
(1) OP,OQ を a , b , c を用いて表せ.
¡! ¡
! ¡
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! ¡
!
(2) OR,OS を a , b , c ,m,n を用いて表せ.
AR
を m; n を用いて表せ.
(3)
RS
を考える.C1 上の点 P $
放物線 C2 : y = ax2 + 1
p
次の問いに答えよ.
( 岡山大学 2014 )
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; ¡ < における C1 の接線 ` は点 Q(s; t) で C2 に接している.
2
2
(1) s; t および a を求めよ.
(2) C2 ; ` および y 軸で囲まれた部分の面積を求めよ.
(3) 円 C1 上の点が点 P から点 R(0; 1) まで反時計回りに動いてできる円弧を C3 とする.C2 ,` お
よび C3 で囲まれた部分の面積を求めよ.
( 広島大学 2016 )
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a を正の定数とし,f(x) = x2 + 2ax + a とおく.以下の問に答えよ.
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(1) y = f(x) のグラフの概形をかけ.
袋の中に最初に赤玉 2 個と青玉 1 個が入っている.次の操作を考える.
( 操作) 袋から 1 個の玉を取り出し,それが赤玉ならば代わりに青玉 1 個を袋に入れ,青玉な
(2) y = f(x) のグラフが点 (¡1; 2) を通るときの a の値を求めよ.また,そのときの y = f(x)
らば代わりに赤玉 1 個を袋に入れる.袋に入っている 3 個の玉がすべて青玉になるとき,硬貨を
1 枚もらう.
のグラフと x 軸で囲まれる図形の面積を求めよ.
(3) a = 2 とする.すべての実数 x に対して f(x) = 2x + b が成り立つような実数 b の取りうる
値の範囲を求めよ.
この操作を 4 回繰り返す.もらう硬貨の総数が 1 枚である確率と,もらう硬貨の総数が 2 枚であ
る確率をそれぞれ求めよ.
( 神戸大学 2016 )
( 九州大学 2015 )
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¡! ¡
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座標空間内に 3 点 A(1; 0; 0),B(0; 1; 0),C(0; 0; 1) をとり,2 つのベクトル AP と BP+ CP
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の内積が 0 になるような点 P(x; y; z) の集合を S とする.3 点 A,B,C を通る平面を ® とす
(1) ab = cd + 25 となる確率を求めよ.
るとき,次の問いに答えよ.
(2) ab = cd となる確率を求めよ.
(1) 集合 S は球面であることを示し,その中心 Q の座標と半径 r の値を求めよ.
(2) 原点 O から最も遠い距離にある S 上の点の座標を求めよ.
(3) (1) で求めた点 Q は,平面 ® 上にあることを示せ.
(4) (1) で求めた点 Q を通って平面 ® に垂直な直線を ` とする.球面 S と直線 ` のすべての共有点
について,その座標を求めよ.
( 岡山大学 2015 )
さいころを 4 回振って出た目を順に a; b; c; d とする.以下の問に答えよ.
( 神戸大学 2016 )
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1 から 4 までの数字が 1 つずつ書かれた 4 枚のカードがある.その 4 枚のカードを横一列に並べ,
以下の操作を考える.
操作: 1 から 4 までの数字が 1 つずつ書かれた 4 個の球が入っている袋から同時に 2 個の球を
取り出す.球に書かれた数字が i と j ならば,i のカードと j のカードを入れかえる.その後,2
個の球は袋に戻す.
初めにカードを左から順に 1,2,3,4 と並べ,上の操作を 2 回繰り返した後のカードについて,
以下の問いに答えよ.
(1) カードが左から順に 1; 2; 3; 4 と並ぶ確率を求めよ.
(2) カードが左から順に 4; 3; 2; 1 と並ぶ確率を求めよ.
(3) 左端のカード の数字が 1 になる確率を求めよ.
(4) 左端のカード の数字の期待値を求めよ.
( 九州大学 2011 )