ストップ 労働災害 活かそう災害事例 やむを得ず足場板をはずし、開口部が発生した場合は、必ず開口部を養生すべし! 墜落、転落 【発生状況】 シーリング工 42歳 経験6年(就労7日) 枠組足場開口部より墜落し、 左手小指を骨折 分電盤 【発生原因】 ①鋼製足場板がはずされたまま放置されていたこ と。 ②分電盤の位置が鋼製足場板をはずさなければ、 使用できなかったこと。 【再発防止対策】 ①やむを得ず開口部が発生した場合は、開口部の 養生(手すりの設置、蓋等の設置、開口部表示、 立入り禁止措置等)を徹底する。 ②開口部が発生しないような設備計画を検討する。 被災者はシーリング 打ち替え作業を5人で 行っていた。作業場所 の移動をする際に枠組 足場の開口部より墜落 し、左手小指を被災し た。鋼製足場板は建物 に固定されている分電 盤の扉を開けるのに支 障となっていたため、 はずされていた。 やむを得ず足場板をはずした後は、必ず責任を持って復旧すべし、確認すべし! 墜落、転落 【発生状況】 設備工 43歳 経験2年(就労37日) 支保工足場開口部より墜落し、 右肩を骨折 1F支保工上で スリーブ確認中 【発生原因】 ①足場板の復旧を忘れて、開口部の状態になって いたこと。 ②作業終了後の復旧、確認の厳守が徹底されてい なかったこと。 【再発防止対策】 ①手すり、囲い、蓋(足場板)等をはずして作業 しなければならない場合は、作業終了後の復旧 の指示、復旧後の指示者への報告、指示者の確 認等の厳守をルールとして徹底させる。 開口部から墜落 H=2.6m 被災者は、1F支保工足場上にて梁スリーブの養生はがしと清掃を行っていた。 前作業者の解体業者が材料おろしの為、足場上に一時開口を設け、上下にて搬 出作業を行っていた際、復旧を失念した。被災者が清掃の状況確認の為、足場 上を移動している際、上部に気をとられ、足場上開口部から墜落した。 15
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