ストップ 労働災害 活かそう災害事例 エレベーター周りの作業時は、エレベーターの昇降を中止すべし! はさまれ、巻き込まれ 【発生状況】 塗装工 28歳 経験10年(就労56日) エレベーターの籠と 躯体の間に両足を挟まれ被災 エレベーター 2階エレベーターの救出口の スチールドア枠の塗装をするた めに、スチールドアを開いて被 災者が状況確認していた。 【発生原因】 ①エレベーター周りの作業中にエレベーターを動 かしたこと。 ②エレベーター作動時にエレベーター周りの作業 状況を把握していなかったこと。 【再発防止対策】 躯体 エレベーター ①元請職員、安責者および作業責任者は、エレベ ーター周りの作業があるときは、エレベーター の昇降を中止させること。 ②エレベーターを動かす人は、必ずエレベーター 周りの作業の有無を確認すること。 この時に8階でクロス貼り をしていた作業員が1階のト イレに行くためにエレベータ ーに乗って降下したところ、 被災者はエレベーターの籠と 躯体の間に引き込まれ両足を 挟まれた。 フォー ク リ フ ト 作 業 は、接触防止措置をとるべし! 激突され 鳶工 34歳 経験11年(就労241日) 梁材が倒れ、 作業員の足にあたり被災 【発生原因】 【発生状況】 (①の梁を移動するときにフ ォークリフトのツメが②の梁 のフランジ下に入り込み、オ ペレーターが気がつかずツメ 先を上げたところ②が転倒し、 被災者のヒザ裏に当たった。) ①フォークリフト作業のすぐそばに作業員がいた こと。(立入禁止措置をとっていなかったこと) ②フォークリフト作業において、誘導員を配置せ ず、オペレーターの勝手な判断のもとに作業を 行っていたこと。 【再発防止対策】 ①フォークリフト作業においては、作業計画を作 成し、立入禁止措置等を講ずる。 ②フォークリフトと接触の危険がある箇所につい ては誘導員を配置する。 敷地西側にて梁を地面に4本並べて鉄骨建方準備の作業中、梁をフォークリフト にて移動する際、並んでおいてある隣の梁にもフォークリフトの爪がかかっている ことに気が付かず、そのまま爪先を持ち上げたところ梁が転倒、倒れた側で親綱取 付作業を行っていた作業員の足に当たりそのまま膝を地面(鉄板敷き)に強打した。 23
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