ストップ 労働災害 活かそう災害事例 立ち馬を使用しての作業は、無理な作業姿勢で行うべからず! 墜落、転落 【発生状況】 上にあるものは、落ちる 型枠大工 35歳 経験11年(就労65日) 立ち馬より墜落し、 顔面を骨折 【発生原因】 ①立ち馬本体を移動せず、作業範囲を広げて無理 な体勢で作業をしていた。 ②天井面に対する作業のため、作業に意識が向き、 足元への注意を怠った。 【再発防止対策】 ①立ち馬の作業台端部であるという注意喚起がで きるものを立ち馬に取り付ける。 ②立ち馬上の作業で、無理な体勢で作業を行わな い、足元に注意するよう指導を強化する。 被災者は4Fスラブ上 で 立 ち 馬(H=80cm) を使って、5Fの大梁の 側型枠の締固め作業をし ていたところ、立ち馬の 脚を踏み外し、床に顔面 を強打した。 独 断 で 立 入 禁 止 区域内に進入するべからず! 墜落、転落 【発生状況】 上にあるものは、落ちる PC工事施工管理 42歳 経験2年 (就労104日) 地中梁より足を滑らせ 墜落し、右骨盤を骨折 【発生原因】 ①独断で立入禁止区域内に進入した。 ②経験不足、作業の慣れにより、安全意識が低く なっていた。 【再発防止対策】 ①立入禁止区画内に無断で進入することの厳禁を 周知徹底する。 ②安全教育を定期的に行い、安全への意識レベル の向上を図る。 被災者はC工区の施工管理担当 であり、勉強のために先行して進 捗しているA工区の施工状況を確 認するべく、自らの判断で当該工 区へ向かった。A工区には型枠デ ッキ未施工箇所があり、そこを立 入禁止(表示あり)としていたが、 進入してしまった。その際、デッ キ上から地中梁へ移動しようとし た 際 に 足 を 滑 ら せ て し ま い、 3.2m下の床版へ墜落した。 17
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