感染症発生動向調査 情報還元

感染症発生動向調査 情報還元
平成28年9月19日(月)~平成28年9月25日(日)
平成28年 第 38 週
◇◇定点把握の対象となる5類感染症 発生状況◇◇ (定点当たり患者数)
週別 発生状況
定
点
疾病名
県南保健所
36
インフルエンザ定点
国・県・県南 発生状況
週
37
週
第
38
週
全国
38
週
長崎県
基準値
警報レベル 注意
報レ
県南保健所 開始 終息 ベル
-
-
-
0.12
0.01
-
30
10
RSウイルス感染症
1.60
1.60
1.40
1.34
0.70
1.40
咽頭結膜熱
0.60
0.80
1.00
0.25
0.39
1.00
3
1
A群溶連菌咽頭炎
1.00
1.00
1.60
1.20
0.91
1.60
8
4
感染性胃腸炎
12.40
9.60
1.80
2.94
2.14
1.80
20
12
0.80
0.20
0.20
0.26
0.23
0.20
7
4
-
-
-
0.79
0.34
-
5
2
-
-
-
0.10
0.05
-
2
1
突発性発しん
-
-
0.20
0.44
0.25
0.20
百日咳
-
-
-
0.02
-
-
1
0.1
ヘルパンギーナ
1.40
1.80
0.80
0.88
0.25
0.80
6
2
流行性耳下腺炎
(おたふくかぜ)
0.40
0.80
0.40
0.94
1.57
0.40
6
2
小 水痘
児
科 手足口病
定
点 伝染性紅斑(リンゴ病)
眼
急性出血性結膜炎
科
定
点 流行性角結膜炎
-
-
-
0.01
-
-
1
0.1
1.00
-
1.00
0.83
3.13
1.00
8
4
細菌性髄膜炎
-
-
-
0.03
-
-
-
-
-
0.07
-
-
1.00
-
1.00
0.84
1.42
1.00
-
-
-
0.01
-
-
基
無菌性髄膜炎
幹
定
点 マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
(オウム病は除く)
10
4
3
管内 警報・注意
注意報レベル
なし
なし
警報レベル
◇◇トピックス・季節情報◇◇
☆麻しんに注意しましょう。
2016年8月現在、輸入例が発端となった国内の広域発生が続いています。麻しん(はしか)は、麻しん
ウイルスによる急性の全身感染症です。感染力が極めて高く、空気感染、飛沫感染、接触感染など様々
な経路によって感染します。麻しんは、手洗いやマスクのみでの予防はできませんが、予防接種(ワク
チン接種)を行うことによって、95%以上の人が免疫を獲得することができると言われています。
☆マダニ類やツツガムシ類の活動が活発な時期になりました。
22週は県内でツツガムシ病患者が1件、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者(死亡例)が1件報告
されています。野外で活動する際は長袖、長ズボン、長靴を着用するなどして肌の露出を極力避けて感
染防止に心がけましょう。
◇◇感染症ホームページのお知らせ◇◇
・長崎県感染症情報センター http://www.pref.nagasaki.jp/kansen/
・県南保健所感染症情報 http://www.pref.nagasaki.jp/kn-hoken/kennkoutaisaku/kansensyo/hasseidoukou.html
・厚生労働省 麻疹・風疹情報 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/qa.html
・国立感染症研究所 感染症情報センター 風疹Q&A http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubellaqa.html