ストップ 労働災害 活かそう災害事例 荷揚げ作業時は、荷揚げ材料・荷揚げ場所での状態を十分に確認すべし! 飛来、落下 【発生状況】 型枠解体工 57歳 経験19年(就労1日) 型枠材が作業員の足の甲に 落下し被災 【発生原因】 桟木が くっついて いた ①端太角に桟木がついていることを、上部共同作 業者に知らせていなかった。 600角 ダメ穴 ②現地(解体場所)KY を実施せず、駄目穴開口 を使用した荷揚げ作業における危険有害要因の 確認をしていなかった。 スラブパネルが 50mm程 出っ張っていた 【再発防止対策】 ①コミュニケーションをよくし、必要時に声掛け バタ角にくっつい ていた桟木がスラ ブパネルにひっか かり上部作業員が 手を滑らせバタ角 が落下 3,600 が確実にできるようにする。 ②荷揚げ作業手順書(駄目穴開口部からの荷揚げ) を作成し、作業員に周知を図り、現地 KY を確 被災者はピット内型枠材搬出作業中、端太角(大引材90mm×90mm× 3.0m)を駄目穴開口(600mm×600mm)より上部共同作業者に手渡し た際、端太角についていた桟木が駄目穴廻りのスラブベニアに引っかかり、共 同作業者が手から端太角を滑らせ、被災者の足の甲に落下し被災した。 実に実施する。 配筋上における移動は、LBマット敷きの作業通路を通るべし! 転倒 【発生状況】 鉄筋工 68歳 経験38年(就労53日) 配筋内に左足を踏み入れ、 転倒し、左手首を被災 【発生原因】 ①配筋上において作業通路が確保されていなかっ た。 ② LB マットを敷いていない場所を移動していた。 【再発防止対策】 ①配筋上の作業では、作業動線を明確にし、LB マット敷きの作業通路を確保する。 ②作業通路の設置について、関係作業員に周知さ せる。 被災者は地下1階基礎地中梁主筋配筋作業中、材料を取りに行く際に、耐圧 版下筋内に左足を踏み入れたところ、つまずき、前方へ倒れこみながら左手を 床についた時に、手首を痛めた。 17
© Copyright 2024 ExpyDoc