平成 28 年 3 月 24 日 [編集・発行] パストラール加古川 加古川市平岡町 新在家 1224-16 満開~皆様は何を連想しますか?~ 入学式…街にぴかぴかの〝1年生〟をたくさんみかける季節。 昔はあるのが当たり前だったのに、今の学校から消えつつあるものをご存じですか? 1、 黒板…ホワイトボードや電子黒板などがメジャーになりつつあるため、チョーク製造会社が 2、 3、 4、 5、 廃業するという事態にまでなっています。 チャイム…自分達で時計を見ながら行動する習慣を付けようという理由がある一方 近隣住民からの苦情で鳴らさない学校が増えています。 アルコールランプ…やけどや火事などの事故が多発したため、学校からも教科書からも消え つつあります。その代わりに実験用コンロやガスバーナーを使います。日常生活の中で火を 扱うことが減っていることも原因のひとつかもしれません。 消石灰ライン…グラウンドにラインを引く際に使用していましたが、触れると手がかぶれる などの可能性があるほか、目に入ると危険などという理由で使用しなくなりました。 名札…個人情報保護の観点や子どもを狙った犯罪が増えていることなどから名札を使わな い学校が増えています。靴箱にも名前の表記をしないという学校もあります。 昔は問題にならなかったことが、現代では問題になるケースが多いことに気付きます。 慣れ親しんだものが消えてしまうのは、寂しいですね。 <心をうごかす、新発見より> 〜ことわざ・比喩あれこれ〜 ◆春霞 「雨後のタケノコ」 ◆花は根に たなびく山の 雨が降った後はタケノコが生えやすいこと から何かをきっかけとしてある物事が続々 と発生すること 「タケノコ生活」 たけのこの皮を1枚ずつはぐように身の回 りの衣類・家財などを少しずつ売って食い つないでいく生活 「タケノコ医者(筍医者) 」 (筍がやがて竹になり藪になることから) 技術が下手で未熟な藪医者にも至らぬ医者 のこと <ウィキペディアより> ◆花見にと 桜花 見れどもあかぬ 君にもあるかな (紀友則) 鳥は古巣に 帰るなり 春のとまりを 知る人ぞなき(祟徳院・千載和歌集) 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の とがにはありける(西行) ◆桜花 咲きかも散ると 見るまでに 誰れかもここに 見えて散り行く(柿本人麻呂・万葉集) ◆あしひきの山桜花 日並べて かく咲きたらば いと恋ひめやも(山部宿穪赤人・万葉集) <声に出して読みたい和歌・短歌・俳句より> 卯月の語源と別の呼び名 卯の花が咲く時期なので「卯月」と 呼ばれるようになった説が有力。 陰月・卯花月・鳥來月・花残月・乾月・木葉採月など
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