素人の見た須磨の地勢や植生、そして歴史

共生のひろば 9号 , 101, 2
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4年3月
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素人の見た須磨の地勢や植生、そして歴史
遠井方子(六甲山の自然に親しむ会)
活動記録
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「六甲山の自然に親しむ会」は 2000 年から毎月 1 回、第 3 金曜日に六甲山を歩いて山の自
然に触れています。2013 年 12 月で 165 回を数えました。植物観察がメインですが、時には、
その場所に立って、周辺を見て、地勢や山の成立ち、人間の生活、関わる文学や歴史も感じる
観察会も含んでいます。
昨年は六甲山の四季の楽しさが主になっていましたが、今回は須磨周辺の観察に絞りまし
た。毎年冬場は少しコースを変えながら温暖な須磨を歩きます。その折々の観察記録です。
1.須磨浦公園内のみどりの塔・・・阪神大震災のモニュメント
2.須磨海岸植物や瀬戸内の照葉樹林の観察
3.急峻な鉢伏山登山・・山の成り立ち
4.高度経済成長、列島改造論と須磨・・高倉山
5.風光明媚の須磨と断層の関わり
6.自然と文化の関わり
平家物語一の谷合戦、源氏物語須磨の巻、謡曲の舞台(敦盛、松風,玄象等)、
万葉集、摂津と播磨の国境(芭蕉等の句碑)、須磨離宮 等々
記録写真を見て、様子を読み取って頂きたいと思います。
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