なにかをひとつ

3月所感
なにかをひとつ
狭山市立教育センター
所長
澤
田
剛
もうすぐ平成26年度も終わろうとしています。
本年度も「かしこく、心豊かで、健やかな“さやまっ子”の育成」に向け、各学校等で様々
に御尽力いただいたことと存じます。教育センターでも、少しでも、その御支援になるよう
にと各種の事業を進めて参りましたが、いかがでしたでしょうか。
なにかをひとつ/しるたびに/なにかひとつの/よろこびがある
なにかをひとつ/まなぶたび/なにかがひとつ/わかってくる
もっとしりたい/まなびたい/無限の道を/すすみたい
―
「なにかをひとつ」
やなせたかし
―
学べば学ぶほど、自分が何も知らなかったことに気づく。気づけば気づくほどまた学びた
くなる。
―
アルバート・アインシュタイン
―
去る2月20日、入間川小学校にて、教育センター研究委員会研究発表会を開催いたしま
した。当日は約150人の参加があり、充実した研究発表になったと自負しております。
「学び続ける者だけが教えることができる」と言いますが、今回の発表会で、特に御参会の
若い先生方の「もっとしりたい、まなびたい」という意欲をひしひしと感じることができ、
この意欲は、必ずや「“さやまっ子”の育成」につながると確信いたしました。
個人的なことで恐縮ですが、私は本年度初めての教育行政の仕事で、否応なく新しいこと
を学び続けた1年間でした。
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」
これもアインシュタイン博士の言葉ですが、まさに体験を通して学んだ1年でした。自分
が学んだつもりでいるだけで「“さやまっ子”の育成」に貢献できていなかったかなという
反省はありますが、「学ぶ喜び」を感じることができたのが、今年度一番の収穫でした。
最後になりますが、本年度もセンターの諸事業に対し、多大なる御理解・御支援を頂きま
したことに感謝申し上げます。来年度もよろしくお願いいたします。