〔 良い例 〕

科目名
比較教育制度論(特例)
開講期
2016 年度 秋学期
履修条件
なし。
担当者
単位数
君島
茂
配 当
年次
2 単位
-
授業の概要と目標
わが国を中心とする学校教育制度の発展の歴史を概観するとともに、主要国の学校教育制度、とりわけ幼児教育・保育制
度の改革状況について、最近の動向を取り上げる。主要各国がかかえる問題について分析し、わが国がかかえる幼児教育・
保育制度の改革課題との差異と類似点について理解をはかる。比較対照する国は、北欧諸国、西ヨーロッパ諸国、米国・オセ
アニア諸国および韓国である。
学習の到達目標
・学校教育の制度的発展の歴史について基礎知識を身につけている。
・主要国および日本の学校制度の基本的知識を身につけている。
・主要国の幼児教育・保育制度改革の 2 つの潮流について理解している。
・海外の主要国の幼児教育・保育改革の内容について、概略を説明することが出来る。
・日本の幼児教育・保育制度改革が抱える課題について、概略を説明することが出来る。
授業計画
回数
学習内容
学習課題(予習・復習)
1
学校教育制度の歴史①複線型から単線型へ
2
学校教育制度の歴史②日本の学校教育制度の変遷
3
学校教育制度の歴史③幼稚園・保育所制度の変遷
4
西欧の幼児教育①―ドイツ
5
西欧の幼児教育②―イギリス
6
西欧の幼児教育③―フランス
7
北欧の幼児教育①―フィンランド
8
北欧の幼児教育②―スウェーデン
9
オセアニアの幼児教育―ニュージーランド
10
アメリカ合衆国の幼児教育①ヘッドスタート計画など
11
アメリカ合衆国の幼児教育②キンダーガーテン
12
東アジアの幼児教育―韓国
13
わが国の幼児教育・保育制度改革
14
経済先進国の幼児教育・保育制度改革の動向
15
幼児教育・保育制度改革の方向性
1~3 の確認テスト
4~6 の確認テスト
7~8 の確認テスト
9~11 の確認テスト
学習内容備考
成績評価
評価方法
評価割合(%)
筆記試験
60
レポート
平常点
確認テスト
成果発表
作品
その他
40
100
評価備考
4 回の確認テストと修了試験を総合して評価を行う。
教科書
使用しない。毎回レジュメと資料を配布する。参考資料に関しても毎回提示する。
参考図書
泉千勢ほか『世界の幼児教育・保育改革と学力』明石書店
関連リンク
合計
2008 年。